みなさん、「パラレルワーク」という言葉はご存知でしょうか?
多様な働き方が注目されるいま、「副業とは何が違うの?」という疑問を持っている方に向けて、パラレルワークのあれこれを徹底解説していきます。自分の「働き方」をもっと深く考えていくためのヒントが隠されているかもしれません。
目次
パラレルワークとは?副業と何が違うの?
そもそもいま大注目されている「副業」には明確な定義はなく、一般的には「本業とは別に副収入を得ること」とされています。
あくまで本業のサブとして認知されている副業に対して“パラレルワーク”は「複数の本業を持つ働き方」という意味合いが強いです。収入だけを目的とせず、自己実現やスキルアップなどを目的とする新たな副業の形なのです。
例えば、2つ以上の会社と契約を交わし仕事をする場合や会社員として働きながら別で事業を起こす場合、パラレルワークに該当します。
パラレルワーカーは急増している?
ランサーズ株式会社が2018年に副業者を含む広義のフリーランスに対する調査を行った結果、「副業」や「自営のフリーランス」などの働き方に対して「パラレルワーク」をする人の割合が、去年と比べて最も伸びていることが判りました。(調査内では「複業系パラレルワーカー」と表記されています。)
また、その調査の中で、下記のような声も挙がっています。
・「仕事の枠にとらわれず、幅広く仕事ができる。自分の資格や経験に見合った働き方ができる。自分で自分のワークバランスを統制できる。」(40代女性、複業系パラレルワーカー)
このように、パラレルワークは個性を活かした柔軟な働き方を実現しやすく、今後もパラレルワーカーは増えていくと予想できます。
パラレルワーカーが増えている5つの理由
一つの会社で働くことが不安だから
パラレルワークを始める理由の一つに、「ずっと同じ会社で働き続けることへの不安」があります。社会の変化が激しい現代において“安定した企業などは存在しない”ということに多くの人が気づき始めているのではないでしょうか。
パラレルワークによってスキルを磨き、人脈を広げていれば、万が一会社が倒産した場合も仕事を失うことはありません。
また、一つの会社に慣れてしまうと、その会社特有の働き方や文化、制度に染まり、行動力や柔軟な発想力が低下してしまう恐れがあります。自己成長という観点でもパラレルワークは注目されているのです。
身に付けたスキルを試したいから
「本業で身に付けたスキルが社外で通用するのか試したい」というきっかけでパラレルワークを始める人もいます。
一つの場所でしか通用しないスキルは本当のスキルではありません。どこでも活かせる本当のスキルを持っていれば、それは自分だけで稼ぐ力があるということでしょう。その力を確認する、もしくはその力を付けるためには、パラレルワークが最適な手段かもしれません。
自己実現したいから
働きながら、「自分のやりたいことは本当にできているのか」と悩んでいる方もいるのではないでしょうか。自分のキャリアや価値観を見つめ直すと、本当にやりたいことは別の場所にあるかもしれません。パラレルワークをすることで、本気でやりたいことが見つかる場合もあります。
会社の給与が上がりにくいから
会社の昇給のタイミングは年に1,2回しかありません。
思ったよりも給与が上がらず、会社に不満を持っている方も多いのではないでしょうか。残業規制も厳しくなったいま、会社の給与を上げるのは難しいのです。
収入口を増やそうとパラレルワークを始める人も多いです。
キャリアアップしたいから
優秀な人でも大きな企業になればなるほど、昇格(キャリアアップ)するのが難しいです。勤め先で中々昇格できない人でも場所を変えてみれば重宝されることもあり、実際に大企業に勤めながらベンチャーやスタートアップの役員を勤めている方も数多くいます。
パラレルワークの4つのメリット
パラレルワークの4つのメリットを紹介します。
スキルアップする
パラレルワークは副業と違い、もう一つの本業を持つイメージです。元々持っているスキルを活かす場合、環境が変われば応用力や柔軟な対応力は必ず問われます。また、全く持っていないスキルを上げる必要も出てくるので、スキルは必ず上がっていきます。
人脈が広がる
