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第15期年間MVS特別インタビュー

 決起総会シリーズもいよいよ(ようやく) ラスト!

 前回レポートでも書きましたが、全部のコンテンツを紹介しようとすると、全7記事のボリューム。いい加減総会に頼るのはやめようと思います。

 最終回では決起総会で行われた年間の表彰を紹介するとともに、全メンバーの中で年間を通じて最も笑顔を創った人を表彰するMVS (Most Valuable Smilist)受賞者インタビューをお送りしたいと思います。

 15期のMVSに輝いたのは福岡セールスソリューション事業部の笈川!

 単身で福岡オフィスを立ち上げた笈川。これまで拠点開設は、役職者によって行われることが通例でしたが、一般メンバーによる立ち上げを初めて成功させたのが笈川です。そう、つまりエージェントの歴史が「笈川以前、笈川以後」にここで分けられたということ!!!(ROL○ND様の言葉かと思いきや、元ネタ違ったようです)

こちらは弊社のNINOLAND様@決起総会の懇親会にて

 笈川の成功事例に端を発して、広島拠点・仙台拠点が一般メンバーの手で開設されました。

 今日はそんな笈川に、立ち上げ~受賞に至るまでを聞いていきたいと思います!

福岡オフィス立ち上げ~年間MVSに輝くまでの軌跡

――MVS受賞、おめでとうございます。まずは、立ち上げ当初のことについて教えてください。

 福岡オフィスを開設する以前は、東京オフィスで勤務していました。入社当初から弊社の主力事業であるセールスプロモーション業務を担当し、様々なプロジェクトに携わってきたので、福岡でもまずは同業務の基盤構築から行いました。長年培ってきたノウハウもあるモバイル業界と金融業界をメインに営業から始めました。

 弊社はモバイル業界向けへの、店舗での携帯販売やスタッフ様向け研修、新商品イベント運営などを得意としています。金融業界向けには、クレジットカードの加入促進イベントをメインに売り込みました。立ち上げということで、営業はもちろん、受注後のスケジュールと人員の調整、備品配送、当日のイベント運営などすべてひとりで実施しました。大変でしたがやり甲斐は大きかったです。

――ひとりですべて行わなければならないことに、プレッシャーなどはなかったですか。

 逐一指示があってその通りに動くよりも、臨機応変に動けた方がやりやすかったので、私にとっては、自分で考えながら仕事を進められることが楽しかったです。さすがに最初の1週間程は寂しかったですけどね(笑)

 自分のやったことは全て自分の責任なので、困るのは自分だけ。メンバーが増えてからの方がプレッシャーは大きかったです。メンバーやその家族の生活を背負う立場になりますからね。

――現在は40名を超える拠点に成長しました。組織創りで意識していたことはありますか。

 立ち上げ当初からメンバーには「All福岡で考えよう。メンバーが困っていたら手を差し伸べ合おう」ということを言ってきました。立ち上げは大変なことも多いですが、立ち上げから誰一人欠けることなく1周年を迎えることができたので、そこに対しての自負もあったんじゃないですかね。大変なことも嬉しいこともみんなで乗り越えてきた、という自負が。

 「All福岡」という言葉が、言葉だけで終わらずにメンバーの中にしっかり根付いてくれていると思います。そういう文化をみんなで創ることができたことはとても嬉しいです。

昨年の決起総会でも、年間のチーム賞を受賞することが出来ました。

「メンバーには早く昇進してほしい」
そう思うのは自身が失敗してきたから

――普段から笈川さんはメンバーのことをよく自慢してくれますよね。

 そうですか?叱っている場面の方が社内ではよく見る光景なんじゃないかな(笑)

 私自身が出世が遅かったので、メンバーには早く昇進してほしいんです。といっても私の場合、私自身の問題が大きかったので、出世が遅いというのは仕方がないことだったんですが。

