『CASH』は売りたいものをすぐに現金化できるが特徴のアプリです。フリマアプリやオークションサイトのように、買い手が現れるのを待つ必要はありません。気軽に利用できるとして、爆発的に人気を集めました。

ところが、『CASH』には悪い評判もあります。気軽に使える反面、多くの問題点を抱えているとして、悪い意味でも注目されました。特に、『質屋アプリ』だと思っている人は要注意。

この記事では、それらの問題点を踏まえて『CASH』の評判や特徴についてまとめていきます。ぜひ上手に『CASH』を利用して、商品をお金に変えてみてください。

『CASH』のサービス詳細

まずは『CASH』のサービス詳細から見ていきましょう。

『CASH』はスタートアップして間もなく、DMMに70億円で買収されています。これからの成長が期待できるサービスといえるでしょう。

『CASH』の仕組み

『CASH』では、次のような流れで商品を現金化します。

アプリをインストールしたら、SMS認証を行います。登録には電話番号を用いることを知っておきましょう。

その後は、ブランドを選んで商品の情報（画像や新品・中古などの状態）を入力すると、すぐに査定結果が表示されます。このように、すぐに金額が分かるのが『CASH』の特徴です。

そして、金額に納得した場合、すぐに振り込みを申請できます。コンビニ受取か銀行振り込みによって、当日あるいは翌営業日に現金を手にすることができます。

商品は忘れずに2週間以内に送付するようにしましょう。

『CASH』の悪い評判・口コミ

『CASH』の悪い評判について見ていきましょう。

『CASH』はサービス開始当初は、いろいろな商品を対象としていました。

しかし、リリース直後にアクセスが集中してしまったため、サービスをいったん停止。そして再会した時には、ブランド品のみの買取へと変更されました。

対象となるブランドの種類は多いですが、自分の売りたいものが対象となっていない、という評判が見られました。

また、買取額の上限が2万円である点も要注意です。通常のリサイクルショップで査定を受ければ数十万円になりそうなものでも、2万円にしかなりません。あまり高額なものを『CASH』で売却するのは控えたほうが良いでしょう。

さらに、『CASH』は買取アプリではなく、質屋アプリだという声もあります。買取ではなくキャンセル料によって利益を上げる金融業だという意見です。しかし、現在はこのキャンセル制度は廃止され、完全な買取アプリになっています。

『CASH』の良い評判・口コミ

続いて、『CASH』の良い評判を見ていきましょう。

まず、写真と入力情報だけで査定してもらえるという手軽さが評判です。あっという間に金額が分かるため、爽快感が味わえます。さらに現金としてすぐに引き出せるので、至急お金が欲しいときにも役立つでしょう。

また、査定金額が高いと評判です。最低金額は1,000円なので、たとえボロボロの靴であってもブランド品であれば1,000円にはなります。他にも、傷がついている割には高く買い取ってもらえるなど評判です。

一方で、気軽に不要物を売り払えるという意味でも人気があります。フリマアプリやオークションサイトのように、購入者が現れるのを待つ必要がありません。

またリサイクルショップにもっていく手間もありません。簡単に要らないものを処分できるアプリとしても評判です。

『CASH』で稼げる収入例

『CASH』で商品を販売することで、具体的にどのくらいの金額を得られるのでしょうか。

ほとんどのケースでは、最低買取金額の1,000円になるようです。それより高額になりそうなものは、別の場所で売ったほうがよい可能性もあります。

メルカリやヤフオクなどで相場を確認し、納得できる値段であれば売却しましょう。

『CASH』を利用する上での注意点

『CASH』を利用するときは、以下のようなことに気を付けましょう。

まず、不正利用をしないようにしましょう。偽物を送付したり、期限内に商品を送付しないと不正利用となり、アカウントの凍結や法的措置をとられる可能性があります。

また、『CASH』で一日にキャッシュ化できる金額には上限があることも知っておきましょう。

ユーザー全体で一日にキャッシュ化できる金額は決まっているため、すぐに現金化できないこともあります。これは、サービス開始当初に利用者が殺到して、運営側がかなりの資金を要することになったためでしょう。

一度に大量の商品が売られても対処できないため、サービス全体で一日の利用量が決まっています。

まとめ

『CASH』の最大の魅力は、すぐに商品を現金化できることです。リサイクルショップにもっていったり、オークション・フリマアプリで販売する必要はありません。

商品の送付もヤマト運輸が集荷に来てくれるため、自身で行う作業は多くありません。商品を売りたい人の負担を最小限にしてくれるアプリといえます。

ただし、高額な商品でも2万円までにしかならないことや、一日のキャッシュ化金額が決まっているなどのデメリットもあります。

気軽に利用できるのは魅力ですが、あくまでも不用品の販売として利用するのが良いでしょう。