同じ記事、同じ商品。それでも受取額は変わります
アフィリエイトで最初に迷うのは「どのASPに登録するか」です。どこも無料で、どこも同じ商品を扱っているように見えます。
ただし、受け取れる金額は同じではありません。同じ広告主でもASPごとに単価と成果条件が別々に設定されているからです。
もしもアフィリエイトには、そこに加えてもう一段あります。広告主から出る報酬とは別に、もしもから12%が上乗せされます。これがW報酬制度です。
ただしこの12%には対象外があります。そこを知らずに登録すると、期待した金額になりません。この記事では対象と対象外を先に書きます。
登録は無料です。費用は一切かかりません
この記事で分かること
- W報酬制度で12%が付くもの・付かないもの
- かんたんリンクでAmazon・楽天のリンクを作る仕組み
- 最低支払額・振込手数料・入金日(1,000円・無料・翌々月末)
- ほかのASP5社と比べたときの位置
- もしもアフィリエイトを1社目にすべきか、2社目にすべきか
- 報酬が出たときの税金の扱い
結論|報酬に12%が上乗せされるASPです
運営しているのは株式会社もしもで、公式サイトには株式会社スクロールのグループ会社と記載されています。
特徴は2つに絞れます。
| W報酬制度 | 広告主からの通常報酬に加えて、もしもから報酬の12%がボーナスとして支払われます(2019年10月承認分より・会員全員が対象) |
| かんたんリンク | 楽天市場やAmazonの商品を検索して選ぶだけで、カード型のアフィリエイトリンクが作れます |
出典:もしもアフィリエイト「W報酬制度」「もしもアフィリエイトの特徴」(2026年9月11日確認)
支払条件は、最低支払額1,000円・振込手数料無料・月末締めの翌々月末払いです。
W報酬制度|12%が付くもの・付かないもの
ここが一番大事な部分です。公式サイトの記載をそのまま並べます。
| 項目 | 公式サイトの記載 |
|---|---|
| ボーナス報酬率 | 報酬の12%(2019年10月承認分より) |
| 対象 | もしもアフィリエイト会員全員 |
| 対象外① | Amazon.co.jp、楽天グループプロモーション |
| 対象外② | PR枠・SNS投稿・記事作成キャンペーン等で発生する固定費(原則) |
| 支払サイクル | 月末締め翌々末払い |
出典:もしもアフィリエイト「W報酬制度」(2026年9月11日確認)
Amazonと楽天が対象外である意味
ここを誤解したまま始める人が多い部分です。
もしもアフィリエイトはAmazonと楽天のリンクを作りやすいASPとして知られています。ところが、そのAmazonと楽天こそがW報酬の対象外です。
つまり、商品レビュー中心でAmazon・楽天のリンクだけを貼るなら、12%の上乗せは1円も発生しません。かんたんリンクの使いやすさだけが残ります。
12%が効くのはどんな記事か
逆に、上乗せが効くのはAmazon・楽天以外の広告主を扱う場合です。サーバー、会計ソフト、スクール、金融、通信などが該当します。
数字で見ると差が出ます。
| 月の通常報酬 | W報酬(12%) | 受取額 |
|---|---|---|
| 5,000円 | 600円 | 5,600円 |
| 30,000円 | 3,600円 | 33,600円 |
| 100,000円 | 12,000円 | 112,000円 |
※W報酬対象のプロモーションのみで計算した場合の金額です。Amazon・楽天分は含みません。
同じ商品を同じ単価で扱うなら、もしもを経由するだけで12%多くなります。記事の数も文章も変える必要はありません。ここが、他社ではなくもしもを選ぶ理由になります。
同じ記事のままで、対象プロモーションは12%上乗せになります
かんたんリンク|Amazonと楽天を1つのカードにまとめられる
公式サイトでは、こう説明されています。
楽天市場やAmazonの商品を検索し選ぶだけで、シンプルで使いやすいカード型のアフィリエイトリンク
出典:もしもアフィリエイト「もしもアフィリエイトの特徴」(2026年9月11日確認)
通常、Amazonと楽天のリンクは別々に取得して並べることになります。かんたんリンクは1つのカードにまとめて表示できるため、読者は使っているほうの店舗を選べます。
「Amazonは使わないから買わない」という取りこぼしが減ります。商品を紹介する記事を書くなら、この機能だけでも登録する価値があります。
ただし前述のとおり、このリンクから発生した報酬にW報酬の12%は付きません。便利さと上乗せは別の話として考えてください。
支払条件|1,000円・手数料無料・翌々月末
| 最低支払額 | 報酬金額が累計1,000円以上から |
| 振込手数料 | 無料(1,000円以上であれば手数料は一切かからないと記載) |
| 支払サイクル | 月末締め翌々末払い |
| 登録費用 | サービス利用にあたり費用は発生しない |
出典:もしもアフィリエイト公式サイト・「W報酬制度」(2026年9月11日確認)
注意すべきは入金までの期間です。月末締めの翌々月末払いなので、9月に確定した報酬が振り込まれるのは11月末になります。約2か月空きます。
始めたばかりの時期は、この2か月が長く感じます。「報酬が出ていないのではなく、まだ支払日が来ていないだけ」という状態が起こることは、先に知っておいてください。
最低1,000円から。振込手数料はかかりません
ほかのASP5社と比べた位置
主要6社の支払条件を並べます。いずれも各社の公式ヘルプに記載のある項目です。
| ASP | 最低支払額 | 振込手数料 | 支払サイクル | 公式サイト |
|---|---|---|---|---|
| もしもアフィリエイト | 1,000円 | 無料 | 確定月の翌々月末日 | 公式サイト |
