副業解禁企業が続々と増え、副業を耳にする機会が急増しています。
本業とは別の方法でお金を稼ぐ副業ですが、できれば好きなことでお金を稼ぎたいと考えている人は多いのではないでしょうか?
そこで、今回は日本の伝統文化でもある『着物』に携われる「着付け」の副業にスポットを当てました。
「着付け」副業の収益性・難易度・安全性・掛かる時間等の総合評価から、着付け師・着付け教室の講師をする人の収入事例、着付けのコツ・注意点など、包括的に様々な情報を紹介していきます。
2020年に東京オリンピックも控える今、海外観光者に向けて、日本文化を発信できる「着付け」を始めるきっかけになるかもしれません。
目次
着付けの概要・基本情報
収益性 :★★★☆☆(3点)
難易度 :★★★★☆(4点)
安全性 :★★★★☆(4点)
掛かる時間 :★★★☆☆(3点)
着付けとは、着物をはじめとして婚礼衣装など、さまざまな衣装を自分、もしくは他人に対して綺麗に着させることです。
着物の着付けを行う場合、下着や襟、帯など細かい部分まで綺麗に見えるようにする必要があります。
かつての日本では、着物が一般的に着用されていましたが、最近ではお正月や成人式、入学式、卒業式など1年のうちでも着用する機会が少ないのが現状です。
そのため、着物を着ること自体に慣れておらず、自分だけでは着物が着られないため着付けができる人に手伝ってもらうのです。
近年では、この着付けを副業として行っている人が実際にいます。
具体的な仕事としては着物の着付けを行う着付け師のほか、着付けを学びに来る生徒に指導を行う着付け教室の講師などがあります。
着付けは稼げる?事例から学ぶ収入目安
実際に着付けを副業として行うことは収入につながるのでしょうか。具体的な例をあげながら収入目安について紹介します。
着付け師で副業をする方の事例
ターゲット :着物が好きな女性
利用時間 :休日
仕事内容 :着物の着付けを行う
必要スキル :着付けに関する知識、技術
必要環境 :着付けを行う場所
着付け師を目指す場合、まず始めに、着付け教室で着付けに関する知識や技術を学ぶ必要があります。週末に開講している教室もあるので、スキマ時間を見つけてコツコツと通いましょう。
実際に働く場合は、実際に教室を開くだけでなく、依頼者の家に出張するという方法もあるので、覚えておきましょう。
知識と技術さえあれば、長く続けることが副業なので、出産や育児などで休む期間があったとしても復帰することは十分可能です。
なお、着付け師としての実務経験があれば、国家資格である着付け技能士の資格が受験できるため、キャリアアップも目指せます。
収入に関しては、決して高額というわけではありません。
シーズンによっては需要が大幅に下がることがあるので、成人式や卒業式など春先の季節を狙って集中的に行ってみましょう。
着付け教室の講師で副業をする方の事例
ターゲット :着付け教室・専門学校を修了済みの主婦
利用時間 :平日
仕事内容 :着付けの指導
必要スキル :着付けに関する知識、技術
(資格があるとなおいい)
必要環境 :教室を開く場所
着付け教室の講師は、その名の通り、着付けを指導する立場となって生徒に着付けを教える仕事です。
また、着付けの仕方だけではなく、着物を着用した際の作法や着物の生地・帯の種類、選び方などについても指導を行います。
講師になるためには、着付け教室や専門学校で着付けに関する知識・技術を学ぶ必要があります。
各教室や学校のコースを修了すると認定してもらえ、仕事をすることができます。
また、着付け技能士や日本伝統技術インストラクター協会が行う和装準師範の資格を取得することでより実力も信頼度も上がることが期待されます。
講師として働く場合は、既存の着付け教室や専門学校で働くもしくは、自宅などで開講するというパターンになります。
学校や教室の講師は、すでに教える場所があり、生徒も集まりやすいという特徴を持ちます。しかし、収入に関しては時給換算となり、一般的やパート、アルバイトよりもやや高い程度だといえます。
本業があり週末のみの稼働となると、収入はそこまで多くはならず、数千円〜数万円程度が目安となるでしょう。
一方で、主婦で子供が学校に行っている平日の日中に仕事をするという場合であれば、もう少し増える可能性があります。
