自営業を始めたものの中々収入が安定せず、「仕事が軌道に乗るまでプラスアルファ収入を得たい」と思う自営業者の方も多いのではないでしょうか。
サラリーマンであれば、たとえ会社の業績が悪くても給料はもらえますが、自営業者はそうはいきません。自営業がうまくいかなければ借金を背負うリスクもあり、現状で収入が安定している自営業者にとっても収入面のプレッシャーは常にあるようです。
本記事では、そのような思いを抱える自営業者におすすめの副業をご紹介します。
目次
自営業者は減っている!?
「自営業者」というのは社会的な呼び方で、税法上では個人や小規模で事業を行う会社経営者または個人事業主を指します。
中小企業庁の発表によると、1999年には300万者以上いた個人事業主の数は年々減少しており、2009年には250万者を下回りました。
個人事業主が抱える経営課題として、同業者との競争の激化や後継者難などが挙げられますが、最も大きい課題は売上の停滞・減少のようです。
参考:中小企業庁『個人事業主を巡る状況と事業承継に係る課題について』
自営業者に副業がおすすめな理由
自営業者が副業をすることに、疑問を感じる人もいると思います。
「本業だけで食べていけて初めて一人前だ!」と意気込んで副業を視野にいれない自営業者も多いですが、今の時代1つの仕事だけで生きていくことが難しくなっているので、自営業者であっても副業をすることは立派な選択の1つです。
ここでは、自営業者に副業がおすすめの理由をご紹介します。
収入の安定により、本業を軌道に乗せられる
収入が不安定だと心に余裕がなくなり、視野や考えが狭くなってしまいます。これでは本来出せるパフォーマンスも出せなくなってしまう恐れも。
自営業で収入が安定しないうちは、足りない収入分を副業で補うことで心にゆとりが生まれ、モチベーションも維持しやすくなります。
自営業で失敗したときの予防線になる
副業をしていると、万が一自営業で失敗してしまった場合も、収入が途切れることはありません。
副業で資金を貯めて再度自営業にチャレンジすることもできますし、副業をそのまま次の本業にすることも可能ですので、副業をするメリットは大いにあると思います。
自営業者が副業選び際の4つのポイント
自営業者に副業がおすすめの理由を説明しましたが、もちろん何の副業でも良いというわけではありません。自営業者が副業を選ぶときの4つのポイントは以下になります。
自営業に支障が出ないか
あくまで、本業があっての副業です。副業で「身体的疲労が大きい仕事」や「拘束時間が長い仕事」は自営業でのパフォーマンスに悪影響を及ぼしかねないので、あまりおすすめはできません。
自営業との親和性があるか
本業との親和性のある副業はスムーズに始めることができ、また相乗効果も生みやすいです。例えば、自営業で接客業を営む人であればサービス系の副業、ECショップを営む人であればインターネット系の副業のように選択すると良いでしょう。
得意を活かせるか
いくら報酬の良い仕事でも、不得意なことや苦手なことを副業にしてしまうと続けることが難しいです。何度も副業を変えると労力もかかりますので、なるべく自身の得意なことを活かせる副業を見つけましょう。
学びたいと思えるか
上記に当てはまらない場合でも、将来のために学びたい分野の副業であればチャレンジする価値があります。接客業を営む人がインターネット系の副業をしてみるなど、異業種での経験は今まで思いつかなかっデアが生まれたりします。
以上、4つのポイントを紹介しましたが、どれにも当てはまらない副業は避けたほう良いかもしれません。
状況別!自営業者におすすめの副業4選
自営業者は個人で事業を行っているので、基本的に労働時間の拘束はありません。
時間に拘束がないと聞くと、どんな副業でもできてしまいそうですが、自営業者は経営者ですので、副業をする場合でも本業で何かあれば、いつでも対応できる状態にしておく必要があります。
以上のことから、自営業者には長時間拘束されるアルバイトや派遣はあまり向いていませんので、自分で稼働時間をコントロールできる「スキマ時間を活用した副業」がおすすめです。そこで、スキマ時間別に、おすすめの副業をご紹介します。
1日のスキマ時間が長い自営業者向け副業
自営業で日中に長時間休憩をとることができたり、仕事が夕方からで日中は自由に動ける方は、以下の副業がおすすめです。
クラウドソーシング
クラウドソーシングとは、クラウド上での業務委託を意味します。
