正社員と契約社員の違いを徹底解説。一概に正社員がいいとは言えない事実

正社員と派遣社員の違いを徹底分析

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“正社員として働くこと”

社会人になると、これこそ正しいなんて認識の人が多いと思いますが、以外にも好んで契約社員をしている人が多いのも事実としてあります。

言ってしまえば契約社員だって捨てたものではないのです。と言っても正社員と契約社員の違いや特徴がいまいち掴めていない人も多いので、今日はその違いや特徴にフォーカスを当ててお話ししていきます。

以外と変わらない部分が多かったり、契約社員でも正社員になれるチャンスが法的な観点から見てもあるので、知識を身につけておいて損なしです!

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契約社員と正社員の違いを比較

契約社員とは、企業側と期間を限定して契約をして働く従業員のことです。一般的に契約できる最大期間は3年とされています。

契約期間が切れると、契約を継続するか終了するかを選ぶことができます。継続をする場合は、改めて契約を行うことで雇用期間が延長され、特に継続を希望しない場合は契約期間満了をもって終了となります。

実際のところ、契約社員の定義は企業によって異なっていることもあります。契約社員として募集をしている企業に就職したいと思っているのであれば、雇用条件や雇用期間など詳細をしっかり把握しておきましょう。

企業によっては契約社員と呼ばずに、「準社員」「非常勤」「嘱託」「臨時社員」と呼ぶケースも存在します。

それでは、気になる契約社員と正社員の違いをいくつかご紹介していきましょう。

まずはバイトルさんで契約社員と正社員の違いを分かりやすくまとめた表がありますので、こちらの表の右側をご覧ください。

雇用形態によるメリット・デメリット

(引用元:BOMS 何が違うの?働き方の違いメリット&デメリット|派遣・請負・パート・アルバイト・正社員

表を見ると、同じ点と異なる点があることに気づくでしょう。この表の中身を中心に詳しく解説していきます。

雇用期間の違い

先ほども少し触れましたが、正社員と契約社員の大きな違いは「雇用期間があるかどうか」です。

正社員には雇用期間は定められていないので、辞意を表明するか定年するまで働くことができます。

一方で契約社員は雇用期間が定められています。雇用期間は原則として3年ですが、専門職の場合や60歳以上の場合は5年となることも珍しくありません。

業務時間の違い

業務時間にも差があります。

正社員は、その企業の社員全員が一律に定められた時間業務を行いますが、契約社員は雇用契約をする時に勤務時間が決められているため企業に縛られる時間が限られます。

さらに契約社員の場合、企業によっては面接時に自分の希望を伝えれば業務時間を考慮して契約してくれることもあるので、希望があれば企業側に申し出てみると良いでしょう。

転勤の有無

転勤があるかどうかは企業によって異なりますが、正社員の場合は勤務地を限定できないことの方が多いので転勤があります。契約社員は、契約時に勤務地が決められているのであれば転勤はないと考えて良いでしょう。

複数の雇用契約が結べるか

正社員の場合、今務めている企業とかけもちして別の企業で勤務することはできない決まりになっています。
しかし契約社員の場合は、1つの企業で週2日、もう1つの企業で週3日など、かけもちして働くことも可能です。

ボーナス

ボーナスは正社員であれば基本給の他に夏と冬に支給されます。その他に企業や個人の業績を判断して「業績賞与」が支給されることもあります。
契約社員の場合でも、企業によってはボーナス制をとっているところもありますが、業績賞与は受け取ることができない場合が多いようです。

昇給

昇給のタイミングにも違いがあります。正社員は1年に1回昇給のチャンスがあるのに対し、契約社員が昇給できるのは契約更新時になりますが、皆おはが皆昇給できるとは限りません。

退職金

正社員と契約社員で大きく異なるのは退職金の有無です。

正社員でも退職金制度がない企業もありますが、ほとんどの場合は退職時に退職金が支給されます。
しかし、契約社員には退職金が支給されることは滅多にありません。

正社員でも契約社員でも変わらないことは以外と多い

正社員でも契約社員でも変わらない事もあります。
では、どちらでも受けられるベネフィットを以下でご紹介致しますね。

社会保険

社会保険とは、厚生年金、健康保険、雇用保険、労災保険のことです。これは正社員にも契約社員にも完備されています。

有給休暇

有給休暇の支給日数も正社員と契約社員とで変わりません。契約社員でも一定数以上業務にあたっていれば、正社員と同様に有給が支給されるのです。

離職

会社を辞めたい場合は、憲法によって「職業選択の自由」が制定されているので、正社員・契約社員どちらの場合でも離職することができます。

契約社員の場合は、雇用期間が定められているので、期間満了となればスムーズに離職できるというメリットもあります。

正社員の方が俄然いいとされる理由

「安定しているから正社員になりなさい、と親に言われた」「契約社員として働くことに不安がある」「働くなら正社員の方がいいに決まってる!」と言う方もいますが、各々が目指すライフスタイルもあるので、こればかりははっきり区別をすることはできません。