様々な仕事に関わるとそれだけ人脈を広げられます。多くの人と関わると、貴重な情報を得られたり、新しく仕事を紹介してもらえたり、ビジネスパートナーになったりと数々のメリットがあります。
また、『Saleshub』やなどの個人の人脈を活かした副業系サービスも生まれており、「人脈を広げること」自体が仕事になる時代が来ています。
視野が広がる
パラレルワークをすれば、周りの人々や働く環境が変化し、自分の視野が広がります。これまで考えもしなかったことが思い浮かぶこともあるでしょう。新しい価値観が生まれるだけではなく、目指したいキャリアや叶えたい夢が見つかることもあります。
収入が上がる
収入を増やすことが一番の目的ではないパラレルワークでも、収入口を複数持つことになるので、結果的に収入は上がります。自分が働ける時間には限りがあるので、タイムマネジメントが上手な人ほど収入は増えます。
パラレルワークの2つのデメリット
事前にパラレルワークのデメリットを知っておきましょう。
時間のコントロールが難しい
パラレルワークでは、「時間のコントロール」がとにかく難しいです。本業を複数持つわけですから、「いつ、何をするのか」を細かく上手に管理しなければ、最悪の場合、ミスに繋がり信頼を失ってしまいます。
「うっかり予定を間違えていた」などとミスをしないようにスケジュール帳やツールを使ってスケジュールを管理しましょう。
情報管理が必要になる
パラレルワークをすると、複数のメールアカウントやツールを使うことになります。これらの使い分けが上手にできなければ、情報漏洩に繋がる恐れがあります。情報管理は慎重に行いましょう。
パラレルワークの2つのコツ
デメリットを乗り越えるため、パラレルワークのコツを覚えておきましょう。
興味・関心のあることから仕事を選ぶ
パラレルワークをする際は、できるだけ自分の興味・関心の高い仕事を選択をするようにしましょう。
複数の仕事を持つことは想像以上に負担が大きくなるので、興味・関心のないことは続けることが困難です。また、興味・関心の高い仕事には向上心を維持して取り組めるので、スピードや成果の質も上がりやすいです。
自分のやることを絞る
それぞれの仕事で自分の担当領域を広げすぎないこともポイントです。挑戦する姿勢は大切ですが、全ての仕事で責任が大きくなると精神的負担も増え、また成果に偏りが出てくる恐れがあります。貢献したいという気持ちは分かりますが、なんでもかんでもやろうとしてはいけません。
具体的には、自身の責任や役割を明確にした上で仕事を始めることがポイントです。求人に応募する場合は詳細をしっかり読み、内容が理解できないときは事前に確認をするべきです。
パラレルワークの始め方
パラレルワークを始める方法に正解はありませんが、まずは、副業としてクラウドソーシングサやスキルシェアサービスを使って、個人で働く感覚に慣れていくことから始めることをおすすめします。
クラウドソーシングサービスとしては『CrowdWorks』『Lancers』、スキルシェアサービスでは『ココナラ』が人気です。
また、新しいスキルを身に付けてパラレルワークをしたいならば、専門のスクールに通うこともおすすめです。他にも、複業先として求人募集している会社に応募したり、人からの紹介で始まるパターンもあります。
持っているスキルや置かれている状況などで始め方は色々あるので、自分に合った方法を選びましょう。
パラレルワークの注意点
パラレルワークをすると仕事の負担は増えます。最初のうちは環境の変化もあり、通常の2倍以上働く感覚でしょう。
それに伴い、体調管理を徹底しなければいけません。体調を崩し、不可能な量のタスクを抱えてしまえば、働き先の信用が下がってしまいます。無理をしすぎないように心がけましょう。
パラレルワークは副業と違い、「本業がメインだからサブの副業は力を抜く」というような加減で工夫ができません。すべての仕事に責任が伴うため、それなりの覚悟は必要ということです。
まとめ
調査結果などから考えるに、パラレルワークは今後さらに注目され、日本のスタンダードの働き方になるかもしれません。今のうちから、先を見据えた行動を意識しておくことが大切です。
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