#私のキャリア失敗談Vol.8|インプット→即アウトプットって転売しているのと同じですよね?

『みんなのキャリア相談室』新企画「#私のキャリア失敗談」。これは、さまざまな分野で活躍する方の社会人生活のしくじり・失敗談を紹介する企画です。

 

第7弾の今回は現在、現役キャリアコンサルタント、そして飲食店コンサルタントとして活躍されているタルイタケシさんの経験談を紹介します。

 

はじめまして、キャリアコンサルタントのタルイです。私のミッションはクライアントのキャリアを失敗させないことです。

 

ですが、私自身は反面教師のようによく失敗してます。

 

ここから私の最大の失敗をお話しします。

 

【私のしくじり数字】『10年』

 

いきなりクイズです。

 

私はある失敗を10年してしまいました。何でしょうか?

 

 

 

 

正解は、私がインプットをサボった期間です。

 

私は35歳まで一日1冊読書をするという習慣を自らに課しておりました。

 

それは私が29歳のときに読んだ本で「人間の脳は35歳を境にインプット主体からアウトプット主体に変わる」ことを知ったのです。

 

インプット主体でなくなるとは、単純にもの覚えが悪くなると言うこと。

 

アウトプット主体になるとは、人間って歳をとるとだんだんダジャレを言うようになりますよね。

 

ダジャレとはインプットしたものが、頭の中で組み合わさってアウトプットする

 

あれがアウトプット主体ということです。

 

「このままではいかん。本を読もう!」20代の私は一念発起。

 

それまでは漫画本しか読んでいなかった私がビジネス本を貪るように読みまくりました。

 

あなたはひょっとして「1日一冊なんて無理だろう」と思うかもしれませんが

 

同時に読書術も身につきまして、200ページくらいのビジネス書でしたら60分ぐらいで読めるようになりました。

 

この読書習慣。

 

35歳になったときにピタリとやめてしまったのです。

 

理由は前述したとおり「インプット35歳限界説」を信じていたからです。

 

さてこの「インプット35歳限界説」

 

結論を言うと”嘘”でした。

 

なぜわかったかと言うと45歳のときに試験勉強をきっかけにめちゃくちゃインプットしまくったら、意外なくらいに頭に入るのです!

 

むしろ昔よりも記憶に残る。

 

そう!この事実から分かった事は私はその本に書いてある内容を曲解していました!

 

今となっては真実はわかりません。

 

グーグル先生に訊いても「インプット35歳限界説」なんてヒットしませんでした。

 

つまり私は、インプット35歳限界と勝手に勘違いして10年間もインプットをサボってしまった先生です!

 

まさに失われた10年を過ごしたのです。

 

 

 

 

Q.タルイさんが辛い時・落ち込んでいた時に支えられた本は?

 

内村鑑三「後世への最大遺物

 

 

 

そんなインプットで10年しくじった私からの提言があります。最近の「インプット→即アウトプット」についてです。

 

これって最近よく目にしたり聞いたりするフレーズです。

 

読書でもセミナーでも対談でも、情報をインプットしたら即アウトプットしなさい、という教えですね。

 

このことについての私の見解ですが、おそらく昔の私がしくじったように本来の意味を勘違いして世間に拡まっている教えだと思います。

 

どういうことか?

 

インプットとアウトプットの間には必ずプロセスがあるのです。

 

インプット(購入)→プロセス(使う)→アウトプット(売るor捨てる)

 

プロセスを挟まなかったらただの「転売」ですよね!

 

インプット即アウトプットを人間関係で考えてみましょう。

 

上司から仕事が振られる(インプット)

あなたがそれを部下にそのままアウトプットする

 

これではただの丸投げですよね!

 

右から聞いた話(インプット)を左の人に喋るだけ(アウトプット)

 

これではただの軽薄な人ですよね。

 

インプット→即アウトプット

 

これを最初に提唱した方はどなたか存じませんが、私が昔「インプット35歳限界説」と勝手に勘違いしたようにおそらく最初の意味は違っていて、伝言ゲームように他人を介するうちに意味が変わってしまった可能性があります。

 

実際に私もインプット→即アウトプットやってみました。読んだ本をnoteで読書感想の記事を書いたことがあります。

 

全然頭に残りません。

 

どうやったら記憶に残るか?

 

読書でしたら、書いてあることをただ書き写すのではなく

 

・本書において著者が伝えたいテーマ(問題提起)は何か?

・その問題に対する著者の主張は何か?

・その理由は?その根拠はあるのか?

 

と最低これだけでも自分でノートにまとめてみると読書を通じて著者と対話した気分になります。

 

読書とは「書を読む」ものではなく「読んで書く」ものと捉えてみてはいかがでしょうか?

 

またアウトプットすることを”行動”と考えてみると。

 

行動することを前提とすれば、情報収集はインプットとなり即行動に結びつきやすくなりますね。

 

おそらくインプット即アウトプットの本来の目的は、読書やセミナーで情報を得て”意識改革”するだけではなく、、実践して”行動改革”することが本来の目的なのではないでしょうか。

 

時間を置いてしまうと行動するのが面倒になりますよね。だから、そのために即アウトプットする!

 

これだとすんなりとお腹に落ちます。

 

どこかのセミナーに参加して講師の方から「インプット即アウトプットですよ!」と言われたからと言って「セミナーに行って感動しました!」とTwitterでタダで広告宣伝して拡散してあげることが、インプット即アウトプットではないということです笑

 

最後にまとめです。大切なポイントは2つ。

 

●インプット<アウトプット

また他人から聞いた情報を、そのまままるっと別の人に喋るのではなくその話の裏付けや自分の体験などを付け加えて喋ってみる。

 

●インプット➗アウトプット

インプットをアウトプットで割ることを生産性と呼びます。

 

「セミナー行きました!」とTwitterでタダで広告宣伝して拡散することが、あなたにとって何を生み出す時間なのかを一度考えてみる。

 

タダで宣伝してあげることが悪いことではなく、自分にとってどうなのかも考えてみる事はとても大切な事だと私は考えます。

 

この記事の私を反面教師として、あなたがよりよく生産性の高いキャリアであること祈ります。

 

最後まで読んでいただいてありがとうございました。

 

 

このエッセイを書いたのは・・・・

 

タルイタケシ

現役キャリアコンサルタント/バリバリの飲食店コンサルタント。

 

ひょんなことからブラックな企業のコンサルをやってしまい、働く人が接客業なのに笑顔になれない現状に心を痛める。

 

「売上至上主義」のコンサルから、生産性と働く人の心理的安全性を重視したコンサルへ。

 

noteでそのノウハウを公開中

 

note:https://note.com/foodbizinv

 

 

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