33歳正社員経験なしの夫の転職は果たして成功したのか!?(3話)

夫に転職してほしい

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夫に転職して欲しいと切り出した妻、夫婦で挑んだ転職活動の最終話になります。

第1話

夫に転職してほしい

【ねぇ、転職しない?】夫に転職を切り出した妻がリアルを語る(1話)

2018.06.01

第2話

夫に転職してほしい

【旦那に転職して欲しい】夫婦で挑んだ3ヶ月の転職活動を妻が語る(2話)

2018.06.02

始めにリクルートのコンサルタントに言われたのが、転職は転職先を見つけることが目的ではなく、実際に勤め始めてからの環境(職場環境・福利厚生など)に満足して初めて「転職成功」と言うことです。

2話までの話しで主人は新たな職場をで働くことが決まりましたが、実際に転職してみて、前の会社と比べて「ここが違うな」と気付いたことは結構多くありました。

転職してまだ数日ではありますが、今感じている前の会社と今の会社のそれぞれの良し悪しを比較してみようと思います。大手と中小企業のそれぞれのメリットデメリットが明確に分かるので、転職する際の参考になれば幸いです。

もちろん、会社によって違いますが我が家の場合でお話していきますのであくまで一例として下さい。

転職して変化したこと

我が家の場合は、今回の転職は大きく括ると大手企業→中小企業への転職になります。従業員2000人超えの企業から40人前後の中小企業に転職しました。いわゆる、大手からベンチャー企業の転職です。

よく、ネット上で見かける大手と中小企業への転職のメリットデメリットですが実際転職してみて「そうそう!」と思うことありましたし、「ん?それは違う気がする…」という箇所もありました。

ベンチャー企業への転職をおすすめする理由を、数人規模の会社二社経験した筆者自らご紹介!

2019.12.02

今回は、実際に転職してみてのメリットとデメリットを比較していこうと思います。

前の会社(大手)と今の会社(中小企業)の比較

どちらにするか、どちらが優れているのか迷う…という人は多いのではないでしょうか。

どちらに魅力を感じたり重点を置くかは人それぞれかと思いますが、私は圧倒的に今の会社の方にメリットを感じました。

それぞれ、どこに魅力を感じたかについて前の会社と今の会社の場ですが赤裸々に以下に記載していきたいと思います。

安定・福利厚生

安定はネームバリューがある大手企業になりそうですが、実際に大手=潰れない・安定しているという考えはもう古いと思いました。実際に、大手でもある日突然潰れたり合併・吸収されることも珍しい時代ではありません。

福利厚生も、大手と比べると保養所や健康に関しての電話相談などの細々したサービスはないものの福利厚生もしっかりしているし、中小企業ならではのバースデー休暇や結婚記念日休暇、またインフルエンザの予防接種全額負担や家族手当といったありがたい福利厚生も多く、社員旅行や年末年始の懇親会のような家族の交流の場のようなものもあり、常に社長と社員の距離は近い状態であると感じました。

給与

大手の方が給与が安定しているのでは…と思われがちですが、大手は年功序列で給与も年齢に合わせて上がるようなところが多くて、いくら頑張っても会社の規則や決まりに左右されるところが多いので頑張り応じて上がることは前職の会社ではありませんでした。

現在の会社では、今の経験を高く買って貰えたのもあり異例の高い階級からのスタートであることや査定の際には社長が独断で決めるのではなく社員全員が個人について査定してから総合的に昇給やボーナスの額が決まるなど、中小企業ならではオリジナルかつ公平なスタイルでといったものが多いと感じました。

環境

これは人間関係もあるので実際に入らないと合う・合わないは分からないので大手だから中小企業だからといったことは関係ないと思います。

ただ、大手は割と人間関係がドライなのに対して中小企業は社内での人と人とのかかわりを大切にしていて割とコミュニケーションも密に取ることが多いようです。

確かに、前職は派遣の方も多くて入れ替わりや部署移動も頻繁なので飲み会や社内の人と飲みに行くとといった機会は年1~2回あるかないかの状態でした。なので、人と関わるのが苦手な人は大手の方が気分的に楽に仕事はできるかもしれません。

主人の場合は、環境が変わってからの感想を聞いたところ「前向きでモチベーションが高い人が多いのでやる気を刺激されるし、自分も頑張って成果を上げたいと思える。話しかけやすい人が多くて楽しい。」ととても充実した職場ライフを送っているようです。

やりがい

やりがいに関しては、当然中小企業に傾くと思います。転職歳先の会社もそうですが、頑張れば頑張っただけ査定も給与も上がります。

何より社長と従業員の距離がとても近いので、意見を言ったり提案をしたりといったことも早い段階でできるので物事がスピーディーに進んでいくということを実現することができます。

