政府の働き方改革を皮切りに副業解禁企業が続々と増え、副業ブームが到来しています。

そんな中、副業に関して以下のような声が挙げられています。

これまで本業のみで働いてきた人がほとんど。誰もが「2つの仕事」を持つことの過酷さを痛感しているのでしょう。

そこで、本記事では、副業探しの参考にすべき「副業選びのコツ・心得」を一覧化して紹介していきます。

副業を成功させるコツ①メリット・デメリットの把握

最初に、会社員が副業を始めるメリット・デメリットを全部で17個【個別解説】をしっかりと確認しておきましょう。

そもそも『本当に副業をするべきか否か』を見極めなければ、元も子もありません。

副業を成功させるコツ②「楽しめる」副業であるべき

大前提として、副業は楽しめる種類を選ぶのがおすすめです。趣味の延長線上で始めれば、楽しむことが前提となるので継続しやすくなるでしょう。

しかし、お金を稼ぐことにより、「楽しさ」が減ってしまうこともあるかもしれません。副収入を稼ぐことに懸命になりすぎてはいけません。

では、どうやって楽しめる副業を見極めるのでしょうか。まず、直感で感じる「やってみたい！」という思いが非常に大切です。

直感での印象は、これまでの自分の趣味・嗜好・考え方によるものであり、継続できるか否かを決める大きな要素に違いありません。

直感的な感情を頼りに自分が興味の湧く副業を探してみましょう。

また、友人が楽しそうに行っている副業。これも非常におすすめです。

できるだけ信頼の置ける友人であるのが好ましいですが、ほとんどの場合、友人からリアルな感想を聞くことができます。ネットでの口コミは信憑性が怪しいケースもあるので、注意しましょう。

また、副業は試しにはじめてみることが可能です。初期費用のかからない副業であれば、積極的にチャレンジして自分で良し悪しを確かめてみましょう。

副業を成功させるコツ③「長所を活かせる」副業であるべき

本来自分が持っている「長所」（特徴）が活きる副業を選ぶのがおすすめです。

例えば、

など、これまでの人生経験を振り返り、自分の長所を洗い出しておきましょう。反対に、上記の項目が「苦手」な人もいるかもしれません。

得意なことだけでなく苦手なことも挙げておくと、自分に合わない副業を選ばずに済むでしょう。

副業を成功させるコツ④「スキルを活かせる」副業であるべき

自分が既に持っている「スキル」を活かせる副業は続けやすいです。新しい何かを始めるのと比べ、

と言った特徴があります。ゼロからスキルを身に付ける場合、最初の投資期間はほとんど副収入が稼げません。

反対に費用が掛かってしまう場合もあります。長期的に収益が見込める確率が高い場合を除いて、継続させるハードルが群と高くなることを覚えておきましょう。

副業を成功させるコツ⑤「生活リズムを崩さない」副業であるべき

本業だけで働いていたときの生活リズムが大幅に崩れるような副業は危険です。特に「睡眠時間」を削ってしまうような副業であると、「体調を崩してしまう」リスクがあるだけでなく、

「本業に支障をきたす」リスクも増えてしまいます。そのため、通常の会社員であれば、深夜アルバイト系の副業はおすすめできません。

ネット副業の中でも「好きなタイミングで始められ、好きなタイミングでやめられる」時間の決まっていない副業を選ぶのがおすすめです。

継続しやすい副業を探すコツ・心得まとめ

継続しやすい副業を探すコツ・心得として、

のポイントを紹介しました。副業選びは、その後の収入・満足度・継続性を決定する非常に大切なプロセスです。必ず、自分が重視するポイントを考えながら、一つ一つ吟味しましょう。

副業継続のカギを握るのは、本業で働く生活の合間にうまれるスキマ時間をいかに有効活用するかです。日常生活で副業に活用できる副業のスキマ時間・利用するコツ・注意点を確認しておきましょう。

日常生活のスキマ時間を洗い出す方法

日常生活において、副業をする理想のタイミングは人それぞれです。自分の一般的なライフサイクルから、「継続可能」なスキマ時間をさがしてみるためには、以下のような切り口で時間の棚卸をする必要があります。

