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LGBT採用イベントに出展してきました

 先日、ダイバーシティ採用の一環としてLGBT合同企業説明会に出展してきました!

 「LGBT」って何?という方は、このイベントを企画した、株式会社JobRainbow様のコラムが詳しく解説をされているので、是非ご覧になってくださいね。

 今回は、イベントの様子についてレポートしていきたいと思います。

 出展企業はエージェントを含め9社。「少ないな…」というのが正直な感想。まだまだセクシュアルマイノリティについての認知や、採用への積極的な活動というところには、日本企業は疎いのかもしれません。

 合同説明会の前に、JobRainbow様から改めてLGBTにおける基本知識について研修を行っていただきました。恥ずかしながら、知識としてLGBTの意味程度は知っていましたが、性自認・性表現・身体の性・恋愛の対象…など組み合わせによりあらゆるセクシュアルが考えられる、という知識は、当たり前のことですが言われてみないと気が付けなかったな、と反省…。(研修時、分かりやすかった例が、マツコ・デラックスさん。性自認と身体の性は男性ですが、性表現と恋愛対象は男性(同性)ですよね)

 アセクシュアルやクエスチョニング、というのも、研修を通じて初めて知った性で、非ッッッ常~~~~に受けて良かった!と思える研修でした!!!!

 「この研修は全メンバー受けてほしい!」ということで、後日社内研修をお願いしたほど、参加メンバー一同感銘を受けました。セクシュアルな問題だけではなく、社会がもっとあらゆる生き方や考え方への知識を身に付け、その上で受け入れる体制を整えていくことが、本当の意味でのダイバーシティ社会に繋がるのではないかな、と思います。

 さて、研修を終え、いよいよ求職者をお迎えします。皆さん、熱心にすべての企業を周られ、弊社も非常にたくさんの質問をいただきました。仕事内容もさることながら、多かったのは「制度」「福利厚生」について。質問される側なのに、たくさんの学びをいただきました。

 例えば、こういった意見。

「婚姻に至る場合は慶弔休暇やお祝い金がありますが、パートナー制度(千葉市などで導入されています。同性パートナーを公的に認める制度です)の場合はどうなんですか?」

「性別適合手術を受ける場合、特別休暇はあるのでしょうか」

「通称名はビジネスネームとして使用できますか?(性自認が身体の性と異なる場合、身体の性に合わせた名前に抵抗のある方がいらっしゃいます)」

他にも、トイレ、服装など、質問を受けて初めて気が付かされる視点に目からウロコの連続…! 「これは社内に持ち帰って、制度に反映させるべき!」と息を巻いて、提案準備中です。自分ひとりの力じゃ限界はどうしたってあるので、様々な人からの意見やアイデアをいただける出会いの機会は、とても大切ですね。

 あらゆる働き方、生き方を認めていく、とてもハートフルなイベントでした。また是非参加したいし、今回参加できなかったメンバーにも参加してほしい!そして、この素敵な空間がもっと世の中に浸透して、広く多様性を受け入れる社会にしていきたい、と心から思います。

 主催の株式会社JobRainbow様、今回はお声がけいただきありがとうございました!

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