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テレアポを外部へ依頼する5つのコツとメリット・デメリットとは?

投稿日:2022/06/01 更新日:2022/06/24

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テレアポを外部へ依頼する5つのコツとメリット・デメリットとは?

テレアポを外部へ依頼すると、次のようなニーズに応えることが可能です。

  • 商談や商品開発に集中したい
  • コストを抑えて効率的に成果をあげたい
  • 他社のノウハウを借りて早くKPIを達成させたい

電話営業はトークスクリプトの準備や、人員の確保など費用と工数が大きくかかってしまうもの。
そのため、テレアポ代行会社へ業務を委託して、価格を抑えつつ営業効率の改善を図る企業は多いです。

この記事ではテレアポを依頼する際のコツとメリット・デメリットを解説します。

安心して選定できるよう事前に注意点を整理してお伝えするだけでなく、おすすめのテレアポ代行会社を厳選して10社紹介します。

ぜひ最後までご覧ください。

この記事でわかること

営業活動を外部委託できる『テレアポ代行』とは

テレアポ代行とは新規の顧客を開拓する手段である、電話営業を外部の会社へ委託することです。

委託を受けて、テレアポ代行を代行する企業を『テレアポ代行会社』とも言います。

商談につなげるためのアポイントを自社だけのリソースでまかなうのは難しいものです。

アポイント獲得をテレアポ代行会社へ依頼すれば、社内で商談や開発の分業体制を作り、限られたリソースを最大限活用できるでしょう。

テレアポを外部へ依頼する3つのメリット

テレアポを代行会社へ依頼するメリットは、次の3つです。

  1. 自社の商品開発に集中できる
  2. 設備投資や人件費を抑えられる
  3. 専門のプロに任せられて営業効率が上がる

それぞれ解説していきます。

自社の商品開発に集中できる

テレアポを外部へ依頼することで、商品開発や商談などの業務に集中できます。

また、営業担当者の負担が減ることで、顧客対応のレスポンスが早くなることが見込まれるでしょう。

様々な業務を行いながら電話営業も並行してしまうと、仕事の処理スピードも落ちてしまいがちです。

アポイント獲得を外部へ委託すれば、効率的な体制で営業活動がおこなえるでしょう。

設備投資や人件費を抑えられる

テレアポ代行会社を活用することで、経費削減にもつながります。

外部に委託してしまえば、次のような費用が発生することはありません。

  • テレアポ要員や研修担当者の人件費
  • パソコンや電話設備
  • 電話代
  • オフィスの賃料 など

テレアポを自社で対応しようとした場合、上記のような経費が必要となります。
経費削減のためにも、テレアポ代行会社を活用することをおすすめします。

専門のプロに任せられて営業効率が上がる

テレアポ代行会社なら、営業効率が上がり、成約率も高まるでしょう。

テレアポを専門におこなっている会社なら、スキルやノウハウが蓄積されています。

自社では難しい見込み客への集客も経験が豊富なアポインターなら、アポを獲得する確率も上がり高い成約率を実現できます。

テレアポを外部へ依頼する3つのデメリット

テレアポを代行会社へ依頼するときのデメリットをあげるなら、次の3つです。

  1. 情報漏洩のリスクがある
  2. 成果に繋がらないアポイントでも料金発生
