「”いいね”に振り回されたくない!」急増するSNS疲れの原因とは?SNSを便利に楽しく利用するための対処法

日常でTwitterやInstagram、LINEなどのSNSを使っていて、「職場の人も見ているから写真に注意しないと。」「あの子の生活うらやましいな……。」と思うように楽しめていないな、と感じることはありませんか?

 

情報を集めたり、連絡ツールとしてライフスタイルに欠かせないSNSですが、近年SNS疲れしている人が急増しています。

 

適切な距離感を持って利用することが、楽しくSNSを活用するためのコツです。この記事では、SNS疲れの原因や和らげる対処法を紹介します。

 

投稿の反応を気にしすぎてしまう方や他人の投稿と自分を比べて落ち込んでしまう方は、ぜひ参考にしてくださいね。

目次

SNS疲れとは

 

SNS疲れとは、TwitterやInstagram、Facebookなどのソーシャルネットワークサービスを使用しているときに、他人とのコミュニケーションや情報の多さ、現実世界との比較などによって煩わしさや疲れを感じてしまうことです。

 

株式会社アスマークによると、20〜60代男女の42.7%がSNS疲れを感じているという調査結果になりました。(参照:SNSで”疲れたこと”はありますか?~SNS疲れに関するアンケート調査~ | 株式会社アスマーク(PR Times

 

今やほとんどの人が利用するSNSですが、実は自分や他人の投稿に翻弄される生活やそれぞれのサービスの特徴に疲弊してしまい、SNSから離れていく人も増えているのです。

 

SNS疲れがはじめて日本で言われ始めたのは、10年以上前。インターネットでコミュニティーや友人とつながる「mixi」というSNSが流行ったときでした。

 

気になる人物がmixiを開いているのかチェックできる「ログイン情報」や、誰が自分のプロフィールを閲覧したか記録される「足跡」が気になり、ログインし続けてしまい、思うように楽しめないと指摘され始めたのです。

 

・サービス名にちなんで、実名だからこそ投稿に躊躇してしまう「Facebook疲れ」

 

既読したかどうかが分かってしまうために返信の義務に疲れる「LINE疲れ」

 

インスタ映えの生活に振り回される「Instagram疲れ」

 

いいねやリツイートなどの反応に気持ちが浮き沈みする「Twitter疲れ」

最近では、このようにそれぞれSNSによって呼ばれることもあります。

SNS疲れの原因

現代の生活と切っても切り離せなくなっているSNS。プライベートでの身近な人とのコミュニケーションはもちろん、ビジネスでも欠かせない存在となっています。

 

そんな便利なサービスのはずなのに、なぜ疲れてしまうのか原因を探ってみましょう。

SNSを見るのがクセになっている

友人が今何をしているのか、気になる人がどのような気持ちなのか知りたくて落ち着かなくなり、隙があればスマホをいじって、TwitterやInstagramを開いていませんか?

 

最新のニュースや好きな有名人の最新情報をチェックするのに、SNSを利用している人もいるでしょう。

 

SNSをチェックするのが自然とクセになっているのです。

 

SNSを長時間眺めていると、過剰な情報に追われて頭が疲れてしまいます。また目や姿勢が悪くなるなど、体にも悪影響が。「SNS疲れ」の言葉通り、SNSの頻繁な使用は身体の疲れに繋がるのです。

他人と自分のライフスタイルを比較してしまう

自分が落ち込んでいるときに友人の幸せそうな投稿を見て余計に悲しい思いをした、という経験がある方もいると思います。

 

持っているブランド品やおいしそうな食事など、楽しんでいる様子を自分の生活と比べてしまい、羨ましいと思ったり自分が惨めに思えたりして劣等感を感じるのです。

 

また、必要以上に自分を大きく見せようとして、見栄を張った投稿をする人もいるはず。本来の自分とかけ離れた投稿は、罪悪感を抱くだけです。

 