 入社してから大手企業との取引を複数任せてもらっていて、天狗になっていたんですよね。「自分がいないと会社は成り立たない」とまで思っていたし、代表の四宮に感情だけでたてついたりも平気でしていました。研修案件やプロジェクトのディレクションなど、人に教える仕事が多かったので、勘違いしていたんです。

 ある日私が、四宮に「仕事が多すぎる、他の人とのバランスが取れていない」と言ったことがあって。なんの論理もなく話したいことを話して、案の定四宮にこてんぱんにされたんですけど、当時の私は納得しないんですよ。その様子を見て四宮が「そんなに言うなら一番つらいと思う仕事を外すよ」と言ってくれて、当時大手企業から受注をいただいていた研修プログラムの制作業務から外れたんです。

 単純に仕事量が減ったので、確かに楽にはなりました。しかし今度は、残ったプロジェクトがうまくいかなくなってしまって。そこで初めて、「私は誰かが創ってくれた仕事をしていたにすぎなかったんだ」と気が付いたんです。

 すべてがうまくいかなくなってしまったときに、福岡立ち上げのお話をいただきました。こんな経緯だから、当時私に期待してくれている人は少なかったと思います。でも、推薦してくれた当時の上司の顔に泥は塗りたくなかった。

 福岡で責任者としてチームを持って、「私がメンバーの生活を背負っているんだ」と思うようになりました。これまで四宮や経営陣がやってきた、仕事を自ら創り出す、ということを今度は自分がやらなければならない。私と同じ失敗はしてほしくないから、メンバーには受け身にならず「自分たちが会社を創っている」という自負を持ってほしい。

 メンバーが頑張ってくれているから福岡オフィスを運営できるんです。だから彼らが早く昇進して、家族にももっといい生活ができるようにしてあげたい。そういう意味で、他の拠点や部署にも彼らの頑張りを知ってほしいんです。メンバーにもっとチャンスが巡って来るように。

大切なのは「言われたことだけ忠実に頑張るのではなく、その言葉の意図を考えて行動する 」こと

――表彰制度もメンバーの活躍を知ってもらえる機会のひとつだと思います。中でもMVSは、誰もが目指したい賞だと思いますが、次のMVSに輝くにはどうしたら良いと思いますか。

 「事業を創り出すこと」ではないでしょうか。現在のエージェントは、売上の大部分がセールスソリューション事業で占められています。ただここに依存しすぎてはいけない。営業というのはAIに代替されにくいと言われはしますが、万一ここが傾いてしまった場合の保険は必要です。

 現在新規事業として着手している、キャリアソリューション領域やマーケティングソリューション領域の売上比率を上げていく、というのは会社の方向性として示していますし、新規事業立案に対してもより提案しやすくできるよう制度設計が進んでいる。会社の新たな武器を創り出すことができれば、MVSにぐっと近づくのでは、と思います。

 エージェントで、頑張っていない人なんていないと思うんです。でもせっかく頑張るのであれば、どう頑張ればいいのか、どうすれば成長できるのかを考えながら動かなければもったいないと思います。
 どう頑張ればいいのかを考えていなかったから、私は知らず知らずのうちに受け身の体制になっていました。言われたことだけ忠実に頑張るのではなく、その言葉の意図を考えて行動すること。そこを意識するだけで、成長速度も断然早くなると思います。どうして会社がその目標を立てていて、そのために自分が何をすればいいのか考えること。それが重要だと思うんです。

  私は、福岡オフィスをもっともっと成長させていきたいと思っています。支え合ってきたメンバーが、様々なキャリアを選べるように、成長の選択肢を増やしていきたい。そういう意味でも、新規事業というのは私自身も挑戦したいと思うフィールドです。

進化を恐れず、どんどん自ら仕事を創り出していこうと思います。

笈川靖史(Yasushi Oikawa)

セールスソリューション事業部福岡オフィス拠点長。
2012年新卒入社。学生時代からアルバイトとしてモバイル業界向けの販売職や研修講師を担当。入社後は研修の制作や企画営業等に携わる。
2017年より福岡オフィスの立ち上げを単身で行い、翌年2月より拠点長に就任した。

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