  3. 依頼先によって品質や成果に差がでてしまう

それぞれ解説していきます。

1.情報漏洩のリスクがある

テレアポを外部に委託するときに最も注意したいリスクとして「情報漏洩」があります。

情報管理を社外へまかせることになるため、その会社にセキュリティ対策やシステムに問題があると、自社の信用低下につながりかねません。

しかし、業務をアウトソーシングする場合はある程度の情報連携は必須です。

事前にセキュリティ対策についてヒアリングの上、秘密保持契約の締結をするなどの対応は徹底しましょう。

2.成果に繋がらないアポイントでも料金発生

せっかくテレアポ代行会社へ依頼しても成果につながらず、料金だけが発生してしまうリスクもあります。

テレアポ代行会社の料金形態は、成果に対して報酬を支払う『アポイント課金型』だけではありません。

1コールあたりで課金が発生する『コール課金型』や月額固定で価格が決まっているものもあります。

まったくアポイント獲得につながらなかったという事態を避けるため、事前に予測を立てた上で、自社にあった料金形態のテレアポ代行会社へ依頼するように注意しましょう。

3.依頼先によって品質や成果に差がでてしまう

テレアポ代行会社ごとに得意な業界や実績が異なるため、自社のサービスと相性が悪く、品質や成果に差が出てしまうリスクがあります。

せっかく商談につながるアポイントでも、確度が低いものばかりだと、会社にとって損失にもなりかねません。

別会社へ依頼を切り替えるといったことにならないよう、事前にセンターの見学や、スタッフの対応などを確認しつつ、過去の実績も踏まえて依頼する会社を選定しましょう。

テレアポ代行を依頼するときの流れ

外部にテレアポ業務を依頼するときは、以下5ステップとなります。

「具体的な流れが分からず不安」
「まずは何をしたらいいか分からない」

こんな疑問をお持ちなら、是非参考にしてください。

  1. 事前にこちら要望を準備する
  2. 要望を伝え、見積り依頼をする
  3. 見積もりを受け取る
  4. 社内稟議にかける
  5. 問題なければ発注へ

上記の流れで、テレアポを外部へ依頼できます。

状況によってトークスクリプトの修正や、戦略の変更などの相談ができる会社もあるので、別途担当者へ相談できるようにしておきましょう。

テレアポ代行を依頼するときの5つのコツ

テレアポを依頼するときの事前情報として、以下5つのコツをおさえておきましょう。

  1. 料金体系を見極めよう
  2. 自社業界での実績の有無
  3. アポイントの質へのこだわり
  4. 運用開始後の改善対応可否
  5. コール対応の履歴や音声データ提出の可否

それぞれ解説していきます。

料金体系を見極めよう

代行会社によって、料金体系が異なります。

以下のうち、どのタイプになるか確認しましょう。

  • コール課金型:1コールごとに料金発生
  • アポイント課金型(成果報酬型):1アポイントごとに料金発生
  • 固定報酬型:月額など期間ごとに料金発生

コール課金型は料金が安く抑えられる場合が多いですが、成果がなく支払いが発生する可能性があります。

アポイント課金型の料金は高くなりがちですが、アポイント獲得数にはこだわって取り組んでもらえるでしょう。ただし、確度の低いアポイントが量産されないよう、注意が必要です。

固定報酬型はテレアポ以外で営業活動全体のコンサルティングを行うサービスに多い料金体系です。
月額で支払いが必要なため、予算に余裕があるなら、検討してもよいかも知れません。