順に解説していきます。

「いつでも」生まれるスキマ時間一覧

平日・休日に限らず、毎日必ず生まれるスキマ時間を紹介します。

移動中の待ち時間

電車・バス・新幹線・飛行機など、目的に応じて移動をする際の待ち時間は有効に活用しましょう。スマホ完結の副業であると、いつでも行えるため、非常におすすめです。

そうでない場合でも、情報収集・メモなどあらゆる活用法があります。あくまで移動中であるため、集中しすぎて「周りの人に迷惑をかける」「移動ミスをしてしまう」「酔ってしまう」などには注意しましょう。

就寝前のスキマ時間

夜寝る前の時間を有効に使うのもおすすめです。「夕飯」「風呂」「家事」など、寝る前にこなすべきことをテキパキと終わらせることで、活用可能な時間が伸びるでしょう。

寝る直前までやってしまうと、脳が興奮状態になってしまい、深い睡眠が取りずらくなってしまいます。

最低でも寝る1時間前までには、スマホ・PCでの作業は終わらせましょう。情報収集のために軽く読書をしながら眠りにつくのも良いかもしれません。

早朝のスキマ時間

平日であっても休日であっても早朝であれば、誰にも邪魔されずに有効な時間を確保できます。「朝の1時間は夜の3時間に匹敵する」と言われるほど、朝の脳は活性化しています。

業務効率の上がるので、副業に最も有効な時間帯とも言えるでしょう。

しかし、平日で勤務がある場合、出勤後に支障をきたしてはいけません。早起きをすればするほど、活用できる時間が増えますが、無理して睡眠時間を削るのはおすすめしません。

十分な睡眠を確保することはもちろん、本業の職場に昼寝（短時間の仮眠）が取りやすい環境があるのが理想です。

「平日」に生まれるスキマ時間一覧

本業での出勤がある平日に生まれるスキマ時間を紹介していきます。

出勤前のスキマ時間

起きてから出勤をするために外出するまでの合間の時間です。

上述した通り、「早朝は脳が活性化」されており、業務効率が上がるため、非常に濃密な時間となりやすいです。

しかし、平日であったら、絶対に本業に支障をきたしてはいけません。

当たり前のことですが、本業がメインであることを常に頭に入れておきましょう。

昼休憩の時間

勤務の合間にある昼休憩の時間も有効に活用できます。

常に情報を仕入れる必要がある「FX」や「せどり」などを行う場合は、スマホで情報をチェックしておくべきでしょう。しかし、あくまで休憩時間であるため、リラックスして身体・脳を休めるのが優先です。

無理をせず、可能な範囲で。副業に活かせる情報収集をサクッと調べる程度が良いでしょう。

出勤後のスキマ時間

出勤後から就寝までの時間も活用できます。

しかし、早朝と比較して、勤務の疲れが残っているため、集中力は保ちにくいかもしれません。

「夕飯」「風呂」「家事」などを素早くこなすと多くの時間を確保できますが、無理はせず、早めに寝ることをおすすめします。寝る直前までスマホ・PCを利用するのは、脳が興奮状態になってしまい、深い睡眠が取りずらくなるため、控えましょう。

ちょっとした作業で「好きなタイミングでやめられる」副業であれば、5分～30分でサクッとこなせるのでおすすめです。

「休日」に生まれるスキマ時間一覧

休日は、比較的に自由な時間が多いです。副業に活かせる有効な時間も多くつくることができます。

好きなタイミング（予定がない場合）

休日で、且つ予定がない日であれば、1日の中で自分の好きなタイミングを見つけて行うのがおすすめです。休日だからと言って、1日中副業に費やすと疲労が溜まってしまいます。無理のない範囲で、適切な量を見極めましょう。

嫌気が指したらすぐにやめることが大切です。

副業をするメリット・デメリットを確認しておこう

最後に、会社員が副業を始めるメリット・デメリットを全部で17個【個別解説】をしっかりと確認しておきましょう。

そももも『本当に副業をするべきか否か』を見極めなければ、元も子もありません。

まとめ

日常生活で副業に活かせるスキマ時間を紹介しました。各項目で解説した「注意すべき点」に共通するのは「無理をしないこと」です。

あくまで本業がメインですから、副業を始めたからと言って、無理矢理スキマ時間を副業に費やす必要はありません。

マイペースを心がけ、健康第一でスキマ時間を適正に利用していきましょう。