外国語力を活かして稼げる副業の筆頭は”翻訳”です。翻訳の副業3種類と、実際に始める方法6個を解説します。
目次
副業でも行える翻訳の種類とは?
翻訳といっても、分野が様々あり、それぞれの特性があります。英語力や経験の有無によっては、初心者向けとは言えないものもあるので、種類別に確認してみましょう。
1. 実務翻訳
「稼げる度」★★★★☆
「難易度」★★★☆☆
案件数が最も多く、初心者にも挑戦しやすいのがこの「実務翻訳」です。
産業翻訳とも呼ばれて、企業活動の文書(いわゆるビジネス文書)・ニュース・マニュアル・ウェブサイトをはじめ、特許や医薬関係文書など多岐にわたります。
先述した通り、案件数が多く安定しているので、副業として一定の額を稼ぎたいのであれば、実務翻訳がお薦めです。
特許や医薬関連の専門性の高い分野になると、単価も高くなり、時給換算すると4000〜5000円を稼ぐケースも多くみられます。
短いニュースなどから始めて、得意分野を作っていくことも可能です。
2. 出版翻訳
「稼げる度」★★★☆☆
「難易度」★★★★★
出版翻訳は、海外で出版された書籍や雑誌の翻訳を行います。
初心者が挑戦できるケースは、インターネット小説などの案件で、数としてはかなり少ないといえます。
報酬も、日本語1文字もしくは英語1単語あたりの単価で設定される場合から、作品1本で設定される場合もあり、発注者の予算に大きく影響されます。
原稿のボリュームも大きく、高度な読解力と表現力が要求される分野です。変り種としては、映画や舞台台本の翻訳という案件もあり、
興味のある方は、粘り強く案件を探して、まずは挑戦する機会を手に入れることが大切でしょう。
3. 映像翻訳
「稼げる度」★★★☆☆
「難易度」★★★★★
ドラマ、映画、テレビ番組など映像の外国語音声をもとに、吹き替えのセリフや字幕を作成するものです。
映像翻訳の最大の難点は、他分野のものと異なり、翻訳を進める上での制限が多くあることです。
字幕であれば、シーンごとの文字制限があり、吹き替えセリフであれば、話者の口の動きやスピードに合わせる必要があります。つまり難易度はかなり高いといえます。
報酬については、作品の時間(10分単位など)で設定されることが多く、発注者の予算に大きく影響を受けます。
初心者だけど、映画に挑戦したい!というのは、難しいですが、まずは最近発注数が増えてきている、YouTubeなどの短編動画の字幕翻訳から挑戦してみてはいかがでしょうか?
副業で翻訳をする方法6選
次に、実際に翻訳を副業で始める方法をご紹介します。
1. クラウドソーシング
一番手軽に始めることができるのがクラウドソーシングです。オンラインで手続きが全て完了し、今すぐに始めることができるサービスです。
大手の「クラウドワークス」や「ランサーズ」では、「翻訳・通訳サービス」カテゴリーもあり、定期的に案件が挙げられています。
海外掲示板のコメント翻訳など、初めてでも挑戦しやすい案件も多くありますが、1件500円〜と単価は低めです。
ただ、案件数に対して競争率が高く、実際の受注につなげるためには、ある程度の経験が必要となります。
2. 翻訳サービス
クラウドソーシングとオンラインで全て手続きが完了でき、サービスによっては未経験でもすぐに仕事を受注することができることが最大のメリットです。
代表的なものでは、「Conyac」「gengo」などがあります。
クラウドソーシングなど、通常の翻訳と比べて、1文の翻訳という案件も多く、気軽に挑戦ができます。その一方で、懸念点は単価の低さ。
「Conyac」のような事前の試験なしにすぐに仕事を受けることができるタイプのサービスでは、30分の作業で70円程度の報酬だったという経験談もあります。
まずは経験してみよう!という方には、一番お薦めできるサービスです。
3. スキルシェアサービス
最近話題のスキルシェアサービスでも、翻訳カテゴリーがあります。代表的なものでは、「ココナラ」や「Zehitomo」があります。
簡単に登録ができますが、「翻訳」に限った案件は少なく、初心者が副業として活用するのに最適とはいいづらいサービスです。
ただ報酬額を自身で設定することが可能なので、工夫をしながら「最初の顧客」を見つけるのも、ひとつのスキルアップにつながるでしょう。
4.求人サイト
一般的な求人サイトから探す、というのもひとつの方法です。
この場合、在宅作業ができないものやフルタイムを募集しているものが多く、自由度がかなり落ちます。
また、経験者を条件とすることも多く、初心者で副業、という案件はかなり少ないでしょう。
5. アメリアネットワーク
翻訳者ネットワークとして有名な「アメリア」も翻訳案件を扱っています。このサービスの最大の特徴は、スキルアップを支援するサービスという側面を持ち合わせているところです。
案件の種類も豊富で、初心者向けの案件もあり、「翻訳」で稼ぐスタートには適したサービスです。
ただ、このサービスは有料です。入会金5,400円(税込)・年会費16,200円(税込)と、気軽な副業を考えている方にはハードルが高いといえるでしょう。
まずは副業から、でもいつかは本業に!という目標がある方は、是非。
6. 人脈を生かす
初心者にとっては、かなり難しい方法ですが、ルートができると安定につながりやすいので挑戦したい方法です。
個人経営のショップホームページの翻訳や、海外オンラインショップでの販売サイトでの商品紹介など、個人ベースで依頼を受ける、というケースもあります。
まずは低めの単価を設定し、経験を積むことで、次の案件やそこからまた紹介…という展開も見込めます。
副業で翻訳する上で気になること
翻訳の種類と始める方法をみる中で、少しずつ「これなら始められるかも…」という形が見えてきたでしょうか。
ここでは、翻訳を副業にする上で必要な英語力やおすすめ方法などをご紹介します。
まず英語力の目安は、各分野によって異なります。一般的に英語から日本語に翻訳する和訳よりも、日本語から英語に翻訳する英訳の方が単価が高いことが多いです。
つまり、英語力も英訳の方が高いレベルが求められます。翻訳未経験であれば、まずは和訳案件に挑戦しましょう。
翻訳に必要な英語力は、TOEICの点数ではかることは難しいのですが、一般的にTOEIC800点以上と定めるサービスが多いです。
翻訳は、「伝える」作業なので、読解力と表現力双方が求められることを理解することが大切です。副業としての翻訳を始めるおすすめの方法は、クラウドソーシングです。
実際に受注するにはある程度の競争率はありますが、案件の種類を多く知ることができ、翻訳サービスを知るには、リスクもなく最適な環境です。
一方で、求人サイトから探す方法は、最初の一歩としてはふさわしくありません。
翻訳する内容について特定されていないことも多く、何よりも「副業で気軽に」取り組める案件がかなり少ないことが問題点です。
まずは、自分の得意分野や好きな分野を扱うサービスを探してみること。そして日頃から「内容を読み取り、正確に表現する」ことを意識した英語学習を続けることが大切です。
人気副業をチェックしておこう
「なかなか良い副業が見つからない」という人は、まずは人気の副業をチェックしておきましょう。初心者でも始めやすい副業がそろっています。
興味ある副業は気軽にサービス登録してお試ししてみましょう。
まとめ
さまざまな業界で求められるようになった英語。あなたがもっているその貴重な英語力を、副業として活用する方法はたくさんあります。
経験を積むことで、高収入にもつながる可能性があるのが、「翻訳」です。
まずは、ひとつ挑戦してみましょう。
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