現役フリーランスに聞いた!実際に働いて感じたデメリット一挙公開

今や働き方を自分で自由に選べる時代。特定の企業に属さない「フリーランス」という働き方を、1つの選択肢として考えている人も多いのではないでしょうか。

 

フリーランスと聞くと、「働く時間・場所が自由」「ルールに縛られない」「好きなことをできる」という比較的良い印象が浮かびますよね。

 

しかしその裏には自由だからこその大きな責任が潜んでいます。手遅れになる前に、フリーランスになるデメリットを知っておきましょう。

 

本記事では、当メディアを運営する株式会社エージェントで働いているメンバーのうち、「フリーランサー」である方の意見・体験談をベースに、「フリーランスで働くデメリット」を一覧でまとめ、各項目の解説をしていきます。

 

「フリーランスとしてやっていけるかな」と不安に思う人必見です!

目次

フリーランスとして働くデメリット一覧

まず始めに、フリーランスとして働くデメリット一覧をまとめて紹介します。

孤独を感じやすい
仕事が不安定
収入が不安定
事務作業が多い
確定申告を自ら行わなければならない
社会保障が少ない
社会的な信用が低い
徹底した自己管理が必須
景気に左右されやすい
有給休暇が存在しない

事前に把握しておきたい項目を厳選してみました。

「えっ知らなかった…」
「これは詳しく知っておかなきゃ…」

と少しでも感じましたら、以下の解説をご覧ください。

孤独を感じやすい

フリーランスは「孤独」を感じやすいと言われています。一人暮らしである場合、数日/数週間誰とも話さない可能性もあります。

・フリーランスになった後でも続く人脈はあるか?
・フリーランス後に人脈づくりをする方法はあるか?

事前にリサーチしておき、突然の孤独の備えた準備をしておきましょう。

関連【社会人】友達の作り方がわからない!すぐできる8つの方法

仕事が不安定

フリーランスは、仕事が不安定になりやすいです。正社員と違い、自ら仕事を得なければならない上に、獲得した契約先がいつまで継続して仕事を依頼してくれるかわかりません。

※契約先との情報共有次第でもあります。

・仕事が多い成長業界であるか?
・契約先のフリーランス雇用実績はあるか?

をしっかりと確認しておきましょう。ITエンジニアなどの業界は成長著しく、フリーランス向けの案件紹介サービスが続々と誕生しています。

収入が不安定

フリーランスには、仕事が不安定であるがゆえに、収入の見通しも立ちにくいデメリットもあります。

・万が一を想定した収入計画

を立てることが大切です。

 

例えば、いつでも仕事を依頼してもらえるクライアント候補を上げておくことが大切です。以下の点も心得ておきましょう。

・クライアントとの契約満期を常に把握しておく

※契約中であっても、仕事の依頼がないケースも多いので注意

事務作業が多い

正社員とは違い、総務や事務をしてくれる仲間はいません。

・領収書
・請求書
・書類準備
・郵送作業
・取引先との連絡
・問い合わせ対応
・確定申告

すべて自分で行わなければいけません。しかし、税務関係等は外部サービスを利用している人もいます。

 

また、代わりに得意な方をアルバイトで雇うケースもあるでしょう。現状の自分に合った方法で、事務作業をこなしていける計画を立てるのが大切です。

確定申告を自ら行わなければならない

上記の事務作業に含まれますが、税務署へ確定申告をする必要もあります。

 

