スキルや収入アップのために副業を始めたいと思っている人も多いのではないでしょうか。そのためにはまず自分にあった副業やサービスを見つけなければいけません。

政府の推進もあり副業が脚光を浴びている中、副業関連サービスが次々と生まれ続けています。副業初心者でも始めやすいものが多いですが、正直に数が多すぎて選べない方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、BitWork編集部が厳選した男性向きのおすすめ副業とサービスをランキング形式で紹介していきます。

男性におすすめの副業4つの条件

副業とひとくちにいっても、その種類はさまざま。そんな中で、特に男性には、以下の4つの条件のいずれかにあてはまる副業をおすすめします。

パソコン・スマホでできる副業

男性は働き盛りの年代になると管理職につくことも多く、本業も忙しくなるもの。そんな合間を縫って副業するのであれば、できるだけ無駄な時間は省きたいですよね。パソコン・スマホでできる副業なら、自宅で作業できるため移動時間を省略できます。

また、スマホでできる副業は、電車やバスなどの移動中や本業の休憩時間など場所を選ばず空き時間を使って稼げるので効率的。貴重な時間を有効活用できます。

スキル・経験になる副業

せっかく副業を始めるなら、スキル・経験になる副業がおすすめ。特に今後昇格したい、独立したい、ステップアップを目指し転職したい、といった上昇志向の強い男性は、将来につながる副業を選びましょう。副業で培ったスキルが本業や起業、転職に役立つ可能性は十分にあります。

男性の場合、引っ越しや軽作業など体力を活かした副業を選ぶ人も少なくありませんが、これらの副業はビジネススキルが得にくく、特にそちらの業界を目指すわけでなければ将来につながりにくいと言えます。

ある程度収入が見込める副業

副業の中には、「当たれば大金が儲かる」といった一攫千金型のものもありますが、堅い収入が見込めない副業はおすすめしません。忙しい中時間を割いて副業するのですから、ある程度収入が見込める副業がおすすめです。

例えば、成果報酬型のクラウドソーシングは、単価報酬で収入額が計算しやすいのが特徴。収入目標が立てやすく、収入目安金額もわかりやすいのでおすすめです。

初期費用がかからない副業

副業は初期費用がかからないものから始めるのがおすすめです。というのも、副業は会社員と違い、収入が確保されているものではありません。思ったより稼げないことも多々あります。

あまり初期費用をかけすぎると副業で得た収入と見合わず、赤字になってしまう可能性も。収入が安定するまでは、副業に費用をかけないのが賢明です。

男性向き副業ランキングTOP10とおすすめの人気サービス

数ある副業の中からBitWork編集部が厳選した、おすすめする男性向きの副業と人気サービスをランキング形式で紹介していきます。

男性向き副業ランキング第1位：「投資」

資産運用といえば投資。「老後のためになるべく早く対策しておきたい」と考えている人も多いでしょう。投資はうまくいけば少しの労力で大きく稼げる可能性があります。

また、経営を学ぶという意味でも投資はうってつけ。投資する価値のある会社を見分けるために企業分析を行ううちに、自然と知識がついていくでしょう。

しかし投資にハマりすぎるあまり自分を見失ってしまうと、大損してしまう場合も。「すぐに大きく稼げるわけではない」と心得て、謙虚に勉強し続ける姿勢で取り組んでいきましょう。（投資の勉強アプリ『トウシカ』）

男性向き副業ランキング第2位：「ホームページ制作」

ホームページ制作とは、個人や企業が利用するホームページや広告（ランディングページなど）の制作をする仕事です。

「初心者でも始めやすい」「工数のかからない案件が豊富」という２つの大きな特徴があり、プログラミングスキルが必要な副業の中でも特に人気が高い副業です。

ホームページ制作には主にHTMLとCSS、JavaScriptという3分野の知識が必要になりますが、案件によって必要知識は異なります。

例えば、身に付けやすいHTMLやCSSの知識だけで行える案件もあります。これら必要な3つの知識は、1か月ほどスキマ時間を使いながらしっかりと勉強をすれば、十分習得可能です。一度習得ができれば、自分に合う案件をこなしていくだけで継続的に稼げるようになります。

一つの案件はだいたい5万円～20万円が相場です。

男性向き副業ランキング第3位：「データ入力」

「データ入力」は、指示されたデータの数値や文字などの情報を、パソコンやスマホで入力する仕事のことです。指示通りにやるだけの簡単な仕事が多く、また時間と場所に捉われず自由に行えるのが魅力的な副業です。