自分で教室を開く場合、生徒からの授業料は全て自分の手元に入ってきますが、着付け教室を宣伝するための広告料や場所の使用料金、雑費などもそこから賄わなければいけません。
ただ、自宅を教室とすれば費用を抑えることも可能です。
着付け副業を始める際の注意点・心がけ
ここからは着付けを副業として始める際におさえておきたいポイントについて紹介します。
副業を検討している人は参考にしてみてください。
・時間管理を行う
・働き方は計画的に
・こつこつと継続すること
まず副業として働く以上、本業を疎かにすることはあってはいけません。
副業はあくまでも副業となるため、本業に支障の出ない範囲で時間を見つけながら働くことが前提となります。
また、それに伴って長期間での計画を立てることも大切です。
着付けの場合、教室に通って知識・技術を身につけるところから始める必要があるため、「〜までに教室を修了する」「〜から収入を得られるようにする」など長い目でみて考える必要があるのです。
そして、副業でいきなり大金を稼ぐことは決して簡単ではありません。
まずは、少しの副収入であってもOKというスタンスで、こつこつと継続して働くことを意識しましょう。
着付け副業で稼ぐためのコツ
最後に、着付けでより稼げるようになるためのポイント一覧をまとめて紹介します。
学校修了後も技術研鑽を継続。
⇒絶えず磨き続けることで、サービスの質を高めていきましょう
着付け技能士や和装準師範の資格資格を取得。
⇒信頼を高めましょう
営業活動を行う。
⇒美容院・知り合いなど、需要が伸びるシーズンに向けて、依頼を確保しておきましょう
⇒SNS・Instagram等のSNSを利用するのがおすすめ
要チェック!副業には税金知識が欠かせない
副業を始める際には、税金に関する知識をある程度持っておく必要があります。
給与・確定申告等におけるトラブルを未然に防ぐための知識を持っておきましょう。
転職・フリーランスも視野に入れておくべき理由
副業解禁企業が続々と誕生し、副業が行える環境は整いつつありますが、まだ8割程度の会社が副業を認めていない実態があります。
あくまで本業がメインではありますが、場合によっては、副業を通じて将来のキャリアを描ける方もいるでしょう。
そうなった場合、本業での働き方・規制などが弊害となると、望み通りに副業が続けられず、せっかく築いたキャリア展望が台無しとなってしまいます。
そのため、より副業が行いやすい企業への転職や、フリーランスとなる選択肢を視野に入れておくことも大切です。
理想のキャリアを歩み、AI・ロボットによって多くの仕事が奪われていく将来に向けて、会社に依存せずに個人で稼ぐ力を培っていきましょう。
まとめ
今回は日本の伝統文化でもある『着物』に携われる「着付け」の副業にスポットを当て、着付け副業の収益性・難易度・安全性・掛かる時間等の総合評価から、着付け師・着付け教室の講師をする人の収入事例、着付けのコツ・注意点などを詳しく紹介しました。
着付けの副業は、知識・技術を身に付けるために最初の投資期間が必要ですが、一度技術さえ身に付ければ、生涯活かせるスキルとなるでしょう。
シーズンにより需要が増減しますが、それを利用して短期集中型でがっつり稼ぐことも可能です。
最後に紹介した「スキルの継続的向上」「資格取得」「営業活動」、稼ぐための3つのポイントを抑え、しっかりと副収入を稼いでいきましょう。
物に興味がある、着物が好きという人はぜひ副業としての着付けを検討してみてください。
登録者数800万人以上!簡単にザクザクポイントを稼ぎたいなら「ECナビアンケート」
ECナビはポイントの稼ぎやすさが最大の魅力です!とにかくポイントを稼ぎたい方におすすめのサービスです。
親会社が東証一部上場企業であることで、プライバシーマークの取得、SSL暗号化システムの導入によって安全性が高く信頼できるサービスとして位置づけられています。
貯まったポイントは現金、ギフト券、電子マネーなどに交換できる点は多くのユーザーから高い支持を得ています。また、特定の時期には100%以上の交換レートでポイントを交換できるキャンペーンもあります。
「まずは簡単に楽して副業をしてみたい!」と考えている人におすすめのサービスです。
まずはアプリをダウンロードして、ECナビに触れてみましょう!