確定申告においては、

・領収書の保管

が特に重要です。税金の徴収額をなるべく少なく抑えるためには、経費の算出を正確に行い、税務署にしっかりと認めてもらう必要があるからです。

社会保障が少ない

フリーランスは正社員とくらべ、社会保障が少ないデメリットがあります。

健康保険
全額自己負担。市区町村によって保険料が異なるので役所に確認が必要。

国民年金
フリーランスの場合、厚生年金ではなく国民年金に切り替え。月額支払額が厚生年金より少ない分、老後に受け取る年金も少ない。別途個人年金をかけておく人も。

小規模企業共済
雇用保険はないが、事業をやめたときの退職金を積み立てられる小規模企業共済がある。

一般向けの保険
介護保険や労災保険がない。一般向けの保険会社を通じて、代替となる保険に入る人も。

正社員であった頃と比べ、保険がどう変わったのか、どういったリスクが増えるのかを把握し、始めのうちから自分に合った保険選びをすることが大切です。

社会的な信用が低い

フリーランスの大きなデメリットは社会的な信用が低いことです。具体的に起こり得る問題は以下の通り。

クレジットカードがつくりづらい
住宅ローンが組みづらい
賃貸住宅が借りづらい

信用が大きく関わることである場合、申請が通りづらくなるだけでなく、金利も高くなるでしょう。正社員の方は、企業に勤めている間にローンを組んでおくのが良いかもしれません。

徹底した自己管理が必須

フリーランスに限った話ではありませんが、特に自己管理を徹底しなければいけません。なぜなら、周りの仲間からのサポートが受けられないからです。

 

納期遅れも、連絡遅れも、導いた悪い結果は全て自己責任になります。

・食事
・運動
・睡眠

の管理はもちろん、自分なりのストレス解消法を見つけておくことが大切です。コーピングリストと呼ばれる、自己流ストレス対処法一覧を作成するのがおすすめです。

関連【即解消】仕事のストレス発散方法50個大集合|自分に合うものを見つけよう

景気に左右されやすい

フリーランスには、良くも悪くも景気に左右されやすい特徴があります。もちろん、業界・職種によるものではありますが、

・景気に左右されにくい業界で仕事を貰う

ことがポイントになります。不景気である方が儲かる業界にも目を向けておきましょう。

有給休暇が存在しない

当たり前ではありますが、フリーランスには有給休暇はなく、休みも自己管理になります。つまり、大切なことは「適切な業務管理」と「適切な休養」です。

 

仕事を受けすぎて、休めなくなるパターンが多いので、無理をしないようにしましょう。

フリーランスで高収入を稼げるスキル・知見

プロ・専門家からのアドバイス・意見を1時間単位でマッチングさせる「スポットコンサル」サービスを提供する『ビザスク』が、2018年の“売れた知見ランキング”を公開しました。

 

市場で売れるスキル・知見のランキングは、以下の通りです。

【第1位】自動車|自動運転|モビリティ
【第2位】医療、ヘルスケア
【第3位】マーケティング
【第4位】営業
【第5位】新規事業/イノベーション
【第6位】教育/保育
【第7位】小売り

【7位以下】デジタル、AI、IOT、働き方|キャリア|フリーランス、ベンチャー|スタートアップ

参考:BUSINESS INSIDER JAPAN『副業になるビジネス知見トップ7、もっとも売れたスキルとは?』

企業が求めるビジネススキル・知見は上記のようなジャンルが多かったようです。「稼げる分野」に注目すべき理由の解説を含めた詳細は、以下の関連記事をご覧ください。

まとめ

フリーランスにおけるデメリット一覧と解説をまとめました。

孤独を感じやすい
仕事が不安定
収入が不安定
事務作業が多い
確定申告を自ら行わなければならない
社会保障が少ない
社会的な信用が低い
徹底した自己管理が必須
景気に左右されやすい
有給休暇が存在しない

該当する項目を判断材料とする際は、

全く問題にはならないもの
問題になる可能性があるもの
徹底的に対策しておくべきもの

上記3種類に区分けして、フリーランスとなったことを後悔しないよう、事前準備をしておきましょう。

 

前提として、「必ず大変なことは起きます」。フリーランスに限ったことではありません。しかし、大変なことが起きても、しっかりと向き合って自身の成長につなげよう!といった前向きな姿勢を持っておくことが大切。

 

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