「社会の『困った』を解決する」キャリアプロダクションである弊社。多くの「困った」を解決できる人財を育成・輩出し、「笑顔を創り続けること」を目指しています。
「#シリーズ困った解決」、本日は広島オフィスより土田をご紹介します!
「私はこの店舗のために何ができるだろう」そう考えるようになって仕事が変わった
――現在の仕事について教えてください。
モバイル業界での販売支援や店舗コンサルティングを担当しています。
売り上げを伸ばしたい店舗に入店し、まずは販売専任スタッフとして商材の販売代行を行います。販売実績を確認していただいた上で、店舗の問題点を洗い出し、店舗スタッフの皆様と一緒に改善していきます。
――今回紹介する事例の店舗様とは、もう1年近くお付き合いさせていただいているそうですね。
はい。取引開始当初は先輩メンバーが大きく実績を上げており、弊社への信頼度は高い状態で私が入店しました。実績に対して厳しい店舗様と聞いていたし、「先輩の積み重ねた信頼を自分で壊してはいけない」というプレッシャーもあり、入店初日を迎える何日も前からずっと緊張していました(笑)
初入店の際は、思っていた通り「求められる販売力は非常に高いものを期待されているな」という印象でした。
当時私が入店した店舗は、中国地方エリアでの総合評価において下から数えた方が早いくらい。評価自体あまり気にしている様子はなく、スタッフの皆様も互いに協力し合う雰囲気ではありませんでした。ベテランの皆様が多く、個々のスキルが非常に高い方ばかりだったので、余計に個人プレー気質になっていたのかもしれません。そういう店舗様だからこそ、私自身も高いパフォーマンスを発揮しなければならないという重圧を感じていました。
――広島オフィスは当時立ち上げたばかり。「失敗できない」という気持ちもひとしおだったと思います。そんな中、どうやって現在のような信頼関係を構築したのでしょうか。
私自身の見ているものが変わったことがきっかけだったと思います。
当初の私は「何とか販売実績をあげないと」と必死でした。数字ばかりに気をとられていた。しかしある日、私が以前接客して商品を購入していただいたお客様が再度来店されて、「この間はありがとう。この商品を買ってから生活が充実しているよ」と声を掛けてくれたんです。その言葉ではっとしました。大切なのは、数字ではなく「お客様の笑顔」だと気が付いたんです。
そのことに気が付いてから「私はこの店舗のために何ができるだろう」と考えるようになりました。店舗の皆さんに、困ったことがないか、店舗が目指す指標は何か、ということを自分から積極的に聞くようになり、だんだんと店舗様の方から、今後目標のためにどんな動き方をしていく予定なのか共有いただけるようになりました。
エージェントは、店舗とともに成長していける会社
――土田さんの意識が変わることで、店舗様も向き合ってくれるようになったのですね。
その頃から、店舗様の意識も変わったように思います。ある日、店長様から「ツッチー、これどうしたらいいと思う?」と声を掛けられたんです。話を聞くと、副店長様を中心に『お客様アンケート』などのツールを改善しているということでした。当時の『お客様アンケート』はとても見づらい構成だったので、私からも意見を出し、内容を改善。その他のツールも一緒に見直しを行い、お客様に訴求できる商材がひとめでわかるようにできました。
店舗内のポップやパンフレットの配置なども私から改善案を出し、お客様が待ち時間に手に取って興味を持っていただけるように置き場所を変更。新人スタッフの皆様に販売方法のロールプレイングなども行いました。店舗の皆様と一緒に「もっと高みを目指そう」と、私自身も夢中でしたね。
1年間一緒に改善を目指した結果、今年の5月に店舗様の評価が中国地方の中で速報値3位になった、とスタッフの皆様が教えてくれました。中国地方の174店舗中3位なので、スタッフ様も「信じられない」とおっしゃってましたね。目標商材についても全項目で達成でき、本当に嬉しかったです。1年間一緒に頑張ってきて良かった。
入社直後は、私と同じように数字にばかり目を向けがちです。それは他社も同様。「とにかく実績をあげること」を価値と思う人が大半です。
しかし、エージェントはそうではない。エージェントは店舗と共に成長できる会社だと胸を張って言えます。それは、これまでいろいろな店舗様を見てきて、そこで出会う他社様を見てきて、そして私の経験を踏まえて自信を持っていることです。今回「速報値3位」という結果を残せたことで、それを証明できたと思っています。
1年を過ごして思う「エージェント」という会社
――入社して1年。今だから言える「エージェントの志事」とは何でしょうか。
エージェントだからできることがあります。それは、親身に考えて提案することだったり、間違いがあればともに軌道修正していくこと。今回の経験で、私たちが「困った」を解決する志事をしているのだ、と改めて実感できました。
将来やりたいことは人それぞれだと思います。起業したいとか、スキルがほしいとか、教育に携わりたいとか。店舗コンサルティングを経験することは将来の目標を実現するために絶対にプラスになると実感しています。視点を「数字」ではなく「問題解決」に変えることで、学べるノウハウはたくさんある。だからこそ、会社の掲げる「問題解決」というテーマは絶対に忘れてはいけないと思っています。
――社風の部分ではどうですか。
言いたいことを言える会社だと思います。
入社当初は広島オフィスを立ち上げたばかり。実はメンバー同士、社歴や年齢もばらばらでしたが、かなり喧嘩をしてきました。
働いていると、会社に不満を持つこともあると思います。その不満を我慢してしまう人は社会にはとても多い。しかし、それってとてももったいないことだと思うんです。不満があるというのは改善できる余地があるということなので。
当時の広島オフィスは、 どんなチームにしていくか、選択できる余地がたくさんあるからこそ、ぶつかることも多かった。でもそれでいいと思うんです。言いたいことは言って、お互い納得するまで喧嘩すればいい。
間違っている意見は納得できるように正してくれるし、意見が間違っていなければ取り入れようと応えてくれるメンバーばかりです。そういうメンバーに囲まれているからこそ、私自身も後輩には「正しいと思うことは遠慮せず行動して、失敗もたくさんしよう」と伝えています。「迷ったら自分に相談すればいい」とも。
それぞれが発信して、発信したことをチームの皆で相談して、そうやって一緒にチームを創っていければと思います。広島ではメンバーも増え、新しい仲間もかなり頼もしく成長しています。他の拠点には負けたくないですね。今後の広島オフィスを楽しみにしておいてください!
土田裕次郎(Yujiro Tsuchida)
セールスソリューション事業部広島オフィス所属。
整備業や工場勤務、電気設備工事といった業種を経てエージェントに入社。広島オフィスの立ち上げに参画する。モバイル業界向けの販促支援プロジェクトに従事し、入社当初から高い販売力を発揮。広島オフィス開設の土台作りに貢献した。現在では販売と並行しながら店舗コンサルティングにも尽力している。仕事も子育ても両立するシングルファーザー。