落ち込んでいる部下をなんて励ませばいい?励ましの言葉のNG例・OK例|励ます時のポイントも紹介

落ち込んでいる人を励ますことは意外と難しいですよね。

 

「励ましたいけれど言葉がわからない」
「励ますつもりが怒らせてしまった」

このように励ましたい気持ちがあってもうまく行動に移せず、悩む人もいるのではないでしょうか。

 

この記事では励ます時のNGワードとおすすめの励ましの言葉、さらに励ます時のポイントを紹介します。上手に励ますポイントを押さえれば人間関係も心配無用。いつまでもへこんでいる部下も問題なしです。

 

実践しやすい方法を紹介しているので、参考にしてください。

励ましの言葉NG例

 

よく「励まし」として使われる言葉の中でNGワードを紹介します。

 

「相手の心の状態」がキーポイント。同じ言葉でも相手の状況、心情によってはOKにもNGにもなり得るので「取り扱い注意」の言葉と考えてください。

「頑張れ」

よく励ます言葉として使われがちな「頑張れ」という言葉ですが、これは1番気をつけるべきNGワード。相手の状況によっては「頑張れ」の言葉がさらに精神的に追い詰める原因になりかねません。

 

例えば頑張っても上手くいかずに深く落ち込んでいる人はすでに頑張り過ぎている人。その人にさらに「頑張れ」と声をかけるのはまさに傷口に塩を塗るようなものです。

 

「君はもっと頑張れる」「まだまだ頑張っていない」との意味で捉えられ、精神的負担を増加させてしまいます。口癖のように「頑張れ」を使ってしまう人は、相手の様子をよく見るように気をつけましょう。

「気持ちはわかる」

「気持ちはわかる」もNGワード。落ち込んでいる時は自分のことでいっぱいいっぱい。素直に他人の言葉を受け入れる余裕はありません。

 

「わかるよ」と共感してくれても「わかる訳がない!」と思ってしまい、さらに孤独感やストレスを感じてしまうでしょう。相手の思いやりを素直に受け入れるにはある程度の心を落ち着きが必要なのです。

「何とかなる」

根拠もなく「何とかなる」と言うのは避けましょう。「何とかなってたら、こんなことになってない!」と反感を抱くかもしれません。

 

ダメージを受けた直後の心はまるでぱんぱんに膨らんだ風船のよう。ちょっとの刺激でパンッと割れてしまうほど周囲の態度や言葉に非常に敏感になっています。

 

相手の心情を観察し、適切な時期に「何とかなるよ」と伝え、一緒に策を考える協力体制にあることを伝えましょう。

「人生、そういうもの」

「人生、そういうもの」は「だから諦めなさい」に受け止められる可能性があります。「今より安心できる状況を期待しても無理」と言われているようで絶望感を抱いてしまうかも。

 

周囲にも目を向けられ、「他の人のように自分もこの試練を乗り越えられる」と前向きになれるにはもう少し心を落ち着ける必要があります。

「忘れよう」

落ち込んでいる人に明るくさらっと「忘れよう」と言ってしまうのもNG。落ち込んでいるときは100%辛いことで心は支配されている状態。そこに「忘れよう」と言ってしまうとますます忘れられなくなってしまいます

 

「〇〇するな!」と言われて、かえってやりたくなってしまった経験はありませんか?それと同じ現象が起きるのです。

 

一度向き合わないと辛いことを忘れることはできません。忘れることではなく、まずは向き合うことを応援しましょう。

「何かできることがあったらいつでも言って」

「何かできることがあったらいつでも言って」もNG。落ち込んでいる時はどんな言葉もネガティブに解釈しがち。

 

相手が本気で手を差し伸べてくれていても「どうせ言葉だけでしょ」「心配かけてしまって自分はダメ人間だ」とさらに落ち込んでしまいます。

 

落ち込んでいる状態ではSOSを発信するのも難しいもの。「いつでも言って」と依頼せず、相手のために自分ができることを自ら考えて行動しましょう。

おすすめの励まし言葉

 

励ましたい時のおすすめの言葉を紹介します。言葉を選ぶときのポイントは相手と自分を切り離して考えること。

 

「自分だったらこう言ってもらえると嬉しいから」の考えはNG。相手も同じように嬉しいとは限りません。相手に対する自分の気持ちをストレートに伝えることで励ましましょう。

「頑張ったね」

「頑張れ」ではなく「頑張ったね」。結果がどうであれ、これまで懸命に努力してきた姿を認め、労う言葉です。自分の努力を「頑張ったね」と認めてくれる人がいることはとても心強く感じるもの。

 

結果が思い通りでなかったとしても「これで良かった」と自己肯定感を感じます。辛いことを乗り越えてまた前を向く勇気が湧いてくるでしょう。

「大丈夫」

「大丈夫」も励ましの言葉としておすすめ。失敗や挫折で心が不安になっている人はネガティブ思考になりがち。「大丈夫」と言っても最初は「大丈夫じゃない!」と否定するでしょう。

 

それでも「大丈夫」と伝え続けることで自己受容を促す効果が期待できます。「どんな状況でもあなたはあなたのままで『大丈夫』」という気持ちを込めて、何度も「大丈夫」を伝えましょう。

 

自己否定の気持ちが薄れ、「こんな自分でも大丈夫かもしれない」と自己受容が始まるまで「大丈夫」と励ましてください。

「応援しているよ」

相手の状況とは切り離して「自分の気持ち」のみを伝えるこの言葉も励ます効果が期待できます。「あなたがどういう状況になっても自分はあなたを応援している」と素直に伝えることで、大きな安心感を相手に感じてもらえます。

 

