選択肢の一つとして持っている人は多いでしょう。メリット/デメリットを理解しておくことはもちろんですが、「独立を始めるタイミングの見極める」が重要です。

テーマは『リスクを加味した安全確保』。独立が簡単ではないことを確かめておきましょう。

副業から独立タイミング一覧

それでは、副業から独立タイミングを紹介していきます。

まずは一覧で確認しておきましょう。

各タイミングを簡単に解説していきます。

年収分の貯金をしている

経験談を元にアフィリエイトの副業を解説している『ガラケー男がネット副業で年収5000万円』の著者、副業で年収5,000万を達成している五十嵐勝久さんによると、

と主張しています。

1年分の生活費を貯める必要がある理由は、以下の通り。

本業に支えられた副業が、本業にとなるリスクの大きさを感じるのではないでしょうか。

一年分の生活費を貯めることは、「一年分の収益を見込まない」ということ。最初は誰でも苦戦を強いられることを忠告しているのでしょう。

参考：Business Journal『経験者が語る、副業が儲かりはじめても“すぐに”会社を辞めてはいけない理由』

経営感覚が身に付いている

同じく、五十嵐勝久さんによると、副業をやめて独立に変える前に

と主張しています。

そう考える理由は、以下の通り。

要は、本業において、経営者視点を持てる立場となり、経営感覚を身に付けておくべきということでしょう。あくまで「おすすめしているタイミング」なのが、人それぞれベストなタイミングがあるのは前提です。

しかし、この点に関しては「独立後に取り返しのつかない事態となるリスク」を最小限に抑える準備となるはずです。

副業で稼いだ収入だけが判断基準ではなく、独立後に稼ぎ続けるための「自力」が問われるということ。その点、経営感覚のみならず、専門性/スキルにおいても、自身の人材価値をできるだけ高めておく必要があります。

参考：Business Journal『経験者が語る、副業が儲かりはじめても“すぐに”会社を辞めてはいけない理由』

見込み顧客を把握している

市場の変化を予測した上での見込み顧客をある程度把握しておくことが大切です。縮小してる市場で稼ぐプランしか持っていない場合は、独立後に稼げなくなるリスクが大きくなります。

また、市場のみならず、見込み顧客（個人/企業）を想定しておきましょう。

見込み顧客（個人/企業）は、ライバルとの取り合いになるので、

など、徹底リサーチをしておきましょう。

また、フリーランス紹介サービスを利用する場合の収入見込みを計算する方法も有効です。複数のサービスに登録し、クライアント候補を増やしておきましょう。

一番良い方法は、独立して長期間が経過している人に直接アドバイスをもらうことです。

最近では、『Twitter』などのSNS上で他人からアドバイスを貰えることもあります。返信機能・ダイレクトメッセージ機能を有効に使って、マナーを守りながら相談してみるのも良いでしょう。

フリーランス歴が長い人に直接アドバイスをもらう

解説した3つのタイミングは以下の通り。

この3つを見極めるのは「自分だけで完結できる」ことです。

しかし、そこには「独立未経験の自分視点」しかありません。「信用できる第三者視点」を取り入れるため、フリーランス歴が長い人に直接アドバイスをもらいましょう。

先程紹介した『Twitter』を利用する方法の他、

などの方法が挙げれます。

独立の3大リスクを抑えておこう

独立後に悩みがちな問題のうち、大きなものは以下の通りです。

保険・確定申告時の問題等、フリーランスの3大リスク｜準備・対策を確認し、具体的な事前対策を把握しておきましょう。

独立しやすい副業一覧

もう少し副業を続けて独立への準備をしたい人は、「独立しやすい副業」を確認しておきましょう。

まとめ

副業をやめ、独立を始めるタイミングのおすすめ3つを解説しました。

有効なのは「フリーランス歴が長い先輩」を見つけ、直接アドバイスをもらうことです。

また、適切な情報を集めた上で、「自ら判断を下す」ようにしましょう。

最終決断を人に任せることは、失敗したときの責任を自分ではなくすということ。相手との信頼を失うことになります。気を付けましょう。