という疑問をお持ちの方も多いです。

『Adobe Stock』はグラフィック・デザイン‎のソフト「Photoshop」「Illustrator」で有名なAdobe社の運営するストックフォトです。

Adobe社は2015年に大手ストックフォトサービスの「Fotolia」を買収し、『Adobe Stock』と並行して運営してきました。

Adobeはデザイン・画像加工の分野では世界的な企業ですので、その資産・知名度を利用して短期間で『Adobe Stock』をストックフォトの最大手まで成長させました。

『Adobe Stock』では写真を登録すれば、誰でも写真の販売を行えます。ストックフォトは登録したあとに何も作業が必要ないため、副業として最適です。

この記事では『Adobe Stock』の特徴から悪い評判、良い評判、実際に収益を出している人の体験談を紹介します。

※「ストックフォト」とは、ネットや印刷物で需要が見込まれる写真をあらかじめ確保しておいて、web製作者や編集者に有料で販売するサービスです。写真が売れれば写真を登録した人にも収益が入ります。

『Adobe Stock』サービス詳細

『Adobe Stock』とは？特徴は？

『Adobe Stock』の特徴をかんたんに紹介します。

『Adobe Stock』の悪い評判・口コミ一覧！トラブルは？

『Adobe Stock』の良くない評判・口コミを集めました。

報酬が安い

「『Adobe Stock』は報酬が低くて稼げない」という評判・口コミがあります。『Adobe Stock』では写真の売れたときの購入者のライセンスにより、報酬金額が決まっています。

「ライセンス」とは「購入者がどのプランに入っているか」ということです。

「通常アセット3点」のライセンスでは、「$29.99」を払って写真を3点購入できますので、1枚当たりの単価は「$9.99」になります。

そして、「通常アセット3点」のライセンスで売れたときのロイヤリティ（報酬）は「$3.3（＄1＝113.77円で計算すると約375円）」と決まっています。（為替レートにより円での報酬は変わります。）

「大規模サブスクリプション」という、月に350 ～ 750枚ダウンロードできるライセンスは、一枚当たりの単価が「$0.27-0.57」とかなりお得なライセンスです。

このライセンスを持つ人に写真が購入されたときの報酬額は「最低支払額」として決まっています。

支払い最低限度額の$0.33を「1ドル = ¥ 113.73円」として計算すると、「37円程度」になります。「大規模サブスクリプション」での購入ではあまり報酬額が高いとは言えないかもしれません。

しかし、「通常アセット3点」「中規模サブスクリプション」で売れることも、もちろんあります。

写真が売れない

「『Adobe Stock』って写真売れないよ」という評判・口コミを見つけました。『Adobe Stock』に限らず、ストックフォトサービスには世界中から膨大な写真が登録されています。

その中で自分の写真を見つけて購入してもらうには、写真の内容やタグなどの言葉の工夫も必要ですが、やはり「量」が必要です。

数点の写真を登録して待つのではなく、どんどん写真を撮影して登録数を増やして行きましょう。

『Adobe Stock』の良い評判・口コミ

『Adobe Stock』のポジティブな評判、口コミを集めました。

ランクが上がる

「『Adobe Stock』でランク上がって報酬が増えた」という評判・口コミがありました。

『Adobe Stock』では、一番購入単価が安くなる「大規模サブスクリプション」ライセンスでの写真購入に対する報酬に最低限度額を設定しています。

登録写真数を増やし、ダウンロード数が増えてくるとランクが上がり最低限度額がアップする仕組みです。

ダウンロード件数を数えるのに期間の制限はなく、時間がかかっても積み上がっていきますので、継続していればランクアップすることは可能です。

同じ写真が売れても収入が増えますのでうれしいシステムです。

ビデオも販売できる

「『Adobe Stock』で映像が売れた」という評判・口コミがありました。『Adobe Stock』では写真だけではなく映像も登録して販売することができます。

映像は写真とくらべても単価が高めで報酬額も高くなりますので、写真撮影時に並行してビデオ撮影もしておくと収入アップにつながるかもしれません。

『Adobe Stock』利用者体験談

20代女性Yさん「一ヵ月の報酬額1,000～2,000円」

大学生で写真が好きで、とにかく撮りまくってますね。被写体は特に決まっていませんが、外を適当に歩いていて気になるものや風景を撮っています。

観光地とか有名なところはあまり行きません。ぶらぶらしてかわいいって思ったものを撮っています。

きれいで見た時にハッとする写真が好きです。『Adobe Stock』で販売を始めたのは1年くらい前かな。そんなに高い報酬ではありませんが、自分の撮った写真が1枚でも売れると本当にうれしいんです。

『Adobe Stock』では1枚150円くらいで売れることもけっこうありますね。副業ってほどでもないですが、自分の写真が人の役に立っていると思うと、満足感があります。

『Adobe Stock』を利用する上での注意点

人物や建造物が写り込んでいる写真では、きちんと販売する許可を取ってから登録しましょう。

権利関係はきちんと自分で処理するのがストックフォトで販売する前提条件です。

まとめ

今回は『Adobe Stock』についてお伝えしました。

ストックフォトは写真が撮れれば、だれにでもできる副業として人気があります。しかし、登録されている写真のクオリティもそこそこ高いものが多いですので、最低でも一眼レフは用意するべきでしょう。

あとは需要を想像してとにかく数を登録することです。

『Adobe Stock』は世界的なストックフォトで世界各地から購入者が訪れますので、ストックフォトで収益を作りたいならぜひ登録しておきたいサービスです。