新年度が始まりました! 歩いていても、電車に乗っていても、新入社員のフレッシュさがまぶしいです。私もまだまだ若手の気分でいましたが、先日上司から「え?中堅でしょ?」と冷たい目で宣告されました…。こうやって人は年をとっていくのか…。
そんな私の悲哀はともかくとして! 去年入社した新卒社員ももう2年目! ということで、先日紹介した新規事業『BitWork』を立ち上げた新卒・桐本に1年を振り返ってもらいます!
うまくいかないことばかり…でもそれが楽しかった
――入社して1年が経ちましたね。この1年、どうでしたか?
課題を常に感じられる1年間でした。
僕はこれまで新規事業立ち上げに携わってきたのですが、新規事業ってうまくいかないことの方が多いんです。当然ですよね。やったことのないことに挑むのですから。でも、だからこそ面白いという感覚がありました。
僕は『BitWork』という副業兼業サイトの立ち上げを企画から行ってきたのですが、WEBサイトを作ったことなんて勿論ありませんでした。知らない用語がたくさん出てきたり、そのせいでエンジニアサイドとのコミュニケーション齟齬が生まれたり、ただ伝えるだけのことでもすごく大変で。自分の無知さを知りましたね。マーケティングや開発の本を手当たり次第に読み漁りました。
――「うまくいかないからこそ面白い」と仰ってましたがそれはどういう意味ですか?…ちょっと気になっちゃって(笑)
昔から様々なことにチャレンジする中で、壁にぶつかってもそれなりに努力してなんとか乗り越えてきました。
でも、新規事業における「壁」はこれまで経験してきたものと大きさも数もレベルが違っていて(笑)その壁をひとつずつ乗り越えていく感覚が楽しいんです。ダイレクトに成長を実感できるというか。できないことって、まだ成長の余地があるってことだから、仕事を通してこういう感覚を得られることは本当に楽しくて幸せなことだな、と思います。
――壁が高いほど燃えるタイプなんですね(笑)
そうかも(笑) 新規事業って会社としても未知の領域に挑戦していることだと思うので、新しい可能性を自分で切り拓いているという自負もありますね。
地元を「やりがいのある仕事」で溢れさせたい
――そもそも、エージェントにはどうして入ろうと思ったんですか?
僕、実は就活はあまりしていないんです(笑) 学生の時、ある団体の代表を勤めていたのですが、その団体の活動に協賛してもらうために営業をした先がエージェントでした。
代表の四宮と話すにつれ、共通点が非常に多いことがわかって、考えに共感することも多く、段々「この会社に入社したい!」と思うようになりました。
僕は将来、出身地の石川県輪島市を仕事の側面から盛り上げていきたい、と思っています。そのためにいち早く成長できる環境を求めていました。壮大なビジョンを持ち、挑戦を好む文化のあるエージェントは、とても刺激的で「この会社でなら成長できる。この会社で成長しよう」と思い、入社を決めました。
――地元を盛り上げるために成長、ですか。どうしても地方だと都会に出てしまう人が多いですからね。
そうなんですよ。地方あるあるだと思うんですけど。地元にいるとき、どんどん若い人が街を離れていくのが悲しかったんですよね。僕、地元から出ていく人に聞いたことあるんですけど、みんな口を揃えて「地元にやりたい仕事がない」って言うんです。確かに、地方には若い人が魅力的だと思える仕事って少ない。それなら、僕が創ろう、と思ったんですよね。地元に若い人が戻ってきたくなるような仕事を創る、「地元のあの会社だったら受けてみようかな…」と思ってもらえる仕事を、自分が創るんだ!って。
だから、事業をゼロから創り出す経験が出来る会社に入ろう、と思ったんです。
――なるほど。そうすると、今は目的に確実に向かう動きができていますね。
そうですね。すべての経験が本当に貴重で、勉強になっています。
一緒に働きたいのは、成長にわくわくできる人
――最後に、4月を迎えて今度は桐本さんが先輩となります。これからどんどん後輩も増えますが、桐本さんはどんな人と一緒に働きたいですか?
自分の頭で考えて行動できる人、ですね。エージェントは本当に自由。やろうと思えばなんでもできるけど、やらなければ何も変わらない。主体性が非常に問われる会社だと思います。だから、言われたことだけやる、というスタンスだと、この会社で楽しむことは難しいのかもしれません。
僕個人としては、ビジョンを共有しながら、そのビジョンにわくわくして楽しめる人ですね。楽しく仕事をするためには、理想をしっかり持つことが重要だと思います。その理想に向かって、自分が進化していることを実感することは本当に楽しい。そして、理想を一緒に追いかけていく仲間は、多ければ多いほどどんどん楽しくなると思っています。
目指せるビジョンが高いほど、一緒に目指す仲間は多いほど、相乗効果で仕事も楽しくなると思うので、成長にわくわくできる人と一緒に働きたいですね。
桐本瑛生(Eiki Kirimoto)
キャリアソリューション事業部東京オフィス所属。
入社当初から新規事業開発に従事。1年の試行錯誤を経て、ようやく1つの事業を立ち上げることに成功した。