映画撮影、会議、合コン…自宅でもできる!最速リモート化対応まとめ

いくら世界でIT化が進んでいても、対面でないと不可能なこともあるでしょう。しかしそんな中、今まで「対面でないと不可能」と思われていたものが次々とリモート化されています。

 

この記事では15個のリモート化対応を紹介。「仕事で打撃を受けている…」とお困りの人は、アイデアを得られるかもしれません。

目次

就職・転職活動

これまでは対面での面接や説明会が主だった就職・転職活動。ここ数年選考にWebを利用する企業も増えてきましたが、Web面接・説明会を導入する企業が大幅に増えているようです。

 

株式会社ディスコの調査によると、2020年からで新たにWebセミナーを導入した企業は34%。Web面接を開始した企業は、24.1%にものぼります。(864社中)

 

さらに57.3%の企業が「Webセミナーを今後も利用したい」と回答。これを機に就職・転職活動に大きな変革が起こっています。

・日本各地の会社の選考を受けられる
・海外にいても選考を受けられる

このようなメリットがあるWeb選考ですが、慣れていないと「部屋が暗い」「電波が悪い」などのトラブルも起こります。

 

企業・求職者双方で新たな対策が必要になるでしょう。

会議

Zoomやスカイプなどのオンライン会議ツールにより、オンライン上で会議を行えるようになりました。

 

配布資料準備や移動の手間が省けて便利な一方、このようなデメリットもあります。

・電波が悪くなると伝わりづらい
・家族の理解が得られない
・ツールのセキュリティ面に不安がある

しかし各企業がこれから使い続けて対処法を見つけていけば、これらのハードルを乗り越えられるでしょう。さらに「対面で営業しなければならない」という今までの当たり前が、なくなるかもしれません。

授業

「授業のために登校」が主である学校でも、自宅で受講できるようにオンライン授業が開始されています。

 

大阪大学ではZoomなどを利用してオンライン授業が実施されている様子。岐阜県でも、4月20日から全県立学校でライブ配信によるオンライン授業開始が決定されています。ライブ配信を見れる環境がない場合、DVDを貸出して対処するそうです。

 

参考:NHK 岐阜 休校中の全県立学校でオンライン授業へ 新型コロナ

 

・インタラクティブな授業が難しくなるのでは
・理解度に変化はあるのか

これらにどんな影響があるのか、実施結果に注目していきましょう。

イベント

セミナーや講演といったイベントも、オンラインで行われています。

 

株式会社ZUUが運営するZUU onlineでは、経営者対象のウェビナーを開始“ウェビナー”とは、ウェブとセミナーを組み合わせた言葉で、オンラインで行われるセミナーを指します。

 

普段はオフラインイベントの掲載が多いPeatixでも、オンラインイベントの掲載数は1341にまで増加中。(2020年4月11日現在)さらにオンラインイベント相談窓口の設置も開始しています。

「イベントを開催予定だったので、オンラインに切り替えなければならない」
「オンラインイベントを行ったことがないので、どうすれば良いかわからない」

このような突然のトラブルに対処してくれるでしょう。

飲み会

ZoomやLINEなどオンライン通話ツールを使用しての飲み会が流行中。地元や海外の友達、普段は忙しくて会えない人とでも、気軽に飲み会を開催できます。自粛中の孤独感を緩和してくれるでしょう。

 

Zoomでは、3人以上で40分以上通話する場合は有料会員登録が必要。Zoomの有料会員が重宝されそうですね。

 

ただし、自粛中だからこそ飲み会を断りづらいデメリットも。

「別のオンライン飲み会がある」
「これを機にデジタルデトックスをしているから、連絡に気づかなかった」

ただでさえストレスの多い自粛中により負担を感じないため、無理のない理由を考えておきましょう。

 

無駄な飲み会から永遠に回避【見極め方・対処法】

合コン

なんと、合コンもオンラインで開催できます!オンライン会議ツールを提供するZoomでは、新たに「Zoom婚」をリリース。

①Zoom婚のLINEを登録して、質問に答える
「グループの性別」「グループの人数」「平均年齢」

②幹事同士をマッチング

③会場となるZoomのURLの発行

上記のステップで、合コンを開始します。Zoom婚のTwitterによると、2020年4月16日時点で93人が登録しているそうです。

 

海外でもHERE/NOWという、Zoomを使用したマッチングサイトが開設されました。

 

Zoom婚と異なるのは、「全ての性自認・性的指向の人も大歓迎」と記載してあるところ。Zoom婚では「男性」「女性」とわかれているので、今後どのような動きがあるか注目です。

表紙撮影

講談社のファッション雑誌「ViVi」の2020年6月号の表紙は、モデルによって自宅で撮影されました。

 

表紙起用予定だったローラは現在ロサンゼルス在住のため、帰国できなくなってしまったそう。それを受けて、スタイリストもヘアメイクもつけずに自宅で表紙撮影を行いました。

 

「一番そばにある幸せ」をテーマにした表紙から、「外出できないからこそ、今の自分を見つめ直そう」と励まされますね。

 