他にも、料金体系をいくつか組み合わせたハイブリッド型もあり、自社の目的にあったサービスの見極めが必要です。

自社業界での実績の有無

テレアポ代行会社の過去実績で、自社と類似のサービス・商材での成果を確認しましょう。

過去に自社と共通点の多い業界で実績があれば、どれくらいのコストで、どの程度の成果が出たのか、事前に情報を得ることができるはずです。

導入後の費用や、アポイント獲得の成果イメージも付きやすくなるので、出来るだけ事前に担当者へヒアリングの上、情報提供をお願いするとよいでしょう。

アポイントの質へのこだわり

テレアポ代行会社が、アポイントの質にどの程度こだわりを持っているかは重要です。

せっかく依頼をしても成果が上がらなかったり、確度の低いアポイントだけが量産されたり、クレームによってサービスの信用低下につながってしまうと意味がありません。

例えば、次の点はアポイントの質にかかわる重要な要素なので、事前に確認しておきたいところです。

  • 経験豊富なコールスタッフが在籍しているか
  • 発注元の企業へのヒアリングが充分か
  • 要望をもとにトークスクリプトへの反映がなされるか

テレアポ代行へ仕事を依頼する際、アポイントの質に対して、どのようなこだわりを持って取り組んでいるのか、事前に確認するようにしましょう。

運用開始後の改善対応可否

テレアポを委託するなら、運用開始後でも改善対応ができる代行会社を選ぶと、成功の確率が上がります。

依頼後でも、代行会社とのやり取りを綿密に取れる体制があれば、意見や方針がブレず、随時現状把握が容易になります。

具体的には、次のような協力体制があるとよいでしょう。

  • 進捗状況の連絡、共有がある
  • 定期的な打ち合わせで戦略を再検討できる
  • アポイント獲得後の営業サポートも行ってくれる

依頼した後でも丸投げせずに、現状把握と改善活動に努めテレアポ成功の確率を高めましょう

5.コール対応の履歴や音声データ提出の可否

実際に電話対応した、音声データや履歴を開示してくれるテレアポ代行会社を選びましょう。

不適切な情報伝達が無いか、どのようなトークで成果が出ているかなどを確認することはテレアポ代行を成功させるためには重要なポイントです。

音声の録音データは次のようなポイントをチェックするとよいでしょう。

  • 口調や応対が雑になっていないか
  • 押し売りや無理矢理な営業を行っていないか
  • 成果が出せたコールは、どのような話し方だったのか

音声データの共有まで行える会社なら、依頼元の企業の満足度を重要視している、健全な会社である場合がほとんどです。

テレアポを代行会社へ依頼するなら、音声データを後から確認できる会社を選びましょう。

おすすめのテレアポ代行会社10選

この記事で紹介する、テレアポ代行会社10社を以下の表にまとめています。

料金体系と具体的な料金プランをそれぞれ記載しましたので、是非参考にしてください。

会社名 料金体系 料金プラン
REMOSELL

(株式会社エージェント)

通話課金型 月額基本料:10,000円

通話単価:100~120円

※つながった通話のみ課金

アポイント単価:1,000円~1,500円

※アポイント取得した場合に課金

ビズコール

(株式会社イクイップ)

コール課金型 初期費用:39,800円

コール単価:1コール99円

2コール150円

3コール190円

※最小ロットは300件から

株式会社ネオキャリア コール課金型 初期費用:30,000円~

コール単価:1コール120円~

2コール200円~

3コール280円~

NetReal+

(NetReal株式会社)

コール課金型 1pt=1円(税別)

コール単価は以下3プランから選択

1コールプラン:150 pt / 件

2コールプラン:200 pt / 件

3コールプラン:250 pt / 件

初期費用:15,000pt

コミットメントα

(株式会社コミットメントホールディングス)

アポイント課金型 1アポ5,000円~

※アポ単価5,000円の場合、最少の発注60件

株式会社ディグロス アポイント課金型 1アポ:10,000円~50,000円

(最小ロット10件)

レポート費用:30,000円or50,000円

テレアポ職人

(有限会社リンクアップスタッフ)

コール課金型 コール単価:396円

※コール最少ロット:100件~

初期費用:49,500円

株式会社完全成果報酬 アポイント課金型 1アポ:15,000円~
株式会社soraプロジェクト コール課金型/

月額固定報酬

コール単価350円~400円/1社

※コール最少ロット300~

初期費用39,000円~

月額料金20,000円

セレブリックス 月額固定報酬 要問合せ

次の章からは、各社の特徴について紹介していきます。

1.REMOSELL-リモセル(株式会社エージェント)

『REMOSELL』の特徴

  • 160万社以上の企業データから作成したリストを無償提供
  • 多業種での実績があり、対応範囲を広くカバー
  • 通話課金型という業界初の料金体系採用
  • アポイント課金型とのハイブリッド型で結果にコミット
料金体系 通話課金型
料金プラン 月額基本料  :10,000円(税込11,000円)

通話単価   :100~120円(税込110~132円)

※つながった通話のみ課金

アポイント単価:1,000円~1,500円(税込1,100~1,650円)

※アポイント取得した場合に課金

URL REMOSELL-リモセルHP

2.ビズコール(株式会社イクイップ)

『ビズコール』の特徴

  • 設立12年の信頼と実績の営業代行
  • テレアポ代行の業界最安値に挑戦
  • 発注可能な最小ロットは300件から
料金体系 コール課金型
料金プラン 初期費用 :39,800円

コール単価:1コール99円

2コール150円

3コール190円

※最小ロットは300件から

URL ビズコールHP

3.株式会社ネオキャリア

『株式会社ネオキャリア』の特徴

  • 25円/1リストから依頼できる
  • 最短10日で運用開始可能
  • 徹底した情報管理で安心セキュリティ対策
料金体系 コール課金型
料金プラン 初期費用 :30,000円~

コール単価:1コール120円~

2コール200円~

3コール280円~

URL 株式会社ネオキャリアHP

4.NetReal+(NetReal株式会社)

『NetReal+』の特徴

  • 会員数30,000社以上
  • 月額・年額などの固定費なし
  • 会員登録は無料
料金体系 コール課金型
料金プラン 1pt=1円(税別)

コール単価は以下3プランから選択

1コールプラン:150 pt / 件

2コールプラン:200 pt / 件

3コールプラン:250 pt / 件

初期費用:15,000pt

URL NetReal+HP

5.コミットメントα(株式会社コミットメントホールディングス)

