企業のダイバーシティ&インクルージョンを評価する認定制度「D&I Award」で、エージェントが「ADVANCED」に認定されました。
D&I Awardについて
D&I Awardは、2021年7月〜10月にわたって開催される、ダイバーシティ&インクルージョン(D&I)に取り組む企業を認定するアワードです。全国の応募企業のD&Iの取り組みを独自の指標で採点し、取組み状況に応じて認定を授与します。 認定を通じ、企業が目指すべきD&Iのあり方を提案し、D&Iに取り組む企業やこれから取り組もうという企業にもスポットライトを当てることで、D&I推進の裾野を広げ、社会全体でのD&Iムーブメントを加速させていきます。
D&I Award 公式サイトより引用
認定項目は「BEGINNER」「STANDARD」「ADVANCED」「Best Workplace for Diversity & Inclusion」の4項目で、今回エージェントは「認定スコア:78」を獲得し、「ADVANCED」の認定を受けました。
ADVANCED(認定スコア:61〜80点)
日本国内企業の中でも、D&Iを先進的に進められ、ロールモデルとして日本のD&I推進を牽引している。多角的に幅広い取組みをすると同時に、社員一人ひとりがD&Iを尊重するような社内風土が醸成され、更なる変革に今まさに取り組んでいる。
D&I Award 公式サイトより引用
エージェントのダイバーシティ推進
これまで行ってきた取り組みや、これから力を入れていきたいことについて、社内でダイバーシティを推進するメンバーに話を聞いてきました。
LGBTに関する取り組み
- 社内コミュニティ「LGBT-ALLY Network」
当事者だけではなくアライの方もコミュニティでの活動に積極的に参加しています。社会的な出来事や身近な話題について話したり、他では言いづらいことを吐露できるような雰囲気作りに取り組んでいます。 - 性自認に合わせた就業
戸籍上の性別に関わらず自分の望む性別で就業、トイレの利用などができるので、性別での悩みにとらわれずに職務をまっとうすることができます。通称名での勤務も可能です。(実績あり) - 同姓パートナーシップ制度
同性パートナーシップの証明書があれば、異性婚と同じように休暇やお祝い金の制度を受けることができます。
今は同性パートナーシップ制度が無い自治体もあるので課題はありますが、小池都知事が来年度内の東京都での同性パートナーシップ制度の導入に向けて動くことを明言しており、同性パートナーシップ制度の人口カバー率も上昇していくことが期待できます。(LGBT-ALLY Network運営 芦田)
今後は「LGBTへの社会貢献」にも力を入れていきたいです。同性婚などの法整備やLGBTの差別がなくなるよう、社会的な取り組みにも積極的に参加できるようにしてしていきたいと思っています。
また、制度としては「性別適合サポート」も対応できるようにしていきたいです。性別適合手術には費用や休暇が必要となり、個人のキャリア形成にも関わります。どのようなサポートができるのか調査をしつつ、制度化できるよう提案をしていきたいと思っています。(LGBT-ALLY Network運営 永崎)
ジェンダーギャップに関する取り組み
- 代表直下の女性活躍推進プロジェクト「L-CAREER」
- 新メンバー向け研修に生理症状に関する内容を追加
- 管理職向けにWomen Willトレーニング導入
その他、女性の働き方に関する制度に関してはこちらをご覧ください。
L-CAREERでは女性管理職比率を30%にする為のアクションプランを計画しています。現在「女性リーダー育成プログラム」を構想しており、実現のために外部講師による研修、女性責任者メンバーと協力したキャリア研修を実施したいと考えています。(L-CAREERメンバー 黒沼)
多文化共生に関する取り組み
- 社内コミュニティ「English Cafe」
英語学習機会の提供や異文化理解促進を目的としたコミュニティです。インド支社のメンバーとオンライン会議をつなぎ、日本側メンバーとの交流する場を作っています。 - ビザサポート
- 日本語が母語でない人たちの悩み相談実施
今後はサポート体制をもっと強化していきたいと思っています。制度・仕組みとして外国人メンバーへの接し方の研修はやっていきたいと思いますし、就労サポートについても外国人就労支援士取得者を増やしたい(現在は社内で1名)です。
また、外国人メンバーが活躍できる仕事も増やしていきたいです。現在AGの外国人メンバーは、エンジニアか、日本語N1レベルの営業マンのみ。部署や案件次第ではありますが、マーケや語学を活かせるプロジェクトを増やし、キャリアUPのGoodcaseを作っていきたいと思っています。(English Cafe運営 石井)
育児・介護に関する取り組み
- 育休・産休
男性の育休も取得可能です(実績あり) - 介護休暇・看護休暇
- 時短・リモート勤務・就業時間調整可能
今後、管理職メンバーは産休や育休について相談を受けることも増えると思います。メンバーから相談を受けた際に正しく制度について説明できるよう、育休の制度や取得~復職までの流れなど、研修等行っていきたいと思います。
最近では、育休から復帰するメンバーも増えてきました。これから育休取得する社員や復職する社員に対して、様々なキャリア形成の形を伝えていきたいです。 (管理部責任者 二宮)
今後もより良い職場環境を目指し、取り組みを続けていきます!