参考:モデルプレス ローラ、自宅で「ViVi」史上初の表紙撮影 コロナ影響で帰国できず

ECサイト商品画像撮影

雑誌の表紙撮影に引き続き、ファッションブランドのZARAでも商品撮影がモデルの自宅で行われました。

 

外出自粛中のモデルが多い中、自宅に商品を送ってスマホなどで自由に撮影してもらったそう。

「いつもの白バックの写真より、服が欲しくなる」
「自宅がおしゃれすぎ」

Twitterではこのような意見を発見しました。自宅という身近なシチュエーションで撮られた写真はイメージが湧きやすく、「自宅撮影の方が売上が増加」なんてこともあるかもしれません。

 

参考:FASHIONSNAP.COM 「ザラ」新作ルックは外出自粛中のモデルが自宅で撮影、セルフィーで商品紹介も

取材

株式会社Cyber Nowでは、Webメディア「新R25」のコンテンツとして、インフルエンサーによる商品・サービス体験から取材までをリモートで行うサービスを開始しました。(おうちアド)

 

起用できるインフルエンサーは堀江貴文や菅本裕子(ゆうこす)など。実際に体験してもらうことで、リアルな体験を発信できます。

CM撮影

4月10日から大塚製薬のYouTubeチャンネルで公開が開始された「ポカリスエット」のCMは、キャストがそれぞれスマホで撮影した映像をつなぎ合わせたものです。

 

本来は集まって合唱する予定が、不可能に。しかし今の中高生はスマホでの自己表現が得意なことから、このような形に切り替えられたそうです。

 

実際にCMとして形になるまで、出演者自身もどうなるかわからない不安やワクワクがありますね。

 

またYouTuber兼お笑い芸人のフワちゃんも、自身のSNSでリモートCM撮影の様子をアップしていました。今後、リモートでのCM撮影が増えるかもしれません。

テレビ出演

「王様のブランチ」や「スッキリ」、「羽鳥慎一モーニングショー」など、各局のテレビ番組でゲストやコメンテーターがリモートによって出演しました。

・近所迷惑にならないよう、小声でツッコミ
・会話の途中に犬の鳴き声

このようにリモートだからこその異例事態も見受けられました。

 

特に報道番組ではリモート出演しながら情報を伝えることで、より緊迫感を出せそうですね。

天気予報

イギリスのBBC Newsでは、天気予報も自宅から放送しています。それに加えて、オワイン・ウィン・エヴァンズ気象予報士はBBC Newsのテーマに合わせてドラム演奏を披露しました。

 

自宅だからこそできる、遊び心のきいた演出。暗いニュースが多い中、心に陽がさしそうですね。

コンサート

レディー・ガガがキュレーターを行う救済コンサート、「ワン・ワールド:トゥギャザー・アット・ホーム」が生配信されます。

 

日本では2020年4月19日午前3時から、Amazon Prime Videoで視聴可能です。

 

他にも出演者はビリー・アイリッシュ、エルトン・ジョン、ザ・キラーズ、テイラー・スウィフトなど豪華なアーティストたちの名前が連なります。

 

日本では生で聴くことが難しいアーティストのライブに参加できるのも、オンラインならではの醍醐味でしょう。

 

参考:レディー・ガガがキュレーターを務める新型コロナ救済コンサート、日本でもAmazon Primeでの配信が決定

漫才

なんと漫才も同じステージに立つのではなく、オンライン会議ツールを使用して配信可能です。

 

お笑い芸人のジャルジャルはリモート漫才を行い、その様子を自身のYouTubeチャンネルで生配信しました。

「始まってる?」
「声が遅れてる」
「画像がとまってる」

このように、演出か本当かわからないリモートならではのトラブルも笑いに変えていました。

 

2020年4月16日現在では2本のリモート漫才が配信されていますが、今後他のお笑い芸人にもリモート漫才やコントは広まっていくのでしょうか。

映画

2017年公開の映画「カメラを止めるな!」のリモートバージョンが、2020年初夏に「カメラを止めるな!リモート大作戦!」として公開が予定されています。

 

あらすじも、現在の日本の状況に合わせて考えられている様子。

物語の舞台は、外出自粛を余儀なくされている日本。

『カメラを止めるな!』の主人公・日暮の元に「今月中に再現ドラマを1本作って」という無茶ぶりが入り、最終的に「スタッフキャスト会わずに完全リモートで作る」という案を実行することになるのですが……さて結末はどうなる!?

引用:『カメ止め』スタッフが再集結! 全員1度も会わずに撮影する映画『カメラを止めるな!リモート大作戦!』を製作中

映画というと、多くの撮影スタッフが必要なイメージ。とはいえキャストの自宅にスタッフを派遣したら感染拡大の恐れもあるので、どのように撮影されるのでしょうか。

 

映画の内容、裏側含めて楽しみですね。

外出自粛でも可能性は無限大

サービス提供方法・作り方に変更があったものを紹介しました。授業の受講や映画の製作、CM撮影など、「集まらないとできない」と思っていたものも多いのではないでしょうか。

 

想像力を働かせてITを活用することで、あらゆることが実現できます。不便なことが見つかったら、「外出しなくてもできる方法はないだろうか」と想像をふくらませてみましょう。

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