こんにちは。エージェント採用担当の芦田です。
「社会の『困った』を解決する」キャリアプロダクションである弊社。多くの「困った」を解決できる人財を育成・輩出し、「笑顔を創り続けること」を目指しています。
今回はエージェントに中途入社して1年たつ、東京オフィスの榎本の“成長”について聞いてきました。
営業未経験からの挑戦
――エージェントにはどのような想いを持って入社されたんですか?
前職はホテル業界で働いていました。サービス業だったので、「ホテルに来られた方に対してサービスをする」といった接客がメインの仕事。自分で考えて、動いて、提案をする、販売や営業という職種は未経験でした。
今までとはまったく違う環境で、「新しい挑戦がしたい」という気持ちを持って、エージェントに入社しました。
――入社してからはどんな仕事をしていましたか?
2月に入社し、4月までは毎日、モバイル業界での販売支援に従事していました。
売り上げを伸ばしたい携帯ショップに入店し、注力したい販売商材をヒアリングして、お客様に提案していく仕事です。携帯ショップ以外の場所でイベント販売を担当することもありましたね。
――一番印象に残っている仕事のエピソードはありますか?
研修やOJTを終えて、初めて担当した店舗様で実績を上げられ、「次もまた来てください」と言ってもらえたことがとても嬉しかったです。
しかし、一方で別の店舗様では成果を出せず、撃沈してしまいました。店舗ごとの販売支援業務の難しさを実感しました。
――「次もまた来てください」といわれることは嬉しいですね! 入社してすぐだとなかなか実績が出せず悩んでしまう人もいるかと思いますが、初めて担当した店舗様ではなぜうまくいったと思いますか?
入社当初は業界も未経験で、販売する商材の知識がまだ浅かったので、店舗のスタッフ様へ商材の特性やキャンペーンなどについて何度も確認をしていました。不安なことも多かったのですが、もともと先輩たちが担当していた店舗でもあったので、スタッフ様とはコミュニケーションが取りやすい雰囲気。密に確認や報告をしていたので、質問も快く受け止めてくださったんじゃないかなと思います。
あと、行った場所が実は山形県にある店舗だったんですよ。当時は仙台オフィスが立ち上がったばかり。東北エリアにある店舗の販売支援も、いくつかは私が所属する東京のチームが担当していました。出張したのに、なにも成果がないままだと悔しいじゃないですか。「この店舗を任せられたからには、成果を出したい」と覚悟を決めて取り組めたんですよね。
――撃沈してしまったエピソードも聞かせてください。
「また来てください」と言ってくださった店舗様は、先輩が信頼関係を構築してくれていたので、コミュニケーションが円滑にできました。
しかし、同じ感覚で他の店舗に入店してみると、全然獲得できなくて。求められるニーズが違ったんですよね。撃沈してしまったのは、数字をシビアに求められて、注力する商材も決まっている実績重視の店舗様でした。しかも、その時の注力商材は私が苦手としているタブレット。それまでは、インターネット回線の提案をすることが多かったので、タブレットの提案に自信がありませんでした。価格については話せるけれど、価値提案ができなくて、知識不足を露呈していしまいました。
――成功体験ががあった分、落ち込みませんでしたか?
すごく落ち込みました。しかし、じっとしていても埒があかないので、仕事が終わった後、先輩に毎日のように電話をしました。その日できなかったことやわからなかったことを全部聞いていましたね。提案のタイプが違いそうな人を選んで、たくさんのメンバーにいろいろなやり方を聞きました。
価格の魅せ方のトークを教えてもらったり、お客様のライフスタイルや年齢層に合わせたヒアリングや価値提案のやり方を聞いたりして、いろいろ学ぶことができました。
いくつか店舗を回って経験を積んでいくうちに自信がついて、自然と数字もついてくるようになりました。
自分の得意なことや苦手なことがわかってきて、「この場面ではこんな提案を」と自分の得意な対応がわかるようになっていきました。
メンバーのことを知るために、コミュニケーションを密に取る
――他にもいろいろなプロジェクトを経験していますよね。
そうですね。5月からはちょうどクライアントのニーズが高まっていた、初期設定代行業務に従事しました。お客様がご購入された端末の、データ移行やアプリ設定等アフターフォローをする仕事です。
11月にはクライアントのITデバイスを業務ですぐに使えるように準備をする「キッティング」というプロジェクトの事務局運営を担当。
現在は、モバイルチームの営業事務局の仕事をしています。店舗への営業や、メンバーのシフト作成、勤怠管理、請求書の管理などが主な仕事です。特にシフト作成が面白いですね。
――どんなところが面白いのでしょうか?
例えば、新規店舗を誰に担当してもらうかを考える時、メンバーが得意なことや、店舗のニーズを考えながらシフトを組んでいくんです。その人が実際に成果を残して、店舗から指名をいただけるとすごく嬉しいんですよ。「メンバーがモチベーションを高く持ちながら、実力を発揮できる場所はどこだろう」「このクライアント様に喜んでもうには誰がいいかな」と考えて仕事をするのは楽しいです。
――メンバーのことをしっかり理解していないとできないことだと思います。メンバーのことを知るために何か気を付けていることはありますか?
入社したときから、チームのメンバーとまめに連絡を取ることは意識しています。エージェントでは月に1回は上長と1on1面談をしていますが、それだけでなく電話をしたり、チームメンバーが集まるミーティングの機会にたくさん話すようにしています。
やっぱりメンバーのことがわからないとお互いに不安なので、コミュニケーションを密に取ることは心がけていますね。
メンバーが活きる、強いチームを創りたい
――エージェントに入社して1年経ちましたね。これから挑戦していきたいことはありますか?
この1年でいろんなプロジェクトを経験し、営業のスキルが身についたなと思います。
今後はマネジメントができるようになりたいと思っています。契約社員として入社しましたが、先日、無期雇用転換のための試験に晴れて合格できました。その試験でも「メンバーがもっと活きるチームを創ります」とプレゼンの資料に書いたんですよね。
エージェントって、みんなが当たり前のように「All-Smile」を目指しているんです。みんな同じ方向を向いて動いている。ここでなら強いチームが作れるんじゃないかなと感じています。
今はまず、チームをもっと大きくしていきたいと思っています。そして自分1人でマネジメントができるようになったら、インバウンドのプロジェクトを立ち上げたい。旅行が好きで前職はホテル業に就いていたし、知識や経験もあるので何かできると思っています。「やりたいならやってみなよ」という社風なので、やりがいはあるしチャレンジできると思っています。
具体的に考えたら企画書を書いて、経験者や興味がある人を集めようかなと。1から何かをしたことはないので、ぜひ挑戦したいですね。
エージェントに入社して1年。エージェントでのルーキーイヤーは終わったので、さらに頑張っていこうと思います!
榎本 優太(Yuta Enomoto)
セールスソリューション事業部東京オフィス所属
新卒でホテル業界に入社し、インバウンドの宿泊業務を担当。エージェント入社後、モバイル業界の販促支援や初期設定代行業務、光回線の販売ラウンダーなど複数の業務を経験し、その経験を活かして現在はモバイルチームの営業事務局運営を担当。2年目からはリーダーに昇格し、メンバーマネジメントに取り組んでいる。