契約社員でも正社員と同じ給料、もしくはそれ以上の給料をもらえる場合があるのも事実です。しかし、それは20代のうちだけといっても過言ではないでしょう。

契約社員には正社員のように昇給や退職金がないので、歳を重ねるにつれ将来が不安になってくるのです。若いうちは契約社員でもやっていけるかもしれませんが、結婚して家族を持った時に契約社員では段々と厳しくなってきます。

また、企業側がもし契約社員を必要としなくなった場合は契約更新をしなければ済むのですが、正社員は簡単にクビにできません。正社員はあらゆる面で企業に守られているのです。

契約社員が正社員雇用されるにはスキルありき

契約社員として働いているときに、重要な業務を担当していたり、その企業に必要なスキルを持っていたりすると、正社員として登用してもらえる場合もあります。

すべての企業で正社員登用制度があるかというと、そうではありません。
契約社員として契約する時に正社員登用制度があることを明記している企業もあれば、具体的に言葉にしない企業もあります。

契約社員から正社員になれるかは、「あなたが企業に必要とされる人材か」ということや、「その時、正社員の欠員が出ている」「業務拡大で正社員が必要」などの運次第でもあるのです。

法律改正「同企業で通算5年勤めると正社員になれる」は間違い

契約社員の中には、正社員になりたい、正社員同然に貢献しているのに、なぜ契約上だけ契約社員という扱いなのかと不満に思う人も多いでしょう。

そんな人に知ってほしいのが2013年に改正された労働契約法です。

無期転換ルールとは労働契約法の改正により、同一の使用者(企業)との間で、有期労働契約が反復更新されて通算5年を超えたときに、労働者の申込みによって無期労働契約に転換されるルール。

引用元:有期契約労働者の無期転換サイト

有期労働契約社員=契約社員のことをさします。この5年というのは、2013年から数えるので、厳密には2018年4月から適用されたルールです。

今まで、1年ごとに会社と更新手続きをするなど契約社員の方はしてきたと思いますが、通算で5年を超えた時点で有期労働契約社員の申し入れで無期契約労働契約に転換することが、企業に求められるようになりました。

無期契約社員とは毎年、もしくは3年契約等の契約期間を設けず雇用が保証されることをさします。5年以上勤めた会社であれば、申し出により決められた期間のみでの契約ではなくなるわけです。

これにより、「5年契約社員として働けばその会社で正社員になれるという法律ができた」と勘違いする人も多いですが、その認識は間違っています。

この法律改正のあと契約社員を正社員登用する企業などが増えましたが、法律上では正社員登用を義務付けているものではないので、無期契約社員という形の契約社員として扱うことも可能なのです。

正社員登用してない。今までと給与、労働時間など待遇面は同じ。ただ、労働期限は設けない→無期契約社員として認められる

このように必ずしも正社員登用しなくても、法的には認められてしまうわけです。

ただ、実際は有期契約社員を正社員にすることで、企業側に数十万の助成金が入る制度なども導入されているので法的な縛りはないですが、契約社員続けることで正社員になれる確率は低くはないと言えます。

正社員が不足していると答える企業も多いので、時代の流れを見る限りは契約社員でも正社員になれるチャンスはたくさんあるのです。

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契約社員が正社員にならない代表的な理由

ただ、企業が正社員不足に悩む反面、あえて正社員にならず契約社員を好んでる人もいます。そんな人の声を元にどんな方が契約社員に向いているのか見ていきましょう。

時間に束縛されたくない

主婦や介護しなければいけない人がいる場合、長時間働き場合によっては残業もある正社員より、契約社員として働く方が時間を決めて働けるので助かります。

責任をとりたくない

正社員として働くと、何かミスをした時に責任をとらなければいけません。場合によっては減給となることもあります。

飽きっぽい性格

物事が長続きしなかったり、飽きっぽい性格の人は契約期間が自分で選択できる契約社員に向いています。

いろんな企業の業務を経験したい

契約社員は雇用期間決まっているので、契約が切れると継続しない限り次の仕事を探さないといけません。いろんな企業の業務を経験して、スキルを向上させたい方におすすめです。

キャリアアップは転職エージェントに相談するのが1番!

世間的には正社員がいいなんて認識があるものの,、双方にメリットがあり契約社員も捨てたものではない!とお判りいただけたのではないでしょうか?

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