副業でインストラクターをしている人は少なくありません。普段は別の仕事をしながら、空いた時間を使って自分の得意なことを教えているのです。ヨガやスポーツのインストラクターも例外ではありません。

では、副業でインストラクターとして働くにはどうすればよいのでしょうか。収入や必要な資格など、具体的に知らない人も多いでしょう。

この記事ではヨガを中心に副業インストラクターについて紹介します。ぜひ、副業を考える選択肢の一つとして知っておきましょう。

ヨガインストラクター副業の総合評価

ヨガインストラクターは始めるのに資格は必要なく、場所や時間的な制約も少ないことから副業として人気を集めています。

ただし、一口にヨガインストラクターと言ってもフリーランスやアルバイトなど労働形態によって収入や労働量が大きく変わる点に要注意です。

ヨガインストラクターで副業をするメリット

ヨガインストラクターで副業をするデメリット

ヨガインストラクターは資格が必要！？

ヨガインストラクターになるためには、特に資格は必要ありません。現状として日本ではヨガの公的な資格がなく、多くの人は民間の養成所で学習しています。

いきなりヨガインストラクターになることもできますが、民間の資格取得を通じてヨガについて体系的に学習したほうが望ましいでしょう。

解剖学や生理学など専門的な知識も学ぶことができ、それが安全で適切なヨガの指導につながるからです。

民間の資格の種類

最も知名度が高いのは全米ヨガアライアンスで、世界中で通用する資格です。日本にもこの資格を取得できる認定校が多く存在します。

また、全米ヨガアライアンスは取得できる資格の種類が多いのも特徴です。

全米ヨガアライアンスの資格の種類

取得に必要な費用は資格の種類によって異なりますが、一般的なRYT200であれば35〜60万円程度だといわれています。

取得にかかる期間やレッスン頻度も認定校によって異なるため注意しましょう。

ヨガの資格を取得した人の事例

ヨガインストラクターで月15,000円（32歳　会社員　女性）

ヨガインストラクターで副業をしている人の事例

ヨガインストラクターを含め、インストラクターの副業をしている人の事例を見ていきましょう。

ヨガインストラクター（32歳 女性 会社員）

スポーツインストラクター（30代 男性 フィットネス施設勤務）

ピラティスインストラクターで時給5,000円（女性 会社員）

ダンスインストラクターで時給3,000～5,000円（20代 女性 アルバイト）

ヨガインストラクターで副業をする上での注意点

ヨガインストラクターになる際には上記のことに注意しましょう。

まず、勤務している会社で副業が認められているかどうか就業規則を確認する必要があります。できれば上司に直接相談しましょう。

また、副業としてヨガインストラクターを始めても、最初はあまり収入が増えないことを知っておきましょう。

雇われて働くのであれば普通のアルバイト程度の時給にしかならず、フリーランスとして働こうと思ったら知名度や宣伝が重要になります。

いずれにしても、ある程度の下積みが欠かせません。

ヨガインストラクターの共通点は「質の高い睡眠」「充実した休日」

メディプラス研究所とホットヨガスタジオ「LAVA」の共同調査によると、ヨガインストラクターは一般女性と比べて、ストレスマネジメントが非常に上手であることがわかっています。

副業でヨガインストラクターを目指すならば、まずは自身のストレス管理を徹底することが大切であることがわかりました。

基本である「運動」「睡眠」「食事」はもちろん、自分が癒される方法を知っておくことが重要です。

参考：Yahooニュース『ヨガ指導者の生活を参考／塩田剛太郎の健康連載』

まとめ

ヨガを中心に、副業でインストラクターとして活動することのメリットやデメリットについて解説しました。

最初は思ったように生徒を集められず、なかなか収入につながらないかもしれません。しかし、その分収入が安定して入るようになったときには大きな充実感が得られるでしょう。

そのため、インストラクターは本当に好きな人のための仕事と言えます。好きなことを教える仕事がしたいという情熱のある方はぜひ、最初の一歩を踏み出してみてくださいね。