『コミットメントα』の特徴

  • NTTコミュニケーションズ代理No.1の実績
  • 品質維持のため月間5社限定の支援
  • 累計300種類以上のトークスクリプト作成実績
料金体系 アポイント課金型
料金プラン 1アポ5,000円~

※アポ単価5,000円の場合、最少の発注60件

URL コミットメントαHP

6.株式会社ディグロス

『株式会社ディグロス』の特徴

  • 支援1,000社以上の実績
  • 自社スタッフ割合100%で対応
  • 10年間蓄積されたノウハウ
料金体系 アポイント課金型
料金プラン 1アポ:10,000円~50,000円

最小ロット10件

レポート費用:30,000円or50,000円

URL 株式会社ディグロスHP

7.テレアポ職人(有限会社リンクアップスタッフ)

『テレアポ職人』の特徴

  • 中小企業専門のテレアポ代行サービス
  • 全額返金対応アリ
  • テレアポのコンサルティング対応も可能
料金体系 コール課金型
料金プラン コール単価:396円(税込)

コール最少ロット:100件~

初期費用:49,500円(税込)

URL テレアポ職人HP

8.株式会社完全成果報酬

『株式会社完全成果報酬』の特徴

  • 質が高いアポイントにこだわり有り
  • 完全アポイント課金型で固定費リスクを軽減
  • 成果にコミットできるプロジェクト設計ノウハウ
料金体系 アポイント課金型
料金プラン 1アポ:15,000円~
URL 株式会社完全成果報酬HP

9.株式会社soraプロジェクト

『株式会社soraプロジェクト』の特徴

  • 独自の企業データからリスト提案可能
  • 業界歴14年の代行実績
  • 営業戦略のコンサルティング可能
料金体系 コール課金型/月額固定報酬
料金プラン コール単価350円~400円/1社

コール最少ロット300~

初期費用39,000円~

月額料金20,000円

URL 株式会社soraプロジェクトHP

10.セレブリックス

『セレブリックス』の特徴

  • 新規顧客開拓プロセス全体を代行支援
  • 業界や競合の分析、市場調査対応支援可能
  • コンテンツ制作、展示会運営、メルマガなどの支援可能
料金体系 月額固定報酬
料金プラン 要問合せ
URL セレブリックスHP

テレアポ代行に関するQ&A

テレアポ代行を依頼する前の、よくある質問と回答集を紹介します。

是非、導入前の不明点解消にお役立てください。

Q1.テレアポ代行会社の料金相場はどれくらい?

テレアポ代行会社へ依頼する時の料金の相場は、どれくらいでしょうか?

次の表を参考にしてください。

料金体系 課金発生 相場
コール課金型 1架電あたり 100円~200円
アポイント課金型(成果報酬型) 1アポイントあたり 1,000円~20,000円
固定報酬型 月などの期間あたり 10,000円~

上記以外に、初期費用やオプション費用など、別途費用が発生する場合もあります。

まずは直接、代行会社に一度お問い合わせしてみましょう。

Q2.会社の評判を下げないか心配です

営業代行の会社が発注社名でテレアポする場合、しつこい営業トークや、失礼な発言などで会社の悪い評判がSNSなどで広まらないか心配です。

上記に対しては実績のある、経験豊富な担当者が揃っている代行会社なら、心配ありません。

コール担当者の経験が未熟であったり、サービス理解が不十分だったりすると、トラブルにつながる対応が発生する可能性はあるでしょう。

事前に会社の教育体制や、コール担当者の質、プライバシーポリシーなども事前に確認できれば、不安は解消されるはずです。

Q3.トークスクリプトの作成もお願いできるのでしょうか?

自社でテレアポ時のトークスクリプトを持っていない場合、作成や修正まで対応できたりするものでしょうか?

ほとんどの会社が、トークスクリプト作成まで行っています。

ただし、サービスによってはオプションで別途料金が必要な場合もあるため、代行会社に一度お問い合わせしてみましょう。

まとめ

テレアポを外部へ依頼するメリット・デメリットと、コツをそれぞれ解説しました。

また、厳選したテレアポ代行会社を10社紹介してきましたが、コスト面と成果にこだわるのであれば『REMOSELL』が断然おすすめです。

通話課金型という新しい料金体系で、繋がった通話分だけの換算で無駄な経費の発生がありません。

紹介してきた代行会社でも、この組み合わせは業界初。

テレアポ代行会社への依頼に失敗したくないなら、柔軟な料金体系のサービス『REMOSELL』を選びましょう。


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