基本的には、クラウドソーシング専門サイト内で、クライアントと呼ばれる依頼主からサイト上で仕事を引き受け、チャットでやり取りをしながら業務を遂行するといった流れになります。サイト内の案件は24時間いつでもできますが、基本的にクライアントとのやりとりは日中が多い傾向にあります。
仕事内容は、利用するサイトにもよりますが、開発やデザインのようなスキルを要する案件から、アンケートのような誰にでもできる案件まで幅広く存在します。大手クラウドソーシングサイトとして、『Lancers』や『CrowdWorks』が有名ですが、副業ブームに伴い次々とサービスが生まれています。
クラウドソーシングでしっかり稼ぐにはある程度のスキルや能力が必要となりますが、現在の仕事に関連する案件であれば比較的すぐに稼げるようになるかもしれません。
UBER EATS
『UberEATS – ウーバーイーツ』は東京・横浜・大阪で展開されている、飲食店専門のデリバリーサービスです。ユーザーが、アプリに登録されている数多くのレストランの中から料理を注文すると、ウーバーイーツ配達員が自宅に届ける仕組みになっています。
配達員の仕事は専用アプリを使って自分の好きな時間で行えるため、副業として注目を集めています。平日土日問わず、昼食時の注文が最も多く報酬が上がることもあるので、稼働する場合はその時間帯を狙うと効率よく稼げます。
運営会社(Uber Technologies Inc.)も「副収入」を得られる仕事としてアピールしており、実際に幅広い層が配達員として活躍しています。当初は、東京9区内限定で実施予定でしたが、登録飲食店の増加により東京23区・横浜・大阪などエリアを次々と拡大しています。
1日のスキマ時間が短い自営業者向け副業
日中は自営業で忙しく、中々時間を取れない方におすすめの副業をご紹介します。
アフィリエイト
アフィリエイトとは、自分が運営しているメディア(ブログやサイト)で企業の広告商品(サービス)を紹介し、購買や登録等の成果が発生する度に報酬がもらえる仕事です。紹介する広告商品は、アフィリエイトASP(Application Service Provider)と呼ばれる広告主とメディアをマッチングさせるプラットフォームから提携するのが一般的です。
有名なアフィリエイトASPとして『A8.net』『アクセストレード』などがあります。サイトの集客力が高く、商品との相性が良い場合、直接企業から依頼がくることもあります。
アフィリエイトで収益を出すには、まず自分のメディア(ブログ・サイト)を作成し、集客力を上げるために内容の充実した記事を沢山書く必要があり、収入を得るまでに時間がかかるという難点があります。
なかなか成果が上がらず途中で諦めてしまう人も多いですが、地道に努力を続け成果が出てくれば、特に何もしなくても不労所得のように毎月多額のお金が入ってくる可能性も。月に数百万円稼いでいる人も多く、コツコツと作業を続けるのが得意な人におすすめの副業です。
仮想通貨
最近話題の仮想通貨ですが、簡単にいうと「インターネット上で管理・取引されるお金」のことです。細かい仕組みや説明はここでは割愛しますが、空前の仮想通貨ブームに伴い、会社員や学生、主婦など幅広い層で仮想通貨に投資する人は増加しています。
仮想通貨の投資を始めるには、取引所または販売所で仮想通貨を購入する必要があります。取引所として『コインチェック』や『ビットフライヤー』、販売所として『GMOコイン』などが有名ですが、各取引所で取り扱われている仮想通貨の種類や数は異なり、またそれぞれのメリット・デメリットがあります。
収益の上げ方は非常にシンプルで、取引所でビットコインやイーサリアムのような仮想通貨を購入し、購入時より価格が上がったら売却するというものになります。仮想通貨を購入してしまえば、あとは価格の変動をチェックするくらいなので、日中時間のない方にもおすすめです。
あくまで投資ですので、損失というリスクは伴いますが、長期的にみると、どの仮想通貨の価格は上昇しているので、今からでも投資する価値は十分にあります。
まとめ
この記事では、自営業者におすすめの副業をご紹介しましたが、何度も言うように、副業は自身の収入を安定させるための有効な手段の一つです。収入の安定は心に余裕を生み、自営業にも良い影響が出てきます。気になる副業があった方は是非一度試してみてください。
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