エージェントで活躍するメンバーをご紹介します!
現在、入社10年目。全国規模のプロジェクトを多く抱える森永。
億単位の売上を生み出し、昨年度には年間MVS(エージェントでは、「MVP」ではなく「MVS」=「Most Valuable Smilist」(最も多くの笑顔を生み出した人)を表彰しています)にも輝きました。
そんな森永。エージェントに入社する前は…え!資格浪人⁉
困っている人を助ける仕事をしたかった
――現在は億単位のプロジェクトを動かす森永さん。入社前は資格浪人だったって本当ですか?
元々は司法書士になりたかったんです。困っている人を助ける仕事がしたくて、大学で法律を学んでいたのでその延長で。資格取得の勉強をしながら、飲食店でアルバイトとして働いていました。結構長く働いていたので、スタッフの教育も任せてもらっていたのですが、そのときに「あ、教えることって面白いな」と思ったんです。法律にこだわらなくても、人を助けられる仕事がたくさんあることに気が付いて、就職活動をしてみよう、と思いました。
エージェントは、転職サイトで募集を見つけて応募しました。説明会に行ったとき、社長が「人を輝かせることで輝こう」「若者を応援したい」と言っているのを聞いて、とっても共感したんですよね。私が目指していた、”誰かの力になれる仕事” ができる!、と思ったんです。
――入社してからはどうでしたか?
エージェントは、企画だけ、とかPR実施だけ、ではなく、クライアントがどんなことに困っているのかをヒアリングして、解決する施策を企画提案し、企画実行に至るまでをワンストップでサービス展開していきます。実際にPR企画をして、自ら販促を行っていくので、販売現場の課題をきちんと理解できているんですよね。想像の営業ではなく、現場の状況に基づいて提案ができる。そこが他社さんとは大きく違うところだな、と思います。
とはいえ、私自身は入社してからは失敗の連続でした。営業しても結果は出せないし、PRイベントでは大きなミスをしてしまって失注してしまったり…。私の誇れるところといえば “やる気” だけだったので、とにかく仕事に全力投球できるように、会社の近くに引っ越して、ぎりぎりまで仕事ができるようにしていました。PRイベントで販促を行う時には直行直帰なのですが、直帰せずに帰社して事務作業を教わったり、実際にやってみたりしていましたね。それを見てくれていた先輩から、新しい仕事のチャンスをいただけたりもして、少しずつできることを増やしていきました。
「目の前の仕事に真摯に取り組む姿勢」が信頼につながっている
――失敗ばかりだったなんて、今からは想像できませんね。どうやって、現在のような全国的なプロジェクトを担当するに至ったんでしょうか。
「目の前の仕事をコツコツとやっていくこと」に尽きます。私にできることは、実直にやっていくことだけです。その姿勢がお客様への信頼につながると信じてこれまでやってきました。
失敗続きだった入社当初も、目の前の仕事に一生懸命取り組んだことで、大阪支社の立ち上げを任せていただけるまでになりました。印象的だったのは、モバイルショップへトレーナーを派遣する仕事。月間1000万円の売上に繋がるプロジェクトでしたが、金額よりも “教える” という内容にわくわくしました。法律以外の分野に興味を持ったきっかけは “教える” ということでしたから。
この仕事をきっかけに、”販売” だけではなく、”教育” という要素が加わり、企業課題を解決できる方法が大きく広がったと思います。現在行っているプロジェクトも、全国へのモバイルショップ向け研修、教育アプリの開発・導入など、”教育” を主軸に展開しています。複数プロジェクトを並行しながら、売上も恒常的に1億円を突破するまでになりました。
私だけではなくメンバー全員に言える事ですが、「目の前の仕事に真摯に取り組む姿勢」「困っていることを探し、解決していく姿勢」が、エージェントの評価に繋がっていると思っています。これまで様々なプロジェクトに携わってきましたが、口コミや、ご紹介からご依頼いただくことが本当に多い。「○○さんの教え方が素敵だったから」「○○さんはいつも頑張ってPRしてくれるから」お客様からそんなお言葉をいただくことが非常に多くあります。そんな風にしながら、会社全体としても段々に規模の大きな仕事もお任せいただけるように成長してきたのだ、と心から思います。
年数を重ねて見えてきた景色
――入社してから、一番変わったところはどこでしょうか。
私は、現場視点を非常に強く持っています。それは、自分でイベント運営や販促の現場に立ってきたから。2年目ぐらいまでは、目の前のことにいっぱいいっぱいで、全体を俯瞰して見ることはできませんでした。社長は全体最適の視点で、エージェントメンバーとしてあるべき姿を示してはくれていますが、実際現場に立つと、そんな指針を無視しても成果を出すことはできて。だから、愚直にやっていくことが馬鹿らしく思えることも正直ありました。器用に楽して成果を出せれば、という気持ちもあったのは否めません。
でも、舌先三寸で適当にやってしまう仕事って、結局一時的なものになってしまうんですよね。長期的な視点で見ると社長の示した指針の大切さを実感します。「あの時一生懸命頑張ってくれたから、またお任せしたい」という言葉をいただくと、「ああ、間違ってなかったんだな」と思える。これは、目の前の仕事を頑張れる “現場視点” と、その仕事の先に何があるのかを見通すことができる “経営者視点” 両方を持てるようになったからこそ、納得できるようになったこと。「期待を超える」とか「先読みして先手を打つ」とか「お客様の満足を追求していく」とか、頭では大事だとわかっているつもりでしたが、本当の意味で納得して大切だ、と思えるようになったのは、このふたつの視点を持てるようになってからでした。
――最後に、これからの目標を教えてください。
やりたいことはたくさんあります。詳しくは内緒ですが、継続的に教育を提供できるシステムを確立していきたいですね。やはり、”教育” はずっと興味がある分野なので。
仕事は3種類で分けられます。今やるべき仕事、会社から求められている仕事、未来に向けてやりたい仕事。今やるべき仕事を行うのは当然です。でも、残りのふたつは、待っているだけでは実現しない。「やりたい」と思うことをするには、誰かに任せる勇気も必要。だから、周りを頼りながら、未来の仕事を創り出していけるようになる体制を整えていこうと思います。
あと、個人的には「困ったら森永」と言ってもらえる人になりたいですね! 最後の砦を守る人でありたいと思います。
森永雄大(Yudai Morinaga)
セールスソリューション事業部東京オフィス所属。
2008年大阪オフィスにて採用後、金融商材の加入促進・イベント運営等を経験。東京オフィスに異動後、新規クライアントの大規模プロジェクトのリーダーに抜擢。2015年、社内最大の売上を誇る事業部のマネージャーに昇進し、現在も売上の根幹を支えている。