ホワイトでもブラックでもない!1人1人に合わせたカラフルな働き方 ワーク・ライフ・バリューの意味【株式会社OKAN提唱・事例】

ワークライフバリュー

最近目にすることが増えた「ワーク・ライフ・バリュー」という言葉。「ワーク・ライフ・バランス」と似ている言葉ですが、一体何が違うのでしょうか?

 

新しい、働き方に対する考え方「ワーク・ライフ・バリュー」を紹介します。

目次

ワーク・ライフ・バリューとは

「ワーク・ライフ・バリュー」は、株式会社OKANが最初に提唱した働き方に対する考え方です。

 

株式会社OKANとは

「働く人のライフスタイルを豊かにする」をミッション・ステートメントに、人材不足が深刻である日本における企業課題と社会課題の解決に取り組み、「働きつづけられる」社会を実現することを目指している会社です。ぷち社食サービス「オフィスおかん」、組織課題の可視化ツール「ハイジ」の2事業を主に展開しています。

 

ワーク・ライフ・バリューとは

仕事と生活の調和をとる上で、個人が大切にしたいと考える生活観や家族観などの価値観。 多様な働き方と生き方を選択・実現できるようにするために、把握する必要があるとされる要因。引用:株式会社OKAN|誰もが働きやすいオフィスづくり、人材定着にも効果的。オフィスでいつでも健康的&美味しいお食事を。 2020.1.22

 

ワークライフバリューとは近年話題になっているワークライフバランスがで生じる企業と働く人のズレを埋めるために生み出された言葉です。

 

近年、「働き方改革」として「ワーク・ライフ・バランス」が叫ばれてきました。ワーク・ライフ・バランスとは生活と仕事のバランスを整えようというもの。私生活が充実すれば仕事もはかどり、仕事がうまくいけば私生活も潤うといった生活と仕事の相乗効果を高めることを促す考え方です。この考え方は、労働時間の短縮や働き方の多様性が世間で認められるなど、社会全体に働き方を見直すきっかけを与えました。

 

しかし生活と仕事のバランスを取るため、主に行われたのは労働時間の短縮。それによって働きたいと思う人が思い通りに働かせてもらえないといった問題も生じてきました。その問題を解決し、真の意味での働き方改革を起こそうというのがワーク・ライフ・バリュー。社員1人1人の「人生の中で、重視するものは何か」を把握し、それに合わせた働き方を支援できるような職場づくりを目指す考え方です。

ワークライフバリューを尊重するために大事なこと

ワーク・ライフ・バリューを取り入れるためには大事なことを紹介します。すぐにあなたの会社の働き方を変えることは無理かもしれません。だからこそワーク・ライフ・バリューを尊重するために大事なことを1つ1つ心がけていくことで、みんなが働きやすい職場をつくっていきましょう。

多様な価値観を尊重すること

ワーク・ライフ・バリューを取り入れるために最も大切なことは、多様な価値観を認めることです。

 

例えば子供が生まれたばかりの男性社員が、育児のために時短勤務を会社に希望したとします。従来であれば「なんで旦那さんが・・・」と後ろ指をさされたり、認められないかもしれません。しかしワーク・ライフ・バリューを取り入れて考えれば、彼が時短勤務を選ぶのは当然のこと。彼にとっての幸せは家族の幸せであり、家族がいるから働くモチベーションが上がるのです。

 

なんのために働くかは、人によってさまざま。育児や介護、自己成長や社会貢献、健康など100人いれば100通りの価値観があります。それを否定せずに受け入れることで、誰もが自分らしい働き方を手に入れられるようになっていくのです。

価値観を共有すること

それぞれのワークライフバリューを共有することもとても重要なことです。

 

例えば「習い事にいくので今日は早く帰ります」と言って突然早く帰ってしまうと、職場環境によっては「あの人は自分の好きなことばかりやって!」と反感を買ってしまうかもしれません。しかし日常的に社内で価値観を共有していれば、「あの人は自己成長する時間を大切にしているのだ」と理解してもらうことができます。

 

それぞれのワーク・ライフ・バリューを尊重して働くためには、価値観を持っているだけでなく人に伝えて理解してもらうことが大事。共有することによって、さまざまな価値観があることを感じられるでしょう。

ワークライフバリューを尊重した働き方のために今できること

少しでも「ワーク・ライフ・バリューって良いな」と思ったあなたに、ワーク・ライフ・バリューを人生に取り入れるためにできることを紹介します。

自分自身のワーク・ライフ・バリューを考える

まず自分自身の「人生において重要なこと」、「働く上で大切にしたいこと」を見つけましょう。

 

オススメはマインドマップを使う方法です。無地の紙の真ん中に自分の名前を書き、自分から連想されるもの、自分の人生・生活を構成しているものを思いつくだけ書き出します。そこから共通点や、優先順位などを導き出すことで、自分の価値観が見えてくるはずです。

自分のワーク・ライフ・バリューのために行動する

自分のワーク・ライフ・バリューが分かったら次に、それを大切にするにはどのような行動が必要かを考えましょう。すぐに実行に移せることがベストですが、無理な場合はどんな環境が必要なのかを考え、環境づくりから始めましょう。

上司や先輩、同期と価値観の話をする

あなた1人で会社に今すぐワーク・ライフ・バリューを導入することは無理かもしれません。しかし塵も積もれば山となるというように、小さな力でも集まれば会社を動かす大きな力になります。

 

まずは身の回りの人と価値観を共有し、ワーク・ライフ・バリューの考え方を広めましょう。そのためには自分の価値観を他の人が理解できるように明確に言語化し、準備しておくことが大切です。共有したあとは小さなことでもいいので、お互いがワーク・ライフ・バリューを大切にできるようにサポートし合える関係をつくっていきましょう。

自分の価値観と合う会社を探す

「今の働き方ではワーク・ライフ・バリューを大切にできていないな」と感じている人は、自分の価値観を尊重してくれる会社を探すのも1つの手です。会社側が社員1人1人の価値観に合わせるのはとても難しいこと。もし今の会社ではどうしても自分のワーク・ライフ・バリューを叶えられないと思ったら、あなたの価値観に共感してくれる会社を探してみましょう。

会社としてのワークライフバリューも考えてみよう

個人でできることを紹介してきましたが、これらは全て企業側にも当てはまります。

 

ワーク・ライフ・バリューを尊重する社会づくりをするためには、会社としてのワーク・ライフ・バリュー、価値観を明確にし、公表することが重要なのです。そうすることでその価値観に共感した人たちが集まり、団結している良い会社づくりにも繋がっていきます。

まとめ

仕事のことを考えるとオフィスでのことばかり考えてしまいがちですが、働き方にはそれ以外の生活での要因も大きく関わってきます。お互いがお互いを認め合い、1人1人が自分にあった働き方を選べる社会づくりを目指していきましょう。

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