具体的なデータ入力の仕事には、「テープ起こし」・「住所入力」・「売り上げ入力」・「会議の議事録や音声データの入力」・「検索結果で表示されるサイトのリスト化」など、多岐に渡ります。

中には、サポートセンターとして電話でオペレーターをする案件や入力後にファイリングなどの事務作業がある案件など、追加業務を含むものもあります。これらはもちろん、報酬が高くなる傾向があります。

こなした量と稼ぎが比例するので、事務職経験のある方は、スキルを生かしてスピーディに案件をこなすことができるでしょう。

男性向き副業ランキング第4位：「ライブ配信」

2019年から熱狂的な盛り上がりが続いているライブ配信の副業。視聴者が好きな配信者に直接お金（ポイント形式）を送れる「投げ銭」システムになっており、トップクラスの人気を誇る配信者は月1,000万円を稼ぎます。

しかし当然、視聴されるだけではお金はもらえないシビアな世界。簡単には稼げません。コツコツとファンを増やしていく他ないので、試行錯誤するのみ。SNS（Twitter、Instagramなど）で集客をするのが有効です。

男性向き副業ランキング第5位：「広告チラシ閲覧」

アプリダウンロードやゲームなどがある従来のポイントサイト機能に加え、3秒程度広告を見るだけでショッピングに利用できるポイントが貯められるスマホアプリがあります。

定番な人気を誇る『楽天スーパーポイントスクリーン』、既に楽天カードを持っている方や楽天市場など、楽天のサービスを利用している方であれば、貯めたポイントでお得に買い物や旅行を楽しめます。

この「超手軽さ」は他のスマホ副業に類を見ないレベル。平均的に月300円～500円分のポイントを無理なく貯めることができるので、毎月のちょっとしたお小遣いにするイメージで始めると良いでしょう。

男性向き副業ランキング第6位：「スポットコンサル」

スポットコンサルとは、自身の仕事経験や知識を活かして、課題を持つクライアントに短期的なコンサルティングをする仕事です。コンサルティングと言っても、一度だけミーティング形式で話し合いアドバイスを行うというスタイルが主流となっています。

コンサルタントとしての役割を果たし報酬を貰うだけでなく、個人や企業との新たな人脈をつくることができ、そこから仕事を貰えることもあります。管理職で働くサラリーマンなどは、自身の業界に関する知識や経験から生まれる様々なノウハウを持っているため、クライアントのニーズを満たしやすいでしょう。

男性向き副業ランキング第7位：「アフィリエイト」

アフィリエイトとは、自分が運営しているメディア（ブログやサイト）で企業の広告商品（サービス）を紹介し、購買や登録等の成果が発生する度に報酬がもらえる副業です。

アフィリエイトで継続的に収益を出すのは簡単ではありません。その理由は、作成した自分のメディア（ブログ・サイト）の集客力を上げるためにWeb記事を沢山書く必要があったり、サイトデザインを決めたり、Googleアナリティクスで集客分析したりと、手間と時間がかかるからです。

しかし、地道に努力して継続的に成果を出せるようになると、最終的には何もせずとも収入が得られるようになる可能性があります。アフィリエイトで成功している人の中には、毎日1時間程度のメンテナンスのみで月に数百万円を稼いでいる方もいます。簡単ではないですが、夢が広がる副業に違いありません。

男性向き副業ランキング第8位：「プログラミング」

高収入を目指したい男性におすすめの副業がプログラミングです。

IT化が進んでいる現代、プログラマーの需要はどんどん高まっています。一方でIT人材は不足の状態。数少ないプログラマーを募るため、多くの企業が高額報酬で募集しています。

知識がなければできない副業ですが、今後の需要と収入を考えると、今から勉強を始めても決して損はないと言えるでしょう。

男性向き副業ランキング第9位：「アンケートモニター」

アンケートモニターとは、リサーチ会社が運営するサイトに登録してWEBアンケートなどの市場調査に協力する仕事のことです。スマホかPCさえあれば、どこでも行えるのが魅力の副業です。