ありのままの自分を発信できなくて窮屈に感じ、投稿するたびにプレッシャーがかかるとそれはストレスとなっていきます。

反応が気になる

自分の投稿にどのくらいの数の反応があったのか、数字を気にしすぎるのもSNS疲れの要因になります。「いいね」の数やフォロワーの数を稼ぐためにひたすら考えあらゆる手段を試すのは疲れてしまいますよね。

 

また、自分自身の満足度とは裏腹に、他人からの評価が悪いと自分が否定されたような感覚に陥ってしまうでしょう。

 

心ない誹謗中傷のコメントがされれば、なおさらです。ひどい場合、心を病んでしまったり、体調を崩してしまったり、心身ともに悪影響があるでしょう。

知りたくない情報まで入ってくる

SNSはいいね!やリツイートなどの機能によって、自分は元々興味関心がない情報もたくさん目に入ってきます。

 

視野が広がる点では良いことなのですが、自分の知りたくなかった情報まで入ってくると、それがストレスとなりSNS疲れの原因に。

 

・ショッキングな画像や動画

・好きなものに対する悪口・批判

・友達の裏アカウント

・楽しみにしていたドラマや映画のネタバレ

このような情報に心理的ダメージを受けてしまうのです。

SNS疲れの対処法

 

便利なSNSを最大限活用して楽しく利用できるために、すぐに実践できるSNS疲れの対処法を紹介します。

SNSを見る時間を制限する

物理的にSNSから離れるために、タイムラインを追う時間に制限を設けましょう。

 

「5分だけInstagramのストーリーをチェックする」

「この時間からこの時間はTwitterを見ても良い時間!」

このように時間を決めることで、必要以上の閲覧を避けられます。時間を決めるのが難しければ「あのニュースに関するツイートだけ見る」などと、範囲を限定するのもオススメ。

 

今のスマホの中には、アプリごとに閲覧時間を決められる設定があるものもあるので、それを活用するのも良いでしょう。

 

長時間スマホやパソコンに向き合っていると心身ともに疲れてしまうので、SNSと距離をおくことは心と体の健康を保つのに有効なのです。

 

デジタルウェルビーイングとは|スマホとの心地よい距離を知ろう【実践方法】

自分の好きなライフスタイルを送る

他人の投稿に劣等感を抱いてしまうのは、自分のライフスタイルに自信がないことが要因として考えられます。

 

SNSは、良い出来事も悪い出来事も起こる人生のたった一部分を切り取っただけにすぎません。投稿内容だけで他人と自分を比べる必要はないのです。

 

SNSを見るたびに他の人と比べて落ち込んでしまうなら、自分の趣味に打ち込んだり好きなことを追求したりして、現実世界の生活の質を向上させましょう

 

好きなことをしていると胸を張って日常を送っていると自然と自信が湧き、納得感のあるライフスタイルが送れます。

 

趣味がない大人必見『超簡単』趣味探し|全100種のおすすめ趣味一覧

通知をオフにする

緊急のケースが発生しないようなSNSアプリは、過剰に反応を気にしないためにも通知を切っておきましょう。

 

いいねやフォロワーなどのお知らせが届くたびに、SNSは気になってしまうもの。思い切って通知がこないように設定しておけばSNSから意識を離せます。

 

SNSにとらわれず、仕事や遊びなど今目の前で起こっている出来事に集中できるようになるでしょう。

等身大の投稿を心がける

ありのままの自分で投稿するように心がけましょう。

 

フォロワーに対し「素敵な人だと思われたい!」と必要以上に見栄を張ると、毎回同じクオリティーを模索しないといけないため、自分が作り上げたキャラクター設定にプレッシャーを感じるようになり、自分自身を苦しめることに。

 

自分が何者なのかわからなくなってしまうまでSNSに疲れてしまっているなら、できるだけ等身大の投稿を心がけると良いでしょう。

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