「こんな自分でも応援してくれている人がいる」という気持ちは自己肯定感につながり、落ち込んだ心から回復するエネルギーになるでしょう。

「人生にはプラスになることしかない」

この言葉は心が落ち着き始めた頃に使いましょう。心のダメージが薄れ、余裕が生まれると他人の言葉を受け入れられるようになります。リフレーミング効果のあるこの言葉はその時が効果的です。

 

リフレーミングとは同じことを見方をかえることで感情をコントロールする方法のこと。リフレーミング効果のあるこの言葉で、今回の失敗を自分が成長するために必要な試練だと思い直せるのです。

励ますときのポイント

 

励ますときには次のポイントを意識するようにしましょう。

相手の状態を観察する

「落ち込んでいる」状態でも、大きな精神的ダメージを受けた直後と時間が経過してからでは心の状態は変化しています。話を聞く態度や言葉の種類、話の内容に注目し、観察してみましょう。

 

・何も言っても否定的な返答をする
・自己否定が強い
・最後まで話を聞かない

このような時はまだ不安や悲しみでいっぱいいっぱいの時です。

 

・ダメージを受けた時のことを話すようになる
・前向きな発言をする
・他の人の話に耳を傾ける

このような様子が見られれば、心が落ち着き始めているので励ましの言葉が心に響きやすくなっています。

 

同じ励ましの言葉をかけてもその時の心の状態に合っていなければ相手の心には届きません。相手の心の中は不安や悲しみがどのくらい占めているか、注意深く観察しましょう。

相手を受け入れる

励ましたい時は積極的に話しかけるよりも相手を受け入れることに重点を置きましょう。落ち込んだ直後で人の声を聞くような余裕がない時は、まず、不安や悲しみが心から少しでも無くなるよう手伝ってあげることが大切です。

 

・温かいまなざしを心がける
愛する我が子を見守る親のまなざしを想像しましょう。「自分はこの人をとても大切に思っている」と強く感じるとまなざしは温かく柔らかいものになります。

 

・最後まで言葉をはさまず傾聴する
疑問が湧いても否定したくても話を途中で遮るのはNG。時間がかかっても、相手が気のすむまで話をさせてあげましょう。

 

・肯定のボディランゲージを使う
「そうだね」と相づちをうつ、肯定を表すボディランゲージを心がけましょう。親しい関係であれば、肩や腕に手を置く、ハグするなどのボディタッチも有効です。しかし、相互に親近感を抱いていない場合のボディタッチはハラスメントに発展する可能性もあるので注意しましょう。

このような相手を受け入れる態度をとることで「私はあなたを大切に思っている」というメッセージが伝わり、不安な気持ちが小さくなっていくでしょう。

共感する

相手の不安が少し小さくなってきていることを感じたら、共感してあげましょう。相手の話を自分のことのように考えてコミュニケーションを取ることで、相手も自然と心を開きやすい環境になります。

 

話の流れや表情をよく観察しながらしっかり話に耳を傾けましょう。相手の感情や事実をバックトラッキングするとさらに安心して話してくれます。

 

バックトラッキングとは相手の言葉を全部あるいは部分的にオウム返ししながら会話すること。安心感を与える効果があります。相手の話を要約しながらバックトラッキングすることで、気持ちの整理を手伝えるでしょう。

 

辛かった気持ちを洗いざらい言葉にできればもう不安は解消されているはず。言葉ではなく「聞いてくれたこと」に励まされているのです。

 

【共感力とは】共感力で人間関係が上手くいく!日常でできるトレーニング方法を紹介

リフレーミングする

励ます時には「リフレーミング」もおすすめの方法です。

 

リフレーミングとは、同じことを見方をかえることで感情をコントロール方法のこと。グラス半分の水を「半分しかない」から「半分も残っている」と意識的に捉えることでポジティブな感情になりやすくするのです。

 

時間が経って少し冷静に考えられるようになってくると相手の言葉は増えてきます。自分の気持ちやダメージを受けた時の状況、今後についてたくさん話すことでさらに不安な気持ちを解消しようとしているのでしょう。

 

しかし不安な気持ちがまだ残っているとネガティブな言葉になりがち。そこでリフレーミングでネガティブ思考をポジティブ思考に誘導し、不安な気持ちが心から流れてしまうようにしてあげましょう。

 

最近話題のリフレーミングとは!?感情をコントロールできるリフレーミングのススメ

アサーティブコミュニケーションを心がける

ダメージを受けた直後から比べるとかなり落ち着いた状態になった人にはアサーティブコミュニケーションを心がけましょう。

 

アサーティブコミュニケーションとは相手の気持ちを尊重しながら自分の意見を伝えるコミュニケーション。アサーティブコミュニケーションを使えば落ち込んでいる人にさらなるダメージを与えずにアドバイスを伝えることができます。

 

ミスでいつまでも落ち込んでいると周囲の仕事に影響が出てしまうかも知れません。落ち込んでいる気持ちをよく聞き、共感する一方で、進めて欲しい業務を伝える必要もあるでしょう。アサーティブコミュニケーションによって気持ちに寄り添い、励ましつつ、自分の意見も伝えられるのです。

 

【アサーティブとは】注目のスキル!アサーティブコミュニケーションで良好な人間関係を築こう

まとめ

 

「あの言葉に救われた」

 

励ましの言葉が持つ威力は誰もが一度は体験しているかも知れません。

 

落ち込んだ人がいれば自分も同じような響く言葉をかけてあげたいと思いますよね。気の利いた言葉ではなくても、ただ「そばにいるよ」と伝えるだけで人は孤独から解放され、前を向けるようになります。

 

人と人とのつながりでできている社会では「励ます」はとても大切な行動の1つ。まずはストレートに自分の気持ちを伝えましょう。

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