1件のアンケート回答につき3円程度の報酬がもらえます。継続的にしっかりとやって月3,000円程度の収入を期待しておくと良いでしょう。

男性向き副業ランキング第10位：「デリバリー」

デリバリーとは、食べ物や商品などを配達する仕事のことです。配達手段は、車やバイク、自転車などサービスにより様々です。

デリバリーは、指定されたものを運ぶだけである簡単さが魅力の副業です。本業での疲れがあり、副業ではできるだけ頭を使いたくないという方に人気があります。

おすすめできないのは「雇用型副業」！5つの理由を解説

アルバイトのような雇用型の仕事を副業にするのはおすすめできません。おすすめできない理由を具体的に解説していきます。

自由な時間に稼働できない

雇用型の副業は、自分の都合で働く時間を柔軟に変えられません。急に副業がしたくなったときや急に休みたくなったときに融通が利かないと、不満やストレスが溜まってしまい、継続はしずらくなるでしょう。

本業でも時間拘束のあるサラリーマンの場合、副業ができる限られた時間を有効に使うためには、自分の都合に合わせて柔軟に働ける成果報酬型の副業を選ぶべきでしょう。

働く場所を選べない　

雇用型の副業は勤務先が決められていることが多く、移動が必要になります。副業ができる限られた時間を移動に取られてしまうのは非常にもったいないです。

また移動による体力消耗や、職場での気遣いから精神的な疲労が溜まってしまうデメリットもあります。できるだけ自宅やカフェなど自由な場所で働けるような仕事を選びましょう。

体力・精神的な疲労が大きい

勤務先への出勤が続くと、体力的にも精神的にも疲労が溜まりやすいです。

移動疲れだけでなく、職場での人間関係に気を遣わなければいけない問題もあります。

労災の責任が不明瞭

病気や過労死などの労働災害が起きた場合、責任の所在が不明瞭になり、複雑な問題となってしまう可能性もあります。

最悪、裁判沙汰となってしまうかもしれません。そうなると、給与額に基づく保険金の給付が決まらず、面倒なことに巻き込まれてしまうでしょう。

委託型であれば、契約している本業の責任となるため、このような心配は要りません。

確定申告で会社にばれる可能性がある

本業で勤めている会社に内緒で副業をしたい人もいるでしょう。そんな人も、雇用型の副業は避けるべきです。

雇用型副業では、報酬は給与として支払われます。そうなると、住民税は本業の給与と副業の給与の合算額で算出されます。その額が本業の会社に通知されるため、本業の会社で払っている給与額に見合わない住民税から副収入の存在がバレてしまう可能性があるのです。

副業がばれたくないのであれば、給与所得となる副業は避け、雑所得となる業務委託や投資を選びましょう。

男性が副業を始める際の注意点

副業を始める際は、副業選びだけでなく、以下の点にも注意が必要です。

事前に就業規則を確認する

本業が正社員という男性も多いでしょう。その場合、忘れずに確認しておきたいのが就業規則です。

近年働き方改革により副業を解禁する企業も増えていますが、いまだ副業を禁止している企業も多くあります。就業規則で副業が禁止されているにもかかわらず副業し、それがばれてしまうと、本業の評価に影響をきたしかねません。減給や降格といった処分も考えられます。

就業規則を確認したうえ、上司や労務担当者に許可を得て副業を始めるのが理想的です。

ばれない副業のやり方を知っておく

もしどうしても会社にばれずに副業したいのであれば、ばれない副業のやり方を知っておくことが大切です。

まずは、顔出しでのライブ配信やYouTube配信など、身ばれしやすい副業を避けること。デリバリーも目撃情報からばれる危険性があります。

また、確定申告の際、住民税の徴収方法を「特別徴収」にすると、副業での所得分も合算して算出された住民税額が会社に通知されるため、住民税のずれからばれる可能性が。「普通徴収」を選択すれば、ばれるリスクを減らせます。

怪しい副業や詐欺に注意

怪しい副業というとパパ活やチャットレディなど女性向け副業が思い浮かぶかもしれませんが、男性も怪しい副業に注意が必要です。

近年、副業ブームにのっかり、「稼げる副業」をうたった詐欺やマルチ商法が横行しています。収入を増やすために副業したのに、詐欺にひっかかり大損したなんてことになれば元も子もありません。

怪しい副業や詐欺の被害を回避するには、信頼性の高い副業サイトを利用するのがおすすめ。知名度や利用率が高く、運営元がはっきりしている副業サイトを利用しましょう。