| A8.net | 方式を選択(1,000円/5,000円/繰越) | 実費を自己負担 | 毎月15日(休業日は翌営業日) | 公式サイト |
| afb | 777円(税抜) | 無料 | 超えた月の翌月末日 | 公式サイト |
| アクセストレード | 1,000円(税込) | 無料 | 超えた月の翌々月15日 | 公式サイト |
| JANet | 1,000円 | 無料 | 月末締め・翌々月15日 | 公式サイト |
| バリューコマース | 1,000円 | 無料 | 超えた月の翌々月15日 | 公式サイト |
出典:A8.net「成果報酬の支払方法」/afb「報酬の支払について」/もしもアフィリエイト「W報酬制度」/JANet「報酬について」/バリューコマース「報酬はいつどのように受け取れるのですか?」(いずれも2026年8月3日確認)
この表から分かるのは、もしもの支払条件は6社の中で標準的だということです。最低支払額はafbが最安、入金の早さもafbが1か月早い設定です。
もしもを選ぶ理由は、支払条件ではなく12%の上乗せとかんたんリンクにあります。そこが要らないなら、別の社を選んでも条件は変わりません。
1社目にすべきか、2社目にすべきか
結論から書くと、もしもは「2社目」に向いています。ただし、扱う商材によっては1社目でも構いません。
| 書こうとしている記事 | もしもの位置づけ |
|---|---|
| 商品レビュー中心(Amazon・楽天) | 1社目でよい。かんたんリンクが効く。ただしW報酬は付かない |
| サービス紹介中心(サーバー・スクール・金融など) | 2社目に入れる。同じ案件を扱う他社と単価を比べて、高いほうで貼る。もしも側なら12%上乗せ |
| まだ何を書くか決まっていない | 案件数の多いA8.netと合わせて2社登録。比較してから絞る |
「1社に決めたい」という発想は、この仕組みには合いません。同じ広告主が複数のASPに出稿している場合、成果条件と単価はASPごとに別々に設定されているからです。登録はどこも無料なので、比べてから貼る側を決めるのが合理的です。
合わせて登録する1社
A8.net案件数で比べる
広告主の数が多く、同じ案件がもしもとA8.netの両方にあることが珍しくありません。その場合、単価と成果条件を比べてから貼る側を選べます。振込手数料が自己負担である点は差し引いて考えてください。登録条件は公式サイトでご確認ください。
A8.netに無料で登録する登録は無料です。振込手数料は実費の自己負担と記載されています。登録してから報酬が出るまでの流れ
- メディア会員登録(無料)
- 紹介したいプロモーションに提携を申請する
- 承認されたらリンクを取得して記事に貼る
- 成果が発生し、広告主が承認すると報酬が確定
- 確定した月の翌々月末に振り込まれる(1,000円以上)
止まりやすいのは2番と4番です。提携申請には審査があり、通らない広告主もあります。成果が出ても、広告主が承認しなければ報酬は確定しません。クリックや発生の数字だけを見て一喜一憂しないでください。
提携できる案件は、登録後に管理画面で確認できます
サイトがまだ無い場合に先に必要なもの
アフィリエイトを始めるには、リンクを貼る場所が要ります。無料ブログでも登録はできますが、サービス終了や規約変更で記事ごと失う可能性があります。
自分のドメインとサーバーで運用すれば、ASPを変えてもサイトは残ります。初期費用はかかりますが、積み上げた記事が自分の資産になります。
報酬が出たら税金の扱いを確認する
アフィリエイトの報酬は、会社員の場合は原則として雑所得にあたります。規模や継続性によっては事業所得になります。
給与を1か所から受けている会社員で、給与以外の所得が年間20万円を超えると確定申告が必要です。ここでいう所得は、報酬からサーバー代などの経費を引いた後の金額です。
また、20万円以下で所得税の申告が不要な場合でも、住民税の申告は別に必要です。
あわせて読みたい
申告の判断と、勤務先に知られる経路については、こちらで解説しています。
よくある質問
W報酬の12%はAmazonと楽天にも付きますか
付きません。公式サイトに「Amazon.co.jp、楽天グループプロモーションはW報酬対象外です」と明記されています。
登録に費用はかかりますか
かかりません。「サービス利用にあたり費用は発生いたしません」と記載されています。
報酬はいくらから振り込まれますか
累計1,000円以上からです。1,000円以上であれば振込手数料はかかりません。
報酬はいつ振り込まれますか
月末締めの翌々月末払いです。9月に確定した分は11月末の入金になります。
ほかのASPと同時に使えますか
使えます。むしろ同じ広告主でもASPごとに単価と成果条件が違うため、複数登録して比べるほうが受取額は上がります。ただし管理画面と確認の手間は増えるので、まず2社から始めてください。
サイトが無くても登録できますか
登録の可否と提携の審査条件は公式サイトでご確認ください。当サイトで推測して書くことはしません。
まとめ
- もしもアフィリエイトは株式会社もしも(スクロールグループ)が運営するASP
- W報酬制度で通常報酬に12%が上乗せされる(2019年10月承認分より・会員全員)
- ただしAmazon.co.jpと楽天グループのプロモーションは対象外
- かんたんリンクでAmazon・楽天をカード型の1つのリンクにまとめられる
- 最低支払額1,000円・振込手数料無料・月末締めの翌々月末払い
- 支払条件は6社中で標準的。選ぶ理由は12%の上乗せとかんたんリンク
Amazon・楽天以外の商材を扱うなら、同じ記事のままで受取額が12%増えます。登録は無料で、費用は発生しません。
対象プロモーションなら、貼り替えるだけで12%増えます
この記事は2026年9月11日時点の各社公式サイトの記載に基づいています。報酬条件は変更される場合があるため、申し込み前に必ず公式サイトで最新の内容をご確認ください。

