スペースエンジンは今どうなった?orosyへ移行し事業者専用に

「Space Engine(スペースエンジン)」を調べている方に、先に現在の状況をお伝えします。

Space Engineは2020年6月に「orosy(オロシー)」へリニューアルされ、事業者専用のサービスになりました。個人が商品を店舗に置いてもらう形での利用は、現在は確認できません。

この記事では、何がどう変わったのかを一次情報で確認したうえで、旧Space Engineがどんなサービスだったか、そして個人が商品を売るなら今どこを使えるかを整理します。

【結論】2020年6月にorosyへリニューアルされました

運営していた株式会社スペースエンジンが、2020年6月10日にリニューアルを発表しています。

事業者専用の卸・仕入れサイト「orosy」へとリニューアル

出典:株式会社スペースエンジン プレスリリース(2020年6月10日)

ここで重要なのは「事業者専用」という点です。旧Space Engineは個人でも商品を店舗に置ける形として紹介されていましたが、orosyは事業者向けの卸・仕入れサイトです。

あわせて次の2点を確認しました(2026年9月10日時点)。

・旧サービスのドメイン spaceengine.jp は現在アクセスできません
・orosy.com は retailer.orosy.com へ転送され、サービスは稼働しています

なお、プレスリリースには「旧サービスを終了する」という明示的な記載はありません。そのため本記事では「終了した」とは断定せず、「事業者専用のorosyへ移行した」という事実のみをお伝えします。

個人が商品を売るなら、今はどこを使えるか

旧Space Engineに期待されていたのは「店舗を持たずに、自分の商品を売る」という点でした。この目的なら、個人でも使えるサービスがあります。

作ったものを売るなら、ハンドメイドのマーケットが最も近い形です。出品自体は無料で、売れたときに手数料がかかる仕組みなので、旧Space Engineの「売上が出るまで費用がかからない」という性質と共通しています。

店舗を持たずに自分の商品を並べるなら、出品無料のマーケットから始められます

minneの無料登録へ出品は無料です。売れたときに販売手数料がかかる形なので、在庫を抱えずに反応を試せます。

旧Space Engineはどういうサービスだったか

以下はリニューアル前のSpace Engineについての記録です。現在は利用できません。

仕組み

商品を売りたいブランドと、新しい商品を置きたい店舗を、アプリでつなぐサービスでした。店舗側が店舗情報を、ブランド側が商品情報を登録し、ブランドが店舗を探して「商品」「売りたい個数」「期間」を申請。店舗が受け付けると成立し、ブランドが商品を発送する流れです。

売上の配分

売上の配分は次のとおりでした。

35%:店舗
15%:Space Engine
50%:ブランド

ブランド側の受け取りは50%です。初期費用と月額費用はかからず、売上が出るまで費用は発生しない形でした。実店舗を借りる場合の賃料と人件費と比べる前提の設計です。

当時の評価

初期費用と月額費用がゼロで、アプリだけで店舗探しから発送まで完結する点が評価されていました。一方で売上の50%が引かれる点については、原価率が高い商品では厳しいという指摘がありました。

まとめ

・Space Engineは2020年6月にorosyへリニューアルされ、事業者専用になった
・旧サービスのドメインは現在アクセスできない(2026年9月10日確認)
・個人が店舗を持たずに商品を売るなら、出品無料のマーケットが現実的な選択肢

「店舗を持たずに商品を売る」という発想自体は、いまも成立します。ただし個人が使える受け皿は、実店舗の棚ではなくオンラインのマーケットに移っています。

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