社長も、いいと思ったアイディアや新しいことはどんどん取り入れていく方のようで日々単調でない刺激的な毎日を送っているようです。

これが大手だと、企画書書→上司→役員→社長…と段階を踏まないと、なかなか実現しないことも多いので旬のいいアイディアも無駄になってしまうことが少なくないのではないのではないでしょうか。

自分で作り上げていく、ということが億劫に感じる人には中小企業はあまり向いていないように感じますが、自分で作り上げたりアイディアを提案していくという仕事が好きな人には断然中小企業をオススメします。

『どちらが自分に向いているか』を見極めて

大手が悪い、中小企業が悪いといったことではなくどちらも一長一短があります。

ただ、自分がどちらによりメリットがあるか、自分に合っているかを見極めてから転職活動するのも転職先で「こんなはずじゃなかった…」後悔しない為にも重要なポイントになると感じました。

転職前まで、「絶対に大手の方がいい!」と何となくネームバリューもありそのように考えていましたが、よくよく調べていると「大手は素晴らしい!」という固定概念がどんどん崩れていくのを感じました。

もちろん、自分に合っている職業であることも重要ですが、自分の生活や生活スタイルからどちらの企業を重点的に転職先にするかも大切なのだと今回の転職活動を経て思いました。

主人の手記~転職してみて感じたこと~

転職活動のありままの体験談を書かせて頂きましたが、参考になりましたでしょうか。
最後に、主人からこの記事を読んでくださった方にメッセージがあるそうなので代筆させて頂いて終わりたいと思います。

↓↓

こんにちは、転職活動の記事を読んで頂いてありがとうございます。
主人公(?)の妻の夫です。

今回の転職は、妻の協力なしては実現しないものでした。
私自身、元々かなりの面倒くさがりで転職するのも正直「面倒くさい」という気持ちと転職するような気力も体力もないくらいに前職の人間関係に疲れ果てていました。

それでも、家事・育児の合間にサポートを精一杯してくれて進めていくうちに次第に「こんなに頑張ってサポートしてくれてるんだから、何としてでも結果を出したい」という気持ちに変わってきました。

一人で孤独な気持ちで進める転職活動より、家族でシェアして家族が一丸となって頑張れたことが何よりも成功の秘訣だったように感じます。

本当にサポートしてくれた妻には感謝をしています、ここでも「ありがとう」という言葉をかけさせて貰います。
本当に、ありがとう。

転職を迷っている方、たくさんいると思います。
特に家族がいる方、「自分が養わないといけない」と無理矢理自分を奮い立たせて言いる人は多いのではないでしょうか。自分もその一人でした、辞めてたら家族が路頭に迷うと、転職してもどうせ今より年収は下がる、また1からとか面倒だし、転職活動するのも億劫、自分が我慢すれば…としか考えていませんでした。

そんな自分の背中を押してくれて、「いざとなったら自分が稼ぐ」と言って背中を押してくれたのが妻でした。
慎重派な自分に対して、妻は有言実行型でとても行動力があるタイプなので、在宅ワークしかやってないし下の子はまだ幼稚園にも行ってないのにどうやるんだよ、大口叩いてるなぁ(笑)と思わず苦笑しましたが、その気持ちがとても嬉しくて一歩を踏み出せました。

また、転職を控えていたりこれからしようかな…とご主人に相談を受けている妻の皆様。
生活がかかってるのに何甘いことを言ってるんだ、と突っぱねたりせずにどうして転職をしないのかご主人の会社の様子をよくよく聞いてあげて下さい。

家事や育児で毎日疲れているのにそんなの聞く余裕なんかない、と言わずに夜寝る前に少しの時間でも話を聞いてあげて下さい。
思ったより、ご主人の置かれている状況は切羽詰まっているかもしれません。

一人きりで会社と孤独に戦っている状況ほど、事態を悪化させるものはないのですから…。
そんな時、「私もサポートするから一緒に転職活動してみない?」という道を示してくれるのがとても救いの言葉に感じるのは間違いありません。私もそうでしたから…。

私の転職活動記録がお役に立てればいいですが、これはほんの一例です。
それぞれの環境や条件、また個人の希望によってまたガラリと変わるのが転職活動です。

自分の人生を決めるのは自分自身です、お金を稼ぐために仕事をするのももちろん必要ですが、その中に自分の仕事へのやりがいや楽しさを求めてもいいんだと、今回の転職で私は気づかされました。

追い詰められて逃げ場がなくなっていて苦しんでいる方に「少し視野を広く持って、転職をするのもありだな」と、選択肢のひとつとして考えて頂ければ嬉しいです。

この記事を読んだ当事者のご主人、そして妻の方々がご自身の納得される道をご選択できるとことを願っています。

末筆ながら、皆様のますますのご健勝とご多幸をお